大河の一滴

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大河の一滴:おしながき

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(8142)トーホー/東証PR/卸売/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

トーホーとその他

株価

3240円(人々は、谷をおりて何もなかったので戻した高度を一気にもどしてきた。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2020/3/13と2024/4/12比較で、よりROEをあげていてかつ低PERになっているもの(対象716銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。コロナTOPIX最安値時よりROEあがってるのにPER低くなってるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年04月12日取得。トーホー。業務用食品卸売比較に同業っぽい。ゲストに語感が似てる東宝


売上規模のわりに時価総額が抜けてる東宝というか食品卸軍団がだらしないところがありそうというか食品卸という事業モデルがこんなもん感ありますが。



各企業の数字とそれをみての所感

コード 8142 8006 9996 9602
企業名 トーホー ユアサ・フナショク サトー商会 東宝
市場/業種 東証PR/卸売 東証ST/卸売 東証ST/卸売 東証PR/情報通信
時価総額(億) 356.79 167.26 175 9128.72
株価 3240 3415 1912 4895
決算期 2025/01予 2024/03予 2024/03予 2024/02予
予想売上(億) 2460.0 1250.0 476.0 2700.0
予想営業利益(億)/利益率 73/2.97% 17/1.36% 14.8/3.11% 500/18.52%
長期平均営業利益率/年 1.26%/17年 1.36%/17年 2.6%/17年 15.55%/16年
売上成長率(年複利/期間) 2.3%/17年 0.6%/17年 0.1%/17年 1.7%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 9.8%/17年 8%/17年 1.9%/17年 10.5%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 2.2%/16年 2.8%/16年 2.9%/16年 4.6%/15年
長期営業CF(億)/年 549.91/17年 284.56/17年 191.18/17年 284.56/16年
長期投資CF(億)/年 -229.41/17年 -35.41/17年 -100.93/17年 -3020.62/16年
長期平均FCF(億/年)/年 18.85/17年 14.66/17年 5.31/17年 153.75/16年
PER 8.71 5.9 13.51 23.74
PBR 1.28 0.42 0.64 1.95
ROE 14.7% 7.1% 4.7% 8.2%
平均ROE/年 4.01%/17年 4.55%/17年 4.41%/17年 7.48%/16年
ROA 4.5% 4.5% 3.5% 6.7%
配当利回り(%) 3.4 2.93 2.09 1.23
配当性向 29.6% 17.3% 28.3% 29.1%
総資産(億) 882.97 579.37 333.46 5340.97
自己資本比率(%) 30.8 57.1 72.9 76.6
メモ 後退から良化? 停滞蓄財 停滞蓄財 びあげ
トーホー(8142)

業績

セグメント。

(銘柄スカウターから)

ディストリビューター/業務用食品卸売(業務用食材、プライベートブランド「スマイルシェフ」「toho coffee」、業務用青果)
キャッシュアンドキャリー/業務用食品現金卸売店舗(プロの食材の店舗「A-プライス」「ニッショク」「こまつや」「せんどば」、業務用食材卸売)
・フードソリューション(グループ内へのシェアードサービス、品質管理サービス、業務支援システム、店舗内装設計・施工)

だそうですが、上のふたつは卸で事業性が近いとなりそうで、ソリューションは比率が低く、スーパーはバローに売ったようです。

ということでだいたい食品卸。

 

食品商社でフィルタ。

5年売上成長、利益率、PBR、ROAROAソート。

Mマートと神戸物産はモデルが違うか化け物なので、それ以外はROA5%程度以下で団子となりそうで商社は商品仕入れて転売するだけであまり差がつきにくいとなりそう。赤字自体もすくないとより出ても大きな赤字になりに行くいもの。5年だとコロナ挟みますし、この中に打撃を受けた飲食向けの卸もいますけど底堅さもありでこんなもんで全体的に差がつきにくく底堅く安定的に薄利感あります。

その中でトーホーは比較的ROAなどがマシでちょい優秀かもしれない。その分PBRで評価されているところもありそうですが。

(銘柄スカウターから)

 

 

ということで、ざっくり定量的な実績確認と目先の堅調さをみてバリュエーションを踏まえて判断でしょうか。

業績。

売上成長で2.3%/17年で微妙に伸びてる所あるけど、停滞に近いとみてたほうが。そのなかでコロナ後は利益率などあがって好調ですね。

ROEでなどもあがってますね。

とはいえBPS成長率とると2.2%/16年でしぶい推移。も、近年は一度減って回復早いですね。

2021は赤字ですね。「新型コロナウイルス感染症の拡大による影響は大きく」でコロナ影響。以後となりそうだけど特別損失を結構切ってますね。

感覚的には以後業績は改善するケースが多いとは。やはりわるい部分にメスを入れる のは効果があるみたいなところはありそうです。

それで販管費がちょい改善でしょうか。原価率もすこし。もとが営業利益率2%とかなので1%改善すると大きく利益がのびるのは卸みたいな利益率低いやつにはありがち。

 

