投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
SUBARUとその他
株価
2906円(人々は、大きな仕事を終えて休んだあとまた動き出してきてる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7270 | 7201 | 7211 | 6276 |
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企業名 | SUBARU | 日産自動車 | 三菱自動車工業 | シリウスビジョン |
市場/業種 | 東証PR/輸送用機器 | 東証PR/輸送用機器 | 東証PR/輸送用機器 | 東証ST/電気機器 |
時価総額(億) | 22352.25 | 27869.38 | 9707.7 | 19.69 |
株価 | 2906 | 660.3 | 651.4 | 344 |
決算期 | 2024/03予 I | 2024/03予 | 2024/03予 | 2023/12予 |
予想売上(億) | 42000.0 | 126000.0 | 27800.0 | 23.0 |
予想営業利益(億)/利益率 | 3000/7.14% | 5500/4.37% | 1700/6.12% | 0.2/0.87% |
長期平均営業利益率/年 | 7.83%/17年 | 4.27%/17年 | 3.47%/17年 | 1.46%/17年 |
売上成長率(年複利/期間) | 6.3%/17年 | 1.1%/17年 | 1.4%/17年 | -2.3%/17年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 11.7%/17年 | -1.8%/17年 | 16%/17年 | -3.2%/17年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 9.4%/16年 | 1.8%/16年 | 6.2%/16年 | -3.2%/16年 |
長期営業CF(億)/年 | 40828.48/17年 | 169901.34/17年 | 18273.58/17年 | 169901.34/17年 |
長期投資CF(億)/年 | -22444.65/17年 | -136879.31/17年 | -12279.13/17年 | -1.13/17年 |
長期平均FCF(億/年)/年 | 1081.4/17年 | 1942.47/17年 | 352.61/17年 | 0.27/17年 |
PER | 10.57 | 7.61 | 8.81 | 31.65 |
PBR | 1 | 0.47 | 1.12 | 0.6 |
ROE | 9.5% | 6.2% | 12.7% | 1.9% |
平均ROE/年 | 13.41%/17年 | 6.16%/17年 | 6.35%/17年 | -0.32%/17年 |
ROA | 5.3% | 1.9% | 5.0% | 1.6% |
配当利回り(%) | 2.62 | 2.27 | 1.54 | 2.91 |
配当性向 | 27.6% | 17.3% | 13.5% | 92.0% |
総資産(億) | 39441.50 | 175985.81 | 22015.24 | 31.12 |
自己資本比率(%) | 53.3 | 29.2 | 36.4 | 83.6 |
メモ | いちおあげ | 復活? | 復活? | 衰退? |
今週は比較。2023/9/22のKABU+データでトリガー(専門用語)を満たしているもの(508銘柄)を9/28のKABU+データにかけ年初来高値圏10%内にあるもの(241銘柄)から、気になったものをチョイスして比較します。株高しているのに十分安いとできる(トリガー)位置にあるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年09月29日取得。SUBARU。スバルはスバル。比較に調子悪そうだった自動車屋。ゲストに昴の星仲間でシリウスのシリウスビジョン。
SUBARU(7270)
業績
スバルとしか。もちろん自動車メーカー。富士重工業。
ここみてるとわりと独自路線を貫いている感。
【2023】国産自動車メーカーの特徴!エンジン性能や燃費性能に違いは
「まず、水平対向エンジン。
このエンジンはスバルとポルシェしか製造していませんし、大衆車に搭載しているのはスバルのみです。モタースポーツのラリーに深く精通していたこともあり代表的な車は、レガシーやインプレッサでラリーで培った4WDの技術が市販車にもフィードバックされている点もスバルの特徴でしょう。
