大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(4019)スタメン/東証GR/情報通信(分)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20240124112435j:plain

基本データと取り上げた理由

株価:677円(人々はいきなり足がもつれ転落転倒するもなんとか体勢を立て直そうとしている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
4019 スタメン 東証GR/情報通信 58.82 2024/12予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
24.85 0.29/1.17% #DIV/0! 2943.48 5.19
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
67.38%/6年 #NUM! 61.54%/5年 0.15% #DIV/0!
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
6/6年 -7/6年 -1/6年 -0.16/6年 7.42%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
18.38 11.85 64.5% 0% 0%

 今日は分析。2024/8/31に名がrスカウター10年スクリーニングで売上営業利益ともに連続更新5期以上のもの(対象121銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。スタメン。組織改善コンサルティング。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年09月02日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあげ」

組織改善コンサルティングとは言うけど、サービス。

サービス | 株式会社スタメン

主要4サービスはソフト・アプリで残りは転職エージェントで、ソフト会社な印象だし、業種も情報通信になってますね。コンサルみたいなサービスでは無くソフト屋としてみるのが妥当でしょうか。

 

 

業績。売上は伸びてます。CAGR30-40%ぐらいで来てそうで普通に高成長。

一方2021まで赤字か薄利で20225.2023は黒字で今期2024はまた薄利の計画。


ROEなど。2023でROE二桁乗る程度で現状高成長も高ROEともし難いところは。

BPS成長率も2020以降でとると9.15%/3年でROEに近い水準。現状高成長だけど高収益とも言えないくらいでしょうか。

原価率など。原価率が低く販管費が高めな構造。それで年々販管費下げてきてますね。

このへんでも労働集約的なコンサルというよりは、原価率が低くでがちなソフト会社感。また増収で販管費減は期待できるかもしれません。

(IRBankから)

従業員も。貼りますがまだちょっと傾向性は読み取れませんね。

(IRBankから)

決算資料。

 

IRライブラリ | 株式会社スタメン

 

前期2023から。

四半期売上順調。

その中で営業利益がでてくるようになってると。

従業員グリグリ増やしてますね。

 

主要サービス。ツナグ。みると社内コミュニケーションツールって印象。

みるとターゲットはノンデスクワーカーみたいで、ゆえにスマホで気軽に使えるようなものっぽく。

TUNAG(ツナグ) | スマホひとつで組織まるごとDX

ほかはFANTSなるものも。

オンラインコミュニティみたいですね。これは目先横ばい感でてますね。

オンラインサロン・コミュニティ専用サービス「FANTS(ファンツ)」

 

ほかの転職エージェントと漏洩チェッカーは決算資料でも触れられてないので、この二つが主で、そして成長してるツナグが重要だってことにはなりそうですね。

成長戦略など。CAGR30-40%が柱。利益より売り上げが柱。

 

「高成長を続けるTUNAG事業への投資拡大と、新規事業の育成を
並行して行うため、2024年度は各段階利益はいずれも減益見通し。」だそうで、上期赤字で下期は黒字も通して薄利の計画。それで投資と内部留保のために無配だって。

それで方向性としてはノンデスクワーカー狙い。

2Q。

ツナグはやっぱり伸びてますね。FANTSはほどほどというか一進一退。

計画通り感ある薄利。売上総利益を見て容赦するのがいいんでしょうか。

あとは貼らないけど、増収は加速だけど販管費打って四半期赤字です。

あとは会社自ら言ってるけど、ここはSaaSの会社。

 

財務

利益剰余金がプラス化。

(IRBankから)

総資産18億で有形固定1.3億。流動15.8億で現金14億。資産だいたい現金ですね。

負債6億で契約負債あたりが3億でおおきめ。

いろいろ立ち上げ段階のSaaS感。

 

CF

営業CFはなにげに安定的でそして増えてますね。
それでFCFはまだ安定してない感あるけどこの雰囲気で成長するとかなり安定してきそうだなとは。

前期配当出たけど、今期無配。まだまだ立ち上げ期間って感じ。

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげ
週足でさげて下げ止まり感
日足でもみ合いですかね
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2020年上場で、2051から2022年までに428と上場ゴール感。そこからは2023年まで1179までもどし、以後さげてショック安値も490で428からは安値切り上げで、一応428からは上場ゴールをこなし上昇反転の形とはなり、そのシナリオにそうならショック安値490をみながら1179超えで週足上昇から月足上昇に発展するのを期待する感じでしょうか。


ファンダ的には、社内コミュニケーションツールとオンラインコミュニティのSaaS。ほかもあるけど現状たぶん大勢に影響のない規模。社内コミュニケーションツールのツナグが成長を引っ張る。オンラインコミュニティのFANTSも伸びてないこともないけど、足踏み感強く、方向としてはツナグ次第な印象。

トータルで高成長。CAGR30-40%の実績で会社もそれを維持するとしてて、目先もそれに準じる水準がでてはいそう、一方でまだ利益は安定してなく、ここ二年は利益出るもまだ投資やら採用で今期はまた薄利。ただ営業CFは安定的で、財務もよく、その中で原価率も低くで、成長していくなら販管費も落ち高成長高収益を両立する優秀な企業になっていきうる片鱗はあるようには。成長が続くならばですが。

評価。

PER3000のPBR5.3ほど。PERで飛んでも高く・・なのですが薄利なやつなので考慮外で仮に前期並みのROE10%ほどとするならPER50のPBR5に準じるくらいになりそうで、そうみても相当の高評価で、この評価をどうみるか。PER50クラスとみてもこの程度をつけてる高成長高収益の企業はたくさんありそうで、このへんのキラキラグロースに準じる評価水準とはなりそうです。・・といいますか成長していって高成長かつ販管費なども減らしてROE20クラスまで行くと見れるならPER25クラスになるわけで妙味もありそうで例えばこの辺を見れるかですかね。片鱗はありいっても不思議でもないのでいくかもですね。もっともいかずにROE10%前後をつけつつつPER20のPBR2程度までつまり今より下に向かうも不思議じゃないですが。そして目先はROE10%も出てないですね。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4019

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4019

IRBANK:https://irbank.net/4019

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになにもないよ。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。

投げ銭機能つけてみました - 大河の一滴

※有料部分の中身はありません。

この続きはcodocで購入