1月で、通期。

決算説明資料 | 株式会社トーホー

上記みたいなのもあるかもだけど、環境もインバウンド経由の外食経由で好調。

それでやはりインバウンド恩恵がありそうですねと増収計画。

計画は近年上ぶれ多めですが過去は下振れも多くさて。

あとは中期計画。PBRとかROEとか資本コストとか気にしてる。

目先の業績は環境に助けられてる疑義もあるけど、会社も手を売っててこれが一時でない可能性も考えられます。このへんの資料とかわりとしっかりしてる会社の姿勢も。

決算資料でも目を通してくださいませ。

財務

資産横ばいに近いから純資産増。

(IRBankから)

前期末総資産882億で有形固定256億は、2021年まで維持だったのが以降減ってますね。土地などもへっててこの辺はリストラだしスーパー譲渡も影響ありとなりそう。

流動455億手形192億棚卸資産129億、長期に棚卸資産は伸び気味です。

その他退職金60億とかがおおめ

ざっくりと有形固定資産をへらして流動を増やしてる方向性はあり、より卸っぽい資産構成になってきてるはありますね。

負債607億。有利子214億の手形類280億でだいたい。

財務自体はよくないけど問題があるというほどでもないというか実際目先改善方向だしいいのではないか。

 

 

CF

 

営業CFだいたいでてて2018がよわいくらい。

で2024跳ねてますね。仕入債務の影響もあるけどこれは一段上がった感も。それで多くが財務に回り債務返済と増配に回った感じですね。

2021年は無配。去年ですが「事業活動を安定的に継続する上で維持すべき適正な資本構成を勘案し、ROEを向上させる方向で決定したいと考えております。
具体的配当方針は、ネットDEレシオ(純有利子負債/純資産)が0.7~0.9倍程度を現状での適正な資本構成と考え、ネットDEレシオがその範囲で推移する状況において、当面配当性向40%程度を維持したいと考えて」とはいってて、まずROEを向上させることを前提にそれに付帯し還元を決めるのは個人的には好感するところ。

 

ユアサ・フナショク(8006)

業績

業績は横ばいにちかいというか横ばい。売上よこばいで薄利ですね。目先は売上ちょっとあげてる。ここは外食よりは家庭用でスーパー向けですかね。

 

BPSとか。右肩なようで 2.8%/16年程度で低成長。ROEも平均撮れば5%切って低ROEな部類ですが、やはり目先は好調なところありますね。

目先3Qで、増収で結構増益。

ただ食品は「物価高騰による消費者の節約志向が継続するなか、価格競争の激化、物流コストの上昇等、依然として厳しい事業環境」で増収もむしろ減益。

増益はホテルとか不動産とか比率としては2%ほどのものが貢献というかたちで、本業?の食品の薄利さと売れても利益はとれない競争優位性の低さを際立たせる気も。

 

 

 

財務

長期に蓄財。財務も有利子負債だいたい返して悪くもないんじゃないかな。

(IRBankから)

まあでも、 BPS2.8%/16年くらいの範囲内の話。

堅実に貯金して借金も返しましたくらいですね。薄利な事業の中で頑張りましたねという感想。

 

CF

 

 

FCFは安定的で現金も積んでますね。

つつましく堅実。いいことです。還元は利益並っぽい。

サトー商会(9996)

業績

仙台地盤の業務用食品専門商社。東北地方・北関東で卸売業(調理冷食を中心に菓子・給食・外食等の業務用食材の販売)、東北5県で小売業(調理冷食を中心に業務用食品の販売「食品直売センター」)を展開。

だそうですが小売よりは卸中心。セグメント。まあ小売と卸の事業性は近いので利益率とかは近いケースも多くですが。

(銘柄スカウターから)

 

業績横ばいから後退して目先加速は今回みなそれ系ですね。

その中でトーホーがやはり内容いいようには思えますが。

VPS成長では 2.9%/16年で、ユアサとそんなに違いなさそう。右肩にはなりそうですが。やっぱり低ROEだなとは。

目先3Qで増収増益。

卸売で「インバウンド需要の増加や年末年始の帰省など外出機会の増加による人流の回復、4年ぶりに各種イベントが開催されたこともあり特に外食業種が大きく伸張し、すべての業種で前年売上高を上回り好調に推移」

小売でも「主要顧客である中小飲食店やイベント業者も回復して」でインフレで警戒とかもありそうですが総合してよい状況となりそう。

この辺は、ユアサよりマシなくらうには。

 

 

財務

財務良さそうですね。

(IRBankから)

中身見ない。財務よくて地味に蓄財してる以上の情報も読み取れないのではないかと思うので。

 

CF

 

 