スバルの独自性は現在のラインナップでも分かりますが他メーカーが燃費性能を追求する中、安全性能に特化したラインナップになっています。」
会社も安全推し。
SUBARUの特長とは? | 株式会社SUBARU(スバル)
業績の前に大手自動車メーカー比較PBR順。いちおうトヨタ比較でより高ROEROAがより低PBRだとはなりますね。
(銘柄スカウターから)
業績。2013-2016あたりに躍進から2022まだ足踏みか後退でまた復帰してきてる感。
売上は目先でてますが2016年あたり利益率が高く営業利益は越えられてません。
赤字はリーマンあたりにありますが、1999年からみてその辺だけ。1999-2012までは横ばい感強め。
で、2013から2016年あたりはどんどんのびてROE20%超えが続きBPSぐいぐいも、以降は落ちてますが、目先は回復で10%弱まで。
総じて2016年頃は勢いあったけど以降はそれほどでもないけど普通に稼げてるくらいでしょうか。BPS成長取るなら9.4%/16年。たぶんこれよりは低い水準で見てたほうがストレスないかも。
もっとも好調っぽい2016「当社の重点市場であります北米市場が前期に引き続き世界販売を牽引」で米国が順調で原価率がかなり低く出てます。
(IRBankから)
2017「自動車売上台数の増加や原価低減の進捗などがあったものの、エアバッ
グインフレータに起因する品質関連費用および米国の金利上昇に伴う販売費を中心とした諸経費等の増加、為替変動の影響、試験研究費の増加」で減益。
以降は利益は後退でやはり2016あたりまではいろいろうまく行き過ぎた感は。
それでぐっと増収した2023「自動車売上台数の増加、価格政策および売上構成の改善ならびに為替変動による増収効果~米国の自動車全体需要は前年並みの約1,420万台となりました。また、国内の自動車全体需要は約435万台と前連結会計年度を約4%上回る結果となりました。
このような事業環境のなか、半導体の供給不足などによる生産制約が年間を通じてあったものの、柔軟に生産計画を調整するなど影響の最小化に努めたことにより、当連結会計年度における生産台数は前連結会計年度に比べ14.7万台(20.3%)の増加」
企業努力・・なところはあるとはおもいますが、下記の日産も三菱もというか軒並み同業伸びてて現環境がそういう感じなんだなというところはありそうです。大幅増益ですが、これは前期が渋かったので利益水準としては2016あたりには及んでないです。
今期はかなり増収増益。「半導体の供給不足などによる生産制約の影響は依然として残るものの、当第1四半期連結累計期間の国内の生産台数は15.9万台と前年同期比2.4万台(17.9%)の増加、海外の生産台数は8.4万台と前年同期比1.3万台(19.1%)の増加となりました。以上の結果、国内と海外の生産台数の合計は、24.3万台と前年同期比3.8万台(18.3%)の増加」
半導体などの供給制約はありそうも、需要は豊富そうな感じというか、他社もみてやはりそういうかんじなのでしょうと。
と、好調ですが、利益はそれでも2016水準には及ばないですが。
財務
有利子負債ないですね。
(IRBankから)
総資産前期で4兆ほど。2019年以降IFRSに代わってるのでずれがあるかもだけど、前期で有形固定は8600兆。ほど2020まで増えてますね。その辺で増収しながら投資を進めてるときがやはり利益が上ブレしがちと。それで2020以降はさほど投資が進んでないので増収もあまり生産設備は逼迫してないつまり設備稼働率があまり高くないので利益はほどほど・・とはみれるかもしれない。いや、間違ってるかもしれないけど。
流動は普通に増えてて2.4兆。現金一兆。負債まとめて1.8兆。目立つのが営業債務3700億とかでやはり有利子負債とかなさそうで、これは設備投資が必要な製造業としてはかなり健全と言えそうです。
CF
だいたい営業CFでて、FCFも同様ですね。
設備投資もしながら現金積んできてますね。
ただ還元は利益並みで減配も。還元より蓄財を優先するタイプ。前期で自社株買いは入りましたのであるいは方針転換かも。今期も自社株買いしてるし。一応時価総額2.2兆で有利子負債もないものが現金1兆近く持ってますね。
(銘柄スカウターから)
日産自動車(7201)
業績
日産。日産としか。
まだ会長とのゴタゴタは解決してないようです。
【速報】カルロス・ゴーン被告がレバノンで日産などに10億ドルの損害賠償訴訟
