大河の一滴

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(2668)タビオ/東証ST/卸売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1222円(人々は、ひどめのぬかるみ道を苦労して歩んでいたが、地面は固まり歩も安定しつつある。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
2668 タビオ 東証ST/卸売 83.27 2025/02予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
165.61 6.84/4.13% 3.9%/17年 16.25 1.87
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
0.76%/17年 -3.8%/17年 0.33%/16年 11.4% 6%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
127/17年 -73/17年 54/17年 3.19/17年 6.09%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
76.8 44.71 58.2% 2.45% 39.9%

 今日は分析。市場統計推移記録表統計で2024/9/13と2020/3/13を比較し、ROEをあげてかつ低いPERにでているもの(対象848銘柄)からきになったものをチョイスして分析。なんか忙しそうなので二週連続。目先コロナ安値より質をあげてるのに(高ROE化)評価が低いもの(低PER)なのを拾う意図。タビオ。靴下専門店。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年09月13日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「停滞で赤字から蓄財?」

靴下屋。

靴下屋公式通販 Tabio オンラインストア

靴下だけで成り立つのか?とか思ったけど成り立ってるようですね。

www.youtube.com

 

靴下の企画・製造・卸と小売販ってことで、企画製造したり仕入れて卸も販売で靴下でいろいろ。

これがわかりやすいかな。

国内専門店が中心。

 

 

靴下だけで成り立ってるけど成長性はあんまりなさそうで、長期に業績よこばい。

コロナでは交代してそしてまた回復した状態となりそう。


コロナまでBPSふやしてきて、コロナで落ちるも回復。前後でROEあがってるので資産後退はしたけど筋肉質化したとはみなせなくも。

2021は結構後退・・純損失15億ほどですが、営業損失10億に減損などで特別損失5億とかで、減損とかの影響大きいと思ったけど業績悪化の影響の方が大きいですね。

それも回復で目先は上記ののようにコロナ前を上回り。

既存店などもコロナ前を越える月も増えてきてると。

決算資料。

決算説明資料 -Tabio(タビオ)

利益も。規模は近くというかもうコロナ前よりかなり上ですが内実は変わってそうで、店舗中心から、ECと海外やスポーツ卸なども形にしてきてると。


それで今期。増収増益で順調ですが絶対的には、過去から横ばい水準でやっぱり総合停滞だなという感じは。良化はしてるとはみえれますけど。

 

それで1Qで、増収も減益。ほぼ横ばいの範囲内じゃないでしょうかねえ。夏はあまり売れなさそうくらいの季節性はあるけど、あまり四半期もブレなさそうですし。

 

財務

資産横ばいから減って回復。

(IRBankから)

見なくてもいい気がするなあって思うけど。

有形固定推移で目先24億。2015年以降28億から2021年19.8億まで減らし以降微増から目先加速してきてますね。「物流センター近隣の土地として419百万円」とかあるのでこれっぽいですね。

あとはソフトとかの無形が3.3億で差入保証金10億とかもあり。差入保証金は減っており実店舗は後退傾向にはありそうですね。

流動33億。2019年以降流動後退ですね。現金15億で後退傾向。

負債32億で、自己資本比率はほどほど。有利子負債は少なく財務悪いってほどでもない。主な負債は・・というほど主な負債もなく、いろんなものがほどほど。

まあ問題とかはないですかね。現金がへってることくらい。

 

CF

 

現金減ってる。営業CFも近年低調はそうだけど、過去のにたよなもんかなとは。

現金が減るのも設備投資が強いからともみれて問題とするのも。財務も負債返済からのもう有利子負債あまりないしで・・。

還元はやる気ないというか維持。まあ業績横ばいなのでこんなもんでしょうか。

(銘柄スカウターから)

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげてあげだけどレンジかなあ
週足であげ
日足でもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、大枠では2015年くらいまで上昇も2015年に1521をつけ以降は2020年880までさげて以降は急騰下落もあるけど、総じて安値を安定的に切り上げてきてる感じは。それで目先1300は2016年以降の高値をつけてて一応上昇も、2015年1521は敗れておらずレンジ内ともみれて、コロナ以降上昇転換か?レンジの上部からレンジ内に収まり続けるのか?くらい。

基準は1300をまた超えるか?そして1521突破までみれるか?で、それを目先ショック安値1198とかあるいは1181とかをみながら測る感じでしょうか。週足レベルでは安定感あるのでこれはこれで。

 


ファンダ的には、靴下屋。製造もおろしも小売も。

長期業績横ばい感あったのがコロナで後退し、復活でまた定位置に戻ってきてる感。結局元の位置ってところはあるけど、実店舗後退でその代わりECやスポーツ系が伸びてきてて、中身まで踏まえると筋肉質化は進んだともみれて良化ともみれなくも。ではあるけど業績は現状横ばい。

財務などは健全ってほどでもないけど悪いってほどでもなく。有利子負債などはおおよそ追い払ってるので余裕はあるのではないか。ただ現金減をどうみるか。

CFは強いというかんじでもなくいろいろこんなもんかなとは。

・・・総合すると良くなってる部分もあるけど、停滞蓄財という印象以上は受けないかな。実際問題わりと堅調赤字は2021だけみたいだし。

評価。

PER16のPBR1.9ほど。良化はあれど業績横ばいに近い靴下製造小売に高い評価ではないかとは。わりと定位置でこれくらいに置かれることもおおいんだけど、贔屓目にみてコロナ以降2021から2024でBPS成長率とって4.5%ほどに配当利回り2.4%で年7%ほど。靴下優待もあるようでこれを1000株長期で配当足して3.7%ってそれで年8%をPBR2ほどは、かなり微妙って感覚もありで高いんじゃないか感は。ということでわりと業績横ばい以上の加速も折り込みつつあるのではないかとは。

PER8のPBR1くらいなら結構いいかもな・・ってみると2014年以前だとそれくらいにも置かれてるみたいですね。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=2668

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2668

IRBANK:https://irbank.net/2668

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特に泣く通常運転。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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