基本データと取り上げた理由
株価:1400円(人々は高い山に登って下山している。)
基本データ
コード | 企業名 | 市場/業種 | 時価総額(億) | 決算期 |
6564 | ミダックホールディングス | 東証PR/サービス | 388.83 | 2025/03予 New |
予想売上(億) | 予想営業利益(億)/利益率 | 長期平均営業利益率/年 | PER | PBR |
103.91 | 38.49/37.04% | #DIV/0! | 15.59 | 3.03 |
売上成長率(年複利/期間) | EPS成長率(年複利/期間) | BPS成長率(年複利/期間) | 予想ROE | 平均ROE/年 |
14.12%/9年 | 55.39%/9年 | 34.73%/8年 | 19.47% | #DIV/0! |
長期営業CF(億)/年 | 長期投資CF(億)/年 | 長期FCF(億)/年 | 長期平均FCF(億/年)/年 | 実績ROA |
145/9年 | -180/9年 | -36/9年 | -3.95/9年 | 7.86% |
総資産(億) | 自己資本(億) | 自己資本比率(%) | 配当利回り(%) | 配当性向 |
269.01 | 127.59 | 47.4% | 0.71% | 11.13% |
今日は分析。市場統計推移記録表統計で2024/1/4と8/8比較をし、ROEがさがってないのにPERPBRがともに20%以上さがってるもの(対象296銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。二週連続。8月ショックで株安してるものから状態も悪くなってないに株安が大きいものを拾う意図。先週も分析でしたが8月後半は時間をとれなさそうでさらに二週連続分析。(計4週とかになるかも)ミダックホールディングス。廃棄物処理サービス。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年08月09日取得。
業績財務CF推移とそれに対する分析
業績
ざっくり業績推移をみてひと言「あげあげ」
セグメント。利益率の高さが目につきますね。
(銘柄スカウターから)
こういうの。
強いようにみえますが、このへんで全部やるのが強みなんでしょうか。
他のところを使ったり運ぶだけもやりますが、運んで処理して処分まで一貫処理体制をもっていると。
ぜんぶやる。
業績。右肩感。利益率も上がってきてましたがこれはさすがに伸びが鈍化。
売上で14.12%/9年の複利営業利益でも前年割れなさそうですね。
計画では、伸び率は一桁でこれを成長鈍化とみるか。
EOEなど。EPS成長率とか 55.39%/9年でなかなか化け物。BPS成長率では34.73%/8年でうちょっと低めになるし、ROE20%きるし目先のBPS成長率などもそれ以下なので、やはり15-20%くらいでみておいたほうがいい気は。
原価率など。原価率販管費を落としているやつでめっぽうスケールメリット効くようにも。
廃物処理14社で成長率利益率ROICでPBRで利益率ソート。
利益率で突き抜けた首位ですね。売上伸びも上位ですがROICはそこまで抜けてる感じでもなく。・・ではありますがこの業界では目立つ存在はそうでしょうと。
(銘柄スカウターから)
1Qで増収増益。ちょっとえぐい感じに伸びてますね。
ない等も普通に受注増えたとかになってていかにも順調。
とはいえ予想からのブレはそこまででも。まあ上振れですけど。・・ですが計画通年はそうでもなく一桁成長ですね。過去計画は保守よりっぽくはあります。
財務
資産増。
(銘柄スカウターから)
前期末総資産269億。有形固定をみると133億で伸びてますね。
基本的に処理施設に投資して伸びる設備産業味はありそうです。
流動104億でこれも伸びていて現金87億。手形13億。
その他のれんなど12億。過去からは減ってますね。
負債141億で有利子負債104億でさすがに負債の質はよくはなく。
と、借りて投資する側面がありそうですが、自己資本比率もあげてきてますし、有利子負債比率も下げてきてて、現状成長と投資と財務健全性を両立してるとはなりそう。
まあ問題はあるとはできませんね。
CF
営業CF伸びてる。だいたい右肩。投資が大きくて長期平均FCFは-3.95/9年とマイナス。
上記で両立したといったが若干嘘で投資先行は先行ですね。ただ自己資本比率を改善しながらなのでやっぱり問題あるってほどでもなく。
足りないのは財務で借りて補う感じでトータルでは現金も増やしていると。
レバレッジかけながら資産増やすトレーダーのニュアンスかもしれない。
増配傾向で自社株買いもなども入ってますが、基本還元性向は低く、このへんは還元より投資がしたいってなりそう。
(銘柄スカウターから)
月足週足日足の値動き判断
月足であげてさげ
週足でさげ
日足でさげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、上場2017年末で以降2021年まで右肩感ある。安値高値で183から6280まで。に、2022以降は続落で目先ショックで1159まで。
端的には2021年までの上昇の調整をしているようではあるけど、2022以降は底なしの下落となり、これをずっと続くとするか、反転しまた上昇に向かうとするのか?の視点。
とはいえ基準目先ショック安値1159くらいしかで、底から一応目先反転ですがまた切るなら底なしになるのでそのへんを踏まえて。
ファンダ的には、廃棄物処理屋。収集から処理して捨てるまで一貫。
その一環のせいかは不明も、業界で極めて高い利益率でというより市場全体でも相当高い利益率。成長も堅調で売上利益右肩上がり・・ではあるけど、投資がかかるやつでROICなどはそこまで高くもなく、また目先過去より成長率がおちる計画がでてて成長鈍化の懸念も。とはいえ目先1Qで絶好調で通過。
CFはでますが投資も多くFCFは出さない形。借り入れも増やしながらですが、現状自己資本比率も有利子負債比率も高くなるよりは低くなるで、成長と投資と財務健全性が両立してますねとかにはなる。
総合やっぱりかなり強い企業って印象は受けます。還元はしぶめ。投資させてって話だと思う。
評価。
PER15にPBR3ほど。どうみるかですね。2021年ほどは極めて高い評価までいっていてPER100越えしてた感じで、ごみ処理だから地味とか目立たないとかの概念をぶち壊す存在だったにはありますが、そこまで評価されるうるものはあるとも見れますし、さすがに評価が過ぎるともみれそうですが、同時に2018年以前位はPER15以下くらいもあって、どこが正常な位置かってのがみえにくく。そして成長鈍化の懸念もかかりそうですが成長鈍化した地味にごみ処理会社とかがPER10以下ってのも一つの想定シナリオにもできそうでだからどうみるかですね。
まあ鈍化しても普通に優秀そうだし、ミダックとしてわりと歴史的に低PERってのはそうですね。ほんとに鈍化して減益とか低ROE化したらしらない。たぶんひどいことになるけど。
リンク
KABU+:https://kabu.plus/
銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=6564
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6564
IRBANK:https://irbank.net/6564
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
平和になってきてますね。
暑いくらい。暑いのはなんとかしてほしい。
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