2023年6月のニュースなのでまだどう転ぶか。
ゴーン事件。2018年から発覚。
そのころから会社を私物化してただの悪い噂もわんさかでて結局ゴーンさんは優秀だったのか否かわからなくなった感。
というのはあるんですけど、一時どんどん減収に赤字まででてきて、一連の不祥事から業績崩れどうなるものか・・ってなってたのがなんか回復してますね。
計画の売上12.6兆の利益5500億の通りに行くなら、結果として売上で最高更新で営業利益は最高でもないけど、ゴーン不祥事越えて結局、業績は元の近いところに収まったという。まあ環境所以のところはありそうですけど。
BPSやROEなど。ROEは前後で低く出てますね。油断できないというか目先のROE5%切は低ROEの部類ですけど今期計画どおり決着ならもうちょっと上でいうほど低ROEでもなく、そして一連の不祥事で結局会社の業績も財務もさほど傷まなかったとみれて評価を踏まえれば・・みたいな見方も。
まあ上記ゴーンさんのとの問題が未解決だし、目先はスバル同様、会社がというより会社所以の
財務
前後であまり変化がみられない。全体としてはね。
(IRBankから)
前期で有形固定は4.3兆。2020年で落ちてるけど、そもずっと有形固定増やしてる感じでもなく。
流動11.3兆で2017以降一定感。現金増えてますね。1.8兆。これは2016年0.7兆なので、結構増えてますし、ゴーンさんが1500億とってもへっちゃらですね。
CF
営業CFは通じて出てますね。2013-2018(つまりゴーン期間)は、投資がかさむ形でFCFマイナスが、とくに2020年以降は投資減らす感じでFCFプラス。
結果としてFCFでてますが、投資減らす形でのFCFプラスをどうみるか。
配当は利益なみ。無配もしてます。結果としてゴーン去って還元は渋いですね。
もあり現金が積まれてますね。目先現金2兆あるのが時価総額2.8兆ですが有利子負債が7兆近くでさすがに大型還元はどうでしょうね。
三菱自動車工業(7211)
業績
これもなんか復活してるね組。
不祥事はなにげにはるか昔。
2000-2005年くらいでしょうか。それで販売店減らしまくって三菱グループからも外されたイメージですが、
さすがに2005あたりからは減収ですが、なんだかんだで利益は普通に出てる感。
(株探から)
あと日産にも買われて三菱グループ外されたイメージでしたが、三菱グループページにあるし、大株主にも商事とか重工とか銀行いますね。
という感じでまた業績。2003年あたりから減ってるけど、目先は増収。利益率も高めにでてますね。2023はなにげに過去最高益っぽいですね。
BPSなど。これはわりと乱高下してますが、目先は過去最高に準じる水準に。
1Qで順調。大きく増収増益。この辺全部そうですね。
比較なので軽く。
財務
総資産は伸びてるけど純資産増減でBPSも揺れてますね。
(IRBankから)
有形固定くらいみると4500億前後でずっと推移。生産能力という意味では横ばいと見ていんじゃないかな。業績もおおよそ横ばいの範囲だし自然ちゃあ自然。
流動はずっと増えてて1.5兆くらい。
有利子負債<現金くらい成立で意外に財務悪くない。
親の日産よりいいくらい。
CF
営業CFが赤字混じり。ここはちょっと怪しい部分。ではあるが、投資して長期FCF平均352.61/17年でプラスはプラス。でもPCFRにするとたいしたことなくてやっぱり工程資産投資が必要な製造業・・って感じですけど。
配当しぶいので現金積んでる。
日足週足月足の値動き判断
月足であげてさげて、ちょいあげ
週足でよこよこからあげ
日足であげ
確認。
評価・売買判断
SUBARU(7270)
テクニカル的には、年足貼りますか。わりと極端な推移。
2013-2015で躍進でおおよそ600前後から5000くらいまで。以降2020コロナまで1671.5とかまで下げてよこよこ、2022年に1664.5つけて以降は上昇みたいなかんじになってますね。特に2023からは順調なかんじ。2022年2684はコロナ以降高値でそこは後退も再び破り上昇なのでわりと強い推移なようには。なところで、この強さに乗るは一つの選択かとは。
2023年安値1938.5が基準になりそうですがもうかなり遠いので7月日足安値2431とかを見ながら上昇トレンドについていく感じでしょうか、
