大河の一滴

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(6058)ベクトル/東証PR/サービス(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:872円(人々は高い山を制覇するも以降は手抜きをして低い山ばかりこなしている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
6058 ベクトル 東証PR/サービス 409.09 2025/02予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
630 85/13.49% 12.3%/14年 8.18 2.75
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
24.44%/14年 29.05%/14年 25.82%/13年 30.93% 18.8%/14年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
233/14年 -148/14年 85/14年 6.09/14年 11.72%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
436.21 161.69 37.1% 3.56% 29.09%

 今日は分析。市場統計推移記録表統計で2024/1/4と8/8比較をし、ROEがさがってないのにPERPBRがともに20%以上さがってるもの(対象296銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。二週連続。8月ショックで株安してるものから状態も悪くなってないに株安が大きいものを拾う意図。先週も分析でしたが8月後半は時間をとれなさそうでさらに二週連続分析。(計4週とかになるかも)ベクトル。PRマーケティング。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年08月09日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあげあ」

マーケティング会社。

セグメント。

(銘柄スカウターから)

 

業績右肩。2019、2021に減益はあるも、利益率は2021年以降また回復しつつありで、トータルで売上成長複利で24.44%/14年でかなり高い成長をみせているのは一点。

ただ2024、と今期計画で一桁で成長鈍化はちらつくところをどうみるか。

ROEなど。こちらはより優秀となりそうで。EPS成長率 29.05%/14年にBPS成長率で 25.82%/13年の平均ROE 18.8%/14年で近年ROE回復で過去の高い水準にならび実績30%あたりでありこれは極めて優秀な実績となりそう。ROAにしても二桁のせてここは非常に優秀レベル。

利益率など。上がった販管費をもどしたかんじでしょうか。

(IRBankから)

従業員。おおよそ長期に増で、ひろりあたりも長期に改善感。

(IRBankから