大河の一滴

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(5935)元旦ビューティ工業/東証ST/金属製品(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1543円(人々は、ずっとおとなしいと思ったらいきなり暴れ出して押さえつけられている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
5935 元旦ビューティ工業 東証ST/金属製品 59.53 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
168 8/4.76% 3.5%/18年 11.21 1.06
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
4.95%/18年 6.71%/18年 8.96%/17年 9.61% 9.4%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
58/18年 -33/18年 26/18年 1.43/18年 3.52%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
115.13 54.2 47.1% 1.62% 18.16%

 今日は分析。市場統計推移記録表統計で2024/9/13と2020/3/13を比較し、ROEをあげてかつ低いPERにでているもの(対象848銘柄)からきになったものをチョイスして分析。なんか忙しそうなので二週連続。目先コロナ安値より質をあげてるのに(高ROE化)評価が低いもの(低PER)なのを拾う意図。元旦ビューティ工業。金属屋根。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年09月18日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

    
金属屋根メーカー(金属屋根の最大手)。

セグメント。屋根のメーカーという性格とそれの施工という性格もありそうな。

(銘柄スカウターから)

大型も一般住宅もですが大型。

大型の商品。こんなのを売ったり。

製品一覧 - 金属屋根メーカー 元旦ビューティ工業

施工したり。

施工事例 - 金属屋根メーカー 元旦ビューティ工業

 

決算説明資料はないみたい。

IR情報 - 金属屋根メーカー 元旦ビューティ工業

 

というころで長期業績。

2000年以降で2003年以降では営業赤字もなし。純損失では2000-2005、2008などにありますね。建設系が低迷入ってる2010年前後もそこそこ堅調に推移。

あとは、増収時に利益率向上、減収時に利益率低下の製造業の傾向。

やはり性質としては建設<金属製品メーカーでこのへんは業種通りですね。

ROEなど。BPSで右肩となりそう。BPS成長率で8.96%/17年とめっぽう高い水準。ROE平均も9.4%/18年と低くもなく二桁つけるときも多め。・・低く出ることも結構ありますが。

原価率など。長期に地味に原価率低下してるようにも。

(IRBankから)

 

と、業績は上下あり利益も低く出て低ROEにでたりで安定性は微妙も長期に赤字もほぼな底堅さはあり、平均すれば低くもないROEBPSくらいは結構高めに伸ばしてきてるようには。ブレはあるけど平均すればスピードは遅くないと。

停滞ってほど停滞じゃないけど停滞蓄財の文脈でみてるのがラクそうだなとは。

あとは製造業ってことでやはり増収が望ましく減収は注意と。

 

前期2024。短信からヒントになりそうなものを出すと

「建設業界においても、建設資材価格の上昇や慢性的な人手不足による労務費の高止まりにより、工事原価率は依然として上昇基調~当社ではテレビ・ラジオCMの効果による問い合わせが増加し、高い機能性と意匠性のある「元旦内樋」と「断熱ビューティルーフ2型」をはじめとする住宅向け製品の販売が好調で、前事業年度と比べ住宅案件の大幅な売上増につながりました。また、太陽光パネルの取付に使用する固定金具販売も前事業年度から増加」

CM。元旦元旦うるさかった。

www.youtube.com

結構再生数あるのも。100万越え。

www.youtube.com

 

利益は「原材料費等の資材価格高騰と工事契約にかかる労務費の上昇、工期の長期化などにより工事案件の利益率が低下したほか、広告宣伝など販売促進への投資を行ったため、各利益は前事業年度より減少」

・・・くらいで、決算資料もないし、短信で受注などの開示もなく、あまり判断材料ないやつで、基本決算短信とか財務諸表で判断するしかないやつっぽく。

といういかにもスタンダードで東証二部的な印象は。

目先1Qで増収増益。それで上方もきてますね。結構上方。

「当初、「建設業の2024年問題」に起因する職人不足によりエ期が長期化し、収益時期が後にずれ込む収益計画を立てておりましたが、多数の契約案件にて、着工時期の早期化や職人の安定確保により順調に工事案件が進捗したことと、製品販売契約においては納品時期が想定より早まるなど」

内容的にもかなり目先順調感はありますね。

過去計画は上振れも下振れも。どちらかと言えば保守傾向はありそう。

あとはFC強化とかで「元旦リルーフメンバーズ」とかはじめたようです。

財務

資産増。目先有利子負債増やしてますね。

(IRBankから)

前期末総資産115億。有形固定29億で前期から4億ほど増加。工具とか機械増やしてますが土地も増えてますね。土地の購入目的はちょっとわかんなかった。

流動72億。手形類18億売掛10億、製品10億原材料10億現金9億。全体的に増えてますね。

負債61億。有利子負債16億。まあ財務いいってほどよくはないし有利子負債>現金くらいでもあるけど、長期には自己資本比率改善ですし有利子負債比率とかも低めで業績堅調も踏まえてまあこんなもんではないか。

 

 

CF

 

なんだかんだで投資が多く長期平均FCFは 1.43/18年と弱めのようには。まあ成長あるし業種も業種だし、長期には資産増でもあるしいろいろこんなもんかなと。

長期には増配傾向。配当政策的には特に数値基準なさそう。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でもみ合いから噴火して鎮火
週足で噴火して鎮火
日足でさげてもみ合いっっぽい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、年足。繁栄は過去にありですが2008年以降は上昇といえば上昇。

年足レベルで上長ともみれますが月足だと渋い様に見えますが実は上昇。2023年の急騰前の月足。あがってきて2023年の急騰で1200前後から6490まで。

も、以降はずっと下落が続き目先ショックで1381まで。大枠では年足月足上昇の中で噴火からの調整でまだ、月足レベルの上昇が崩れたとも。とみると、どこで噴火の調整を終えてまた上にいくか?みたいな視点でしょうか。まあ目先ショック安値1381くらいにはなりそう。あるいは、急騰前安値1050。ここらをみながら週足ショック前高値2649など越えてくると調整終えて再上昇の雰囲気出てきそうですね。そのへんを測りながら。

 


ファンダ的には、金属屋根メーカー。それの工事も。業績傾向としては建設というよりは製造業寄り。業績は過去には赤字もあるけど、リーマン以降くらいはずっと底堅いけど、後退くらいはあるのでやはり黒字でBPS位伸びるのを見る感じがいいのではないか。ですが一応長期成長で目先も好調で投資なども進みで目先はやっぱ好調なんじゃないかなとは。

CFはさほど強い感じでもないけど。一応プラス。財務はいいってほどじゃないけど長期には改善傾向。目先は投資加速感もすこし。

評価。

PER11のPBR1ほど。好調もありますが基本あまり注目される感じでもなさそうな業種でまたちょい優秀も抜けて優秀って感じでもなくいかにもほどほどという印象の位置。実実施に2023年の急騰時を除けばPBR0.6-1.4くらい上も下もという感じというかもう定位置に来てる感は。その意味ではなかなか好調以上で平均的な位置とはみれて、そこそこ投資妙味もあるかもしれないねとは。とわいえパンチに弱そうでできれば拾うならもう一声とはいいたくなりますが。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=5935

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=5935

IRBANK:https://irbank.net/5935

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

結局政治で株価は元の位置って印象な。

総選挙あるみたいで、自民党下野とかになるとわかんないけど。

個人的には蛇蝎のごとく嫌われてる某政権も企業業績が低迷してるときに政権を担当したからで、あまり政策とそのときの企業業績≒株価って関係ないってスタンス。

10年後の業績は政策関係あると思うけど。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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