現金あるけど、そのわりにCFの規模が弱いは卸あるある。長期平均FCFとると 5.31/17年でこれは時価総額165億とするとやはりCF弱めかなあとは。一応配当よりはCFあり財務もありで現金も積んでるので、わりと増配余力とかはある気もしますが。

配当自体はそこそこ低い配当性向で一本調子。自社株買いはしてますね。

日足週足月足の値動き判断

月足でさげてあげ
週足であげ
日足でもみあい
確認。

評価・売買判断

トーホー(8142)

テクニカル的には、年足。延々レンジで株高はしては落ちのくりかえし。

そのなかで2011-2017で上昇で2017-2022で下落から以降は上昇ですが。わりと過去のレンジ上限まできててこのへんどうみるかですすが現状月足レベルで上昇は上昇。

も、年足もそうですが月足でも急騰感あるのところで週足でみると2464とかが良い基準になりそうで日足なら2613とかでここらをみながら3270、3285、3980あたりをこえていけるか?を測る感じで。


ファンダ的には、食品卸。目先はコロナで悪いところを切ったからかインバウンドなどでの環境がいいからか業績的に過去より一段上に来てる印象は。

目先業績水準はなかなか良さそうで環境にも助けられているようにもみえますが資本コストなどを意識してのスーパー売却などのリストラが故ともみれて、同業でもわりと優秀なところも見受けられて、実際優秀かもしれないなとは決算資料などから。

ただやっぱりさがつきにくい食品卸で業界でわりと団子なので、そのへんからもその差をどうみるかでしょうか。

評価。

PER9のPBR1.3ほど。わりと高ROEにでてるのでなにげに低PERで絶対的に10切りの水準だしトーホーとしても実はかなり低い水準。一方でPBRではなかなか高い水準トーホーとしても高め。

ということで、わりと業績次第というかでてる今の業績水準を維持できるかもっとあげられるか?が焦点になりそうだなと。今の業績水準が会社が手繰り寄せた実力か環境に助けられた一時のものか?さてどうなのでしょう。ってところですがそのへんを踏まえて。

一時だ。環境がわるくなれば元も黙阿弥とするのはちょっと勿体ないとはかんじますが。

 

 

ユアサ・フナショク(8006)

食品卸。たぶんスーパー向け。長期に安定的に堅実とはいえるけど、地味にBPSを増やしてるくらいでいかにも停滞蓄財でそれでいうほど蓄財力もも高くもないくらいか。

目先は好調っぽいも主力の食料がコスト増でむしろ減益で好環境もあまり強さをかんじなく、総合してやっぱり停滞蓄財で現状維持の中慎ましく蓄財してる企業くらいの印象をうける。

評価、

PER6のPBR0.4ほど。低PBRで低評価。やむなしという感じというか安定的に低収益はもっとも評価されない種のものとなりそうで、安定してさえないものがさえないものですと評価されてる状況にみえる。これでPBR0.35がPBR0.4ちょいになる感じで株高もしてて過去にはPBR0.7くらいはあるのであるいはこんなのでも戦い様もあるかもとは。いちおう全体で高ROEにもでてますし。

 

 

サトー商会(9996)

長期に停滞蓄財な食品卸(とスーパー)、近年はわりと好調。やはり環境がいいようには。

財務は健全でCFも余裕はないけけど、還元位はこなせそう。

総合していかにもよくある専門卸感は。

だから目先は好調。

評価。

PER13のPBR0.6。順調なのを踏まえてそれっぽい位置だなという印象。PBRでいうと0.4-07くらいのレンジで、好調でそのレンジ内で上の方来てるでいかにもフェアバリューというか、ROEが以前の水準戻るとまたPBRも戻りそうとなるところで、こんなのでも今後の業績次第だよなとは。いちおう目先好調なのですぐさがる感じでもないようにはみえますが。あと優待あります東北のお米もらえるようです。

 

 

東宝(9602)

映画製作・配給会社、国内最大手。

映画の制作配給とTOHOシネマズの運営と不動産のわりと伝統企業っぽい本業と不動産の組み合わせに演劇もすこし。

セグメント。

(銘柄スカウターから)

 

ぶれもあるけど長期に赤字もなく安定的。近年伸びてなくもないけど長期にせいちょうしてるかというと2002-2014とか足踏みに近くどうでしょうかと。基本停滞と見てたほうが。    BPSで4.6%/15年くらいはでるので蓄財ではありますね。逆を言えば知名度もありシェアも実際あり安定的ではあるので、安くなるときがあるのなら拾うのも。

そのなかで目先PER23のPBR2ほどは上も下もあるフェアバリュー水準って感じでしょうか。

ROEなどもあるけど下はPBR1切りとかもあるので、安いとみるのはどうでしょうね。

ちなみに今のROE水準ならPBR1.6くらいが低いくらいになりそう。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

すっとなんかあるわけでもなし。まあ決算期入りかけてますが。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

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