大河の一滴

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(4242)タカギセイコー/東証ST/化学(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1561円(人々は、以前なんども暴れ来るって疲れて大人しくなったとおもったら、まだ少し元気があるようだ。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
4242 タカギセイコー 東証ST/化学 44.06 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
495 24.5/4.95% 3.2%/18年 3.84 0.32
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
-0.61%/18年 0.58%/18年 2.34%/17年 8.57% 5%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
651/18年 -405/18年 246/18年 13.68/18年 3%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
399.01 131.91 33.1% 2.56% 9.84%

 今日は分析。市場統計推移記録表で2020/3/13と2024/10/18のKABU+データを比較し、期間BPS成長率が10%(年複利)以上かつこれまでブログであんまりやったことないなってもの対象139銘柄からみてきになったものをチョイスして比較。月末から忙しそうなので分析二週連続。ここ数年でほどほど以上成長してるけどまだ拾ってないものを取り上げる意図。実はBPSマイナス成長のもありますが。タカギセイコー。プラスチック合板。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年10月25日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「停滞蓄財」

こういうの。

タカギセイコー – “願い” を “カタチ” に

 

長期業績。成長感なし、利益率もいって5%で端的には冴える感じはない製造業。

ではあるけど2006年からみて営業赤字はなく底堅い。2015年に大きな純損失をふくめ純損失はほどほどあります。2015年は減損ですね。


2015年まではBPS伸ばせるかも微妙も2015年以降はわりとBPS右肩。

おおきな減損を切ると予後が良好ってのはあるあるです。ROEも目先6-9%ってところで低ROEってほどでもなく。

そういうわけで近年は堅調な停滞蓄財って感じ。

2015年以降でBPS成長取ると10.73%/9年とかあります。なにげに。そして近年もそれに近い水準の成長率でてますね。なにげに。

前期決算資料。

IRニュース – タカギセイコー

前期堅調。まあ堅調だけど上記のように成長って感じでもないですね。

中期計画で、安定はするけど成長はしないとか言ってます。

 

今期は横ばいに近い減収増益で1Qは減収減益ですね。1Qだし修正とかもないし1Qだし。

 

 

財務

財務改善。

(IRBankから)

有利子負債返して自己資本比率も改善ですね。総資産は横ばい。

負債返す形でBPS増ですね。

有形固定だけ。

投資絞って、蓄財してるリストラ局面。

ほかは特に見る必要を感じない。

CF

 

営業CF安定で、2010-2024でFCF常に出てますね。長期平均FCFで13.68/18年ですね。18年平均すれば毎年13.6億稼いでるです。時価総額45億ですね。4年で自分が買えますね。加えて52億現金ありますね。自分勝手7億お釣り来て以降毎年13億お金稼ぎますね。

還元。利益なみというとり配当性向低くて根本的に還元する気はなさそう。

(銘柄スカウターから)

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてさげたら噴火して鎮火したとおもったらまたちょいあがってさげ
週足でさげてあげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、なかなか酷い推移。2016-2017年にあがったら思ったら2018年で暴落からの大急騰で1287から5640で一気にいくも以降は続落続き2020から2024までおおよそレンジ。

会社は静かに蓄財してるのでだいたい投資家どもが勝手に盛り上がって盛り下がってゼロサムゲームしてたって感じにはなりそう。

その中で2023年以降で1375から2397まであがって、2024年で続落。レンジではあるので1375とかみて、反転期待でしょうか。あまりトレンド云々じゃないけど、レンジ見て下で拾ってあがるまで我慢比べはバリューっぽいところでは機能するかもねとは。

まあ元来値動き見てどうのこうのってやつではないとは思うところ。

 


ファンダ的には、プラスチック部品屋。成長性もないしそもそも成長する気もないけど。営業利益では赤字も見当たらなく底堅い。2015年減損切って2016年純損失からは低ROEでもなくわり蓄財は進む。わりとBPS成長で高いとすらできる水準。普通に停滞蓄財。わりと蓄財優秀かも。目先1Qで減収減益も毀損の延長線上の範囲内ではないか。つまり停滞蓄財。

財務はいいです。負債返す形で財務健全化。CFがなにげにド安定FCF常に近く出てる。お金かなり持ってるけど、あまり還元する来なさそう。

総合ただの堅調な停滞蓄財で、成長する気なし還元する気なしのお金持ち。創業家っぽい人が社長ですね。

評価。

PER4のPBR0.3ほど。やすいと思います。実際かなりバリュー。赤字もないPLにCFも問題なく財務改善も進むなかで、現金<時価総額でありついでに投資有価証券もあるし、平均的なFCFで3-4年どころか、2024年2025年FCF実績でFCFで自社が買えるほど。2年で自社を買って以降FCF出し続けられる定量水準。いや、バリューでしょ。

同時に成長する気なく還元もするきもない。あかない金庫である同族企業となりそうで安いけど、安いを脱出できる機会が来るのか?をどうみるか案件。あんまり大きな株主もいないので買収も来るかもしれないし来ないかもしれない。まあわかりません。

市場で特に低評価食らうやつだとは思うし、その意味でPBR0.3でもそんなもんともみれますが、PBR0.3はさすがにタカギセイコーとしても低PBRでこんなので見直される可能性もあるかもですね。まあだからこの安さをどうみるか?とかどうみられるか?がゲームになる案件ですね。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4242

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4242

IRBANK:https://irbank.net/4242

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

ロマサガは最終皇帝までいきました。ニ周目もしたいと思うのでまだしてそうですが。

それくらい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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