大河の一滴

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(3935)エディア/東証GR/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:368円(人々は、力つきて起き上がれないでいる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3935 エディア 東証GR/情報通信 22.55 2025/02予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
35 2/5.71% -4.3%/10年 13.67 1.94
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
13.45%/10年 33.46%/10年 16.26%/9年 14.45% -14.1%/10年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
0/10年 -15/10年 -16/10年 -1.57/10年 7.41%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
24.01 11.42 47.6% 1.36% 18.57%

 今日は分析。2024/8/31に名がrスカウター10年スクリーニングで売上営業利益ともに連続更新5期以上のもの(対象121銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。エディア。ゲームとかエンターテイメント。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年09月03日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあ」

決算説明資料 - 株式会社エディア

セグメント?

イメージとしてはKADOKAWAみたいなものですかね。

方向性。出版社を加えたりレトロゲームを復刻とかIPもって中国進出とか。

 

決算資料などみた印象はやはりミニKADOKAWA。

長期的には魅力的なIPを囲えるかにはなってきそうですがどうでしょうか。

 

 

業績は伸びる方向。基本的にコンテンツがヒットするか?になりそうで継続した成長を測り難いところはありそうですが、一応2018年で後退を挟むもそれ以外は近年は増収続き。コロナ以降は増益にもきてますね。CAGR13.45%/10年で長期的にはなんだかんだ成長。目先も鈍化してるともみなし難いですが、横ばいもあり平均的というよりは凸凹しながら伸びてきてるとは。


2018,25019で後退あり。それも含め2015年以降でNPS成長率 16.26%/9年ほど。

ROEは2017-2021でマイナスですが以降は13%近辺でそこそこ優秀といえる水準。

赤字の2018、このころはゲーム開発というかモバイルエンターテイメントのみのセグメントだったようですね。

「既存ゲームタイトル及びアプリによる安定した収益計上があるものの、ゲームタイトルの一部のリリース時期を翌事業年度に変更したことによるタイトルポートフォリオの変革遅延による収入減少、収益基盤の強化に向けた積極的な開発及び先行投資を行ったことによる費用増加の結果」

もっと赤字の2019。ゲーム開発しくじると爆弾が爆発する感じはあります。

「新規タイトルの開発遅延に伴う開発費増加及び広告費用増加、並びに収益が計画を下回ったことに伴うソフトウェア等の減損損失計上の結果」

以後が立て直ってきてますね、。

とばして黒字の2022。出版社吸収しての効果が出ている感じは。

「既存運営ゲームタイトルの売上減少により、当連結会計年度の売上高は2,494,085千円(前連結会計年度比1.0%増)と微増、IP事業におけるライセンスアウトやドラマCD及びグッズ 販売等、利益率の高い売上が大きく伸長したこと、また子会社本社移転によるグループフロア統合に伴い本社固定費用が大幅削減」

目先1Qまで。堅調とはいえます。

なところですが伸びてますが、やっぱりヒット次第で、四半期見ると後退も多く、だからやっぱり成長性とか測るのは難易度高いというかアバウトに構えてたほうがいい塩梅になるかも。なんだかんで近年は増収増益続いてますし。

あとは出版が順調となりそう。2024の3Q4Qは「返品負債の計上方法見直しによる影響により一時的に減少」だって。ここが順調ならラノベコミックを増やしつつここで有望なのをIPでコンテンツアウトのKADOKAWA式みたいな形になるし。いい感じなのではないか。

最後に出版と携帯コンテンツでROA、ROIC、PBRでフィルタROAソート。KADOKAWAよりROA、ROIC上っちゃあ上だったりします。

(銘柄スカウターから)

 

財務

資産伸びで利益剰余金もプラスに。

(IRBankから)

前期末総資産24億で有形固定200万とか。のれんとかもほぼ無形固定も0.3億。というか固定資産1.7億。

流動22億。現金14億に売掛5億などで、ほぼ現金と手形だし資産の半分以上現金とか。

負債は12.5億は現金以下。有利子負債6.7億ほどに買掛金2.8億とかで、財務きれいですね。有利子負債自体はありますけど。

 

CF

 

 

営業CFで2018-2021は赤字か弱め。営業CF赤字のときに投資もしててここでのFCFマイアンすが大きめでここで事業厳しい中で勝負に出てた感あるのが。、2022年以降は営業CF黒字で投資も少なくFCFでて財務で返済に回ってる感。ですが2024でまた財務調達に入ってますね。

厳しいときに勝負でてそれが上手くいって落ち着いたところにまたお金を調達してきてるような感じもみえますがさて。

復配。FCFで1-2億ありそうで時価総額で21億が現金14億とかもってるので潜在的還元能力は高そうですね。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげてあげてさげてもみあい
週足であげてもさげてみあい
日足でもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場2016年1582から年末850をつけて、2017年2895で上場ゴールして反転上昇した形も以降はコロナ277までおちて、以降はずっともみ合い、途中948なども挟むも目先ショックで271とコロナ安値を更新してて下落っちゃあ下落も月足レベルで調整入ってる感じで、やはり目先ショック安値271をみながら上昇転換期待する感じでしょうか。948越えれれば上昇転換感もでるけどなかなか遠いですね。450くらいのレンジをみるのも手かもしれません。


ファンダ的には、ゲームとかアプリ開発。出版社を取り込みIPを抱えてそれをコンテンツアウトするKADOKAWAモデルみたいな方向性はもってそうで、業績厳しいところを越えて増収増益が連続してて、かつ財務もあまり悪いこともなくCFも一山越えて安定推移してそうなところに借りて現金積み増しした感じであるいはなんかアクションを考えているのかも。

ではあるんですが、結局はコンテンツのヒットに左右されるもので、業績を測るのが難しいものとはなりそう。近年は増収増益も四半期で一進一退で過去にはアプリ開発をしくじり危機っぽくなっていたとかもあり業績水物懸念は拭えないかなと。おちついたこの手の企業は結構安定的だったりしますがそれでもどうか。

とはいえ、総体的には危機を越えて順調感でてるのはそうですね。あとは大きな先輩とも呼べるKADOKAWAあたりより目先優秀なところはありますね。

評価。

PER13.5のPBR1.9あたり。そこそこ順調な会社がほどほど程度の評価帯に置かれてる印象は。高くも感じないですが安いとするのも周りをみると。

それで一応エディアとしては低PER、PBRにはなりますね。好調が続く前提ですがここらで調整を終えて上に向かうは不思議じゃないとはなりそう。まあそれで復活入っている2019年以降でおおよそ株高には向かってないとかもあるんですが。いつかわからぬそのひとを我慢強く待つか、なにかのきっかでそのときが来たと入るとか。順調前提で。

ちなみにKADOKAWA比較だと同じ程度のPBR.KADOKAWAより状態がいいとしてみれなくもないですがさて。まあ規模もちがうものですが。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3935

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3935

IRBANK:https://irbank.net/3935

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

感想いれるの忘れた。とくにない。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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