ファンダ的には、独自色も強そうな自動車メーカー。2012年くらいまでは足踏み感強めも以降は伸びてきている。2016年あたりまで非常に好調も以降は足踏みに近く来てたかがここにきて一気に売れてきてる感。半導体の供給不足もありまだ需要が旺盛な感じは。とはいえスバルがというより自動車業界全体の傾向な印象は。よって業界の調子が落ちるとどうか。というのはあるけど目先まで結構好調。2016年あたりには及ばないですが。
財務はかなり健全。設備投資が必要な製造業としてはかなりの健全性をもってるようには。CFも投資しながらだいたいFCFでて現金積んでる。還元は利益並み。
本来は財務などに表れるようにかなり堅実なスタイルのようには。堅実に財務もコントロールし赤字も基本出さない姿勢には思えるところで、その中で業界ごと目先好調とは。
評価。
PER10のPBR1。PERでどちらかと言えば低いくらい・・ですが利益も上下しそうでPBRでみると、PBR1程度は上も下もですが、どちらかと言えば下より暗いでしょうか。0.7くらいはありますけど、堅実で利益出してBPS積んでくる姿勢もある中で、目先業界ごと好調もあまり好調を折り込みきれてない感もありそうで、好調見る限り付き合うのも悪くないとは。すぐに好調が途切れると下もありそうですが、どういうリスクを取るかですかね。
日産自動車(7201)
ゴーンのごたごたで、業績も落ちてどうなのか・・ってところがありましたが、地力か環境の力か、結局業績も財務もCFも回復しておおよそ、財務諸表的に影響が残ってないようには。まあROEがちょっと低いのと、投資が軽くなる形でCFがよくなってるのをどうみるか・・のとゴーンさんとかからの爆弾もあるっちゃああるかもしれないくらい。目先は好調ですね。
評価。
PER7.5のPBR0.5。目先のROEなどみるに、製造業としてありだけど低めの評価かなとは思ったりしますが、歴史的にはもうちょっと高いROEが多いし、目先も回復傾向なので日の目も見そうというか、目先のPBR0.5くらいは日産として歴史的低PBRはそうです。みるにこの低い評価に見合うほど財務諸表的状態劣化は見られないかな・・とは感じますね。いや、なにか爆弾来るかもしれないけど。ゴタゴタしてるし。
三菱自動車工業(7211)
不祥事は過去。日産に買われたり凋落した印象もなんだかんだいいながら業績は結構安定で、財務もそんなに悪くなく、目先は環境要因も強そうだけど、最高益もだして、トータルで堅調かなとは。BPSの乱高下とかは見えなかった。
CFの弱さとかそれに伴う?還元の弱さとかはあるかもでそもそも成長してる感じもなくいいとこと停滞蓄財が調子いいくらいだとは思うけど、調子は良さそうで財務諸表的には大きな問題もなさそうで、つまり大した問題がないのが調子いい。
評価。
PER9のPBR1.1ほど。大した問題がないのが調子いいではあるけど、同様に調子いいトヨタと近辺のPBRであったりするし、もっとPBR低めのホンダも普通に好調なので、あえてここを選ぶ理由があるかと言うとどうだろう。
業種全体で好調で目先は見直されの雰囲気あるので、あえて個々というよりは業界を選ぶというスタンスで同業まとめてバルク買いとかになるんだろうなと言う感じは。その中で爆弾ありそうだけどより低PBRの日産を重くしたり切ったりとかではないかとは。
詳しくてなにか三菱に迫る固有のいいこととかあればここを選んでもいいかもだけど。
シリウスビジョン(6276)
画像検査ソフトメーカー、(旧)ナビタス。
画像を検査して修正するソフトを作ってるみたい。
スゴイ・・とも思わないけどニーズあるのか?って思ってみると以下くらいはあるようです。横ばいから近年ぐっと売上落ちて赤字も散発。
資産貼りますか。業績落としながら資産減ってるけど自己資本比率は高いやつ。
中見ると流動も固定資産も減ってて、現金も手形も減る中で土地とか減ってて、業績渋いなか、手持ち財産売ってる局面で、手持ちの服をメルカリで売ってしのいでる失業者感あります。借金はないといってもさすがに渋いのではないか。営業CFも赤みたいだし。
その中で2Qで増収増益。失業から就職できたんですかね?感もないわけじゃないけど、過去からみるとまだまだ落ちぶれの水準。
厳しいのではないか。って感じだけどそれでも時価総額19億が現金10億とか持ってるので後先考えない還元などエスパーできたら拾ってみるのも。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
市場休みだけど記事作ってた。ので投下。
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記事補足してます。
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