大河の一滴

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(4420)イーソル/東証ST/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:722円(人々は、若い頃はイキっていたが大人になり小さくまとまっている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
4420 イーソル 東証ST/情報通信 144.4 2024/12予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
120.99 9.88/8.17% #DIV/0! 18.7 2.85
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
7.85%/8年 14.35%/8年 16.45%/7年 12.95% #DIV/0!
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
29/8年 -13/8年 17/8年 2.1/8年 1.83%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
76.35 56.61 74.1% 0.76% 14.25%

 今日は分析。市場統計推移記録表統計で2024/9/13と2020/3/13を比較し、ROEをあげてかつ低いPERにでているもの(対象848銘柄)からきになったものをチョイスして分析。なんか忙しそうなので二週連続。目先コロナ安値より質をあげてるのに(高ROE化)評価が低いもの(低PER)なのを拾う意図。イーソル。組込みソフトウェア。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年09月13日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあ」

セグメント。

(銘柄スカウターから)

主にいろんな機器に搭載するソフトですね。

eSOL - イーソル株式会社

ここみるとよりイメージ湧きそう。

ユーザ事例 | eSOL - イーソル株式会社

SwitchのSDカードのファイラーとか。

基本的には案件受けて開発する受託開発になりそう。ストック性みたいなものは薄いのではないか?

 

業績。伸びる方向ですが2020-2023で売上足踏みで利益も低迷。

それが2024年計画で売上利益で過去最高で、足踏みして成長に向かうとする局面。

2021-2023で低迷で低ROEなのでBPSも足踏み。

トータルで上場後の2018年からBPS成長を採ると5.2%/5年ほどで大した事ない。・・まあこれは低迷期を含むので低迷じゃなければROE二桁出てそうなので、堅調ならもっと上にでそうですね。

原価率などの推移。

原価率高めで受注開発感はあるのですが、同時に原価率はずっと減らしてて、受注だけど毀損のソフトを組み合わせて開発するようなところもありそうで、定型ソフトの性質も持ち合わせてるかもとは。

(IRBankから)

従業員。ですが、従業員では増員も一人当たり売上あたり改善もしてないのでちょい微妙というか、やはり人を採っての成長の受託開発寄りかなとは。低迷もありちょっと不明ですが。

(IRBankから)

決算資料。

IR情報 | 決算短信・決算説明資料 | eSOL - イーソル株式会社

長期に成長してたりします。

後退の2020。「、新型コロナウイルス感染症拡大による減収と自社製OSの研究開発費増による営業減益」

2021「組込みソフトウェア事業において、顧客の開発進捗の関係により、売上の一部が2022年度に繰り延べられたことなどから、売上高は業績修正値を下回った」

2022「組込みソフトウェア事業、センシングソリューション事業とも売上の一部が2023年度へのスライドが発生。」

2023「センシングソリューション事業の売上の一部が2024年度に繰り延べられたことなどから、わずかながら、売上高が予想を下回った」

と、期ズレ多めで顧客に振り回されるところはありそうだったのが2023はトーンダウンするところは。

それで2021-2023は渋い利益ですね。

それで2024今期は、久しぶりにまともな利益を出すとする計画。

 

無根拠でもなくライセンス収入が業績貢献するようになるって。

 

計画は2020-2023は強気というか厳しいと目標を達成しにくいとはなりそうで、このへんもどこまで信用できるのか・・?ってところで2Qで結構な増収+29.2%増益というか黒字転換。進捗としても利益は結構なペースになりそう。

資料見ても良化してきてる感は。

とはいえ、計画は未達ですね。このへんどうみるか。

財務

財務はよさそう。

(IRBankから)

総資産76億で流動59億。現金35億。現金は2020年以降減少傾向。代わりに売掛金あやりが増える構造で、全体では微減18億。これが今後反転見れるかでしょうか。

と、現金減る方向ですが資産半分程度ありますし、負債で19億で普通に負債以上の現金で財務自体は現状問題でもなく。ずっと現金減るのは問題ですけど。

ほか見ない。

 

CF

 

2021年以降営業CFがしぶい。当然FCFも渋い。とはいえ投資CFは低水準なので、営業CF回復すれば安定ですね。

配当渋いですが、今期は結構大きめの自社株買い(比率6.8%ほど)も入りこのへんも今後の展望に強気(業績向上でお金はいるので強気に還元)ともみれるし、やっぱり展望暗いのでなんとか還元位はの弱気ともみれそうでどうみるか。

2Qでかなり良くなってるはそうですね。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげるもさげてもみあい
週足でさげて乱れながらもあげっぽい
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場2018で1000円から2020年に2675までつけるもコロナで落ちて以降も更に落ち2022年で463まで、かなりの上場ゴールとなりそうも、463以降は高値安値を切り上げてきて。上昇の構え。

2022年以降を仕切り直して上昇が続くとできるかどうか。週足レベルで2023年末539とか、目先ショック安値581が基準にできそう。ここらをみながら1138超えると月足レベルで上昇継続みたいな雰囲気もみれますが。

あとはわりと乱高下してるのでそこは注意ですかね。


ファンダ的には、いろんな機器への組込みソフト開発。基本受注開発とみるべきで、ストックというよりは随時スポット開発を受ける感じでしょうか。ただ自社ソフトも使っての組み合わせ開発っぽく、ストック性みたいなものもありそうで実際に会社も今後はライセンス収入もあるぞとしてますね。

近年低迷よりで売上利益が渋い推移で前期まで。顧客都合か期ズレが多くそのへんの影響があって、環境で業績は左右しそうというかしてるところはありますね。その中で根気はトンネル抜けて2Qで業績が上向いてきてるところは。このへんをどうみるか。

財務は良好。とはいえ近年の業績足踏みでCFが渋く後退傾向。前期まで後退ですが今期からここも回復をみるかどうか。あとは会社は強めの自社株買いは突っ込んできてますね。配当自体は渋いレベル。

評価。

PER18のPBR2.9ほど。ソフト開発とみても高評価といえる水準。絶対的には結構高評価で完全復活(ROE二桁・・後半じゃないかな?)も期待されてる水準なようには。目先はかなりよく会社のいうようにライセンス収入なども大きく入るとかなら面白い展開になるやもですが、目先は低迷も入ってたソフト開発会社が復調になってきてるぐらいかなと。結構勢いあって上方きても不思議じゃないくらいにはみえますけど。

あとはイーソルとしては結構低い評価。上場からコロナ前くらいはPER40以上が状態化してる感じでしたので。元来はもっと期待されてたので好調になってくればそのへんの評価帯までもどすかもね。しらんけど。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4420

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4420

IRBANK:https://irbank.net/4420

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

石破総理が誕生してますが、まったく予想してなかった。いろいろ未来を予知するのは大変だと思いました。

余地なんてせず変化に応じて生きていたいとおもいましたまる

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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