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株価とはなんですか?

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以下みたいなツイートをしまして

 

 

ここが起点ですかね。このyamaさんのツイートを見て振りかえったのような。

 

この手の記事は過去から色々書いてますが、改めてまとめてみるという企画の記事。

まあ繰り返しっぽくなりますが不定期に知識を整理確認するのも有益でしょうと。それに過去の記事とかあまりみられないと思うし。

 

このカテゴリーみるといろいろ記事があります。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

以下とかは自分の中でコアなやつかもしれません。例えばだけど。

kamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

株価とはなんでしょう?

株式投資をするもの・・まあインデックス投資でしたらそんなに考える必要もないかもだけど・・特に個別株投資をする場合は、この株価とはなんぞ?という質問に答えられるべきだと思っています。

というか答えられないのであるならきっとその人の投資は危うい。

 

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

株式投資において最大の基準は株価と言えます。というと自分の意図を誤って取られかねないと思うので補足すると、配当狙いであるなら配当利回りを無視して一株配当100円より200円の方を選ぶか?というと多分ありえない。配当利回りを出してその利回りを高い方を検討するはずです。そして配当利回りを出すためには一株配当の他に株価が必要です。

企業純利益も単純に純利益の大小をみるではなくきっと株価や時価総額も踏まえてPERをみるはずです。同様に純資産ならPBR。何を見るかはわかりませんが株価そして全体企業全体の株価ともいえる時価総額はほかのあらゆる投資判断につながるものより多く使われる投資判断基準でありましょう。その意味で最大の基準です。

ときには他のものすべてを無視して株価のみで投資判断されるのも比較的メジャーです。つまり株価推移を追うテクニカルですね。

 

このように株価とは株式投資においてほとんどの人が避けては通れない最大の投資判断基準なわけです。

 

このとき株価とはなにか?という問いに答えられない。あるいは答えがないってのは、株式投資の最大の投資基準について考えがない。答えがないということになります。

いや、投資で不利に働くんじゃない?

 

問いましょう。

 

株価とはなんですか?

 

と言いましたがこれには答えがありません。

はしごを外すようなことを言いますが・・まあでも答えはあるというか・・正確には1+1は?という問いの答えは2であるとか、東京都の隣県は?という問いの答えが千葉県とか(神奈川県でも正解でしょう)みたいな正答がありません。

 

株価とはなにか?という問いに正答はない。

あるのはあなたの答えです。

 

そしてあなたが株式投資をするのであるなら・・インデックスなら細けえことはいいんだよと自動積み立てでもしてればいいやもですが・・そうでもなくいろんな投資判断をしつつ投資と付き合っていくのであるのなら。

 

あなたはあなたの答えである株価とはなにか?という問いに答えられないといけません。

いや、ほんとに。

 

だからその株価はなにか?というのがあなたの投資判断の軸になり投資の基準になるので。

これがないとあなたの投資には基準がないということになるので。

 

株価とはなんですか?

 

とはいえこの株価とはなにか?というのはいくつかの流儀があります。

まずはだいたい以下で分かれそうです。

 

・価値と価格はイコールである。

・価値と価格は別である。

 

価値と株価がイコールであるとするなら株価とは価値になります(当たり前)。

価値と価格がイコールとするならそれ同時に割安割高の否定になります。価値など測る必要はありません。株価が価値なのですから。そのあと市場を出し抜くことなんてできないとなるとインデックス投資になるし、努力次第で出し抜けるとなると株価=価値はどのように変化するのだろう?という研究・・テクニカルに入っていくわけです。

このへんが株価がなにか?という答えがないと手法が構築できないと言った意図です。

 

 

で、価値と株価は別であるとなったときには至極当然の疑問が出てきます。

 

価値とはなんぞや?

 

そしてその答えが手法を決定します。価値というものを測って、それより株価が安いときに買って、高くなったら売るというものになるはずです。

 

 

自分としてはこの価値を測ることをもってファンダメンタルズと称したい気分ではあるけど野菜さんとかもっと広めに言ってるので、直訳でバリュー(価値)としましょうか。

ファンダメンタルズ|証券用語解説集|野村證券

 

となると、価値と株価は違うものとしてそして価値を測ることを投資基準とするのはバリュー投資となりそうです。

そしてそうみなすとバリュー投資の主な判断基準で特にメジャーなのは以下の3つとなりそうです。

 

・資産を価値とする資産バリュー

・収益(利益・業績)を価値とする収益バリュー

・企業成長やEPSなどの成長を価値とする成長バリュー

 

これらで資産を持ってる割には株価が安い、利益の割には株価が高い、成長からすると株価はまだ上がっても不思議じゃないとかの判断をしていくことになり、これまた株価とはなんぞや?という答え、価値とはなんぞやという答えが手法を絞り見るべき測るべきものを定めていくわけです。

 

だからあなたは株価とはなにか?に答えられないといけない。

答えられなくてもいいけどそしたらたぶん投資は損する

 

もちろんこれらはあなたの答えに過ぎません

あなたにはあなたの答えがありそれをもってあなたの投資をやるべきだけど、同時に市場には他に参加者がいてその参加者の答えでその人の投資も行われているわけです。

それこそ上記に挙げた流儀の他の流儀がいろいろ。

 

テクニカルもそうだけど、かもめはあまりその辺は得意じゃないけど、上のバリューでも違う流儀の人が違う視点で価値と株価を測っている・・というのは把握してもいいと思うというかバリュー投資・・といいますがそれで大きな利益あるいは損失がでるのはこの流儀の異動のタイミングであろうと思うところです。

 

というのも資産と収益と成長では基準が大きく違うので、この基準の異動が起こると見込まれる価値が大きく変動するわけです。見る人の基準がかわるというか違う基準で見る人にかわるというか。

この基準点の異動(例えば資産基準→収益基準、収益基準→成長基準)が高い株価ボラティリティを生み、投資で大きく利益を出す、あるいは致命的に損をするのはここの異動に付き合った場合が多いとは言えます。

例題の上のメドピアは、成長のこの基準が大きく変動したからあるいは成長バリュー→収益バリューの基準異動が起きたともみなせるかもしれません。

 

なので自分の答えをしっかり持つと同時にまわりにはどういう答えをもってどういう投資をしている人たちがいるのか?を知って、被害を防ぐあるいは利用できるとより投資は成果が期待できるかもしれません。

 

これは価値と株価を測るバリューの中での話で、それ以外にも株価とはなにか?に別の回答をだす他の市場参加者たちがいます。たぶん無限の。

まあでもあまりマニアックな勢力の人たちに気をつけても影響力があまりないので、やっぱりメジャーなものを知っておくのがいいと思うんですよね。

自分のものはしっかり持ちつつね。

 

まわりの人は株価をなんだと考えてそうですか?

 

以上です

あなたが株価とはなにか?にどんな答えを与えるべきかはわかりません。

このブログの過去記事気になったものでも読んだりしながらあなたのそれを考えてもらうならかもめとしては嬉しいです。

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他のカテゴリにもヒントはあるかもしれないけど、もちろんヒントはこのブログの外の方が多いでしょう。

 

この株価とはなにか?というものの答えは株式投資の地盤ともなるものかと思います。

答えをすでに固めた人でも改めて問い直してみるのもいいかもしれませんね。

なにせ、考え方の道筋となる手法の地盤となる各々が考えもつべき答えなのですから。

 

株価とはなんですか?

 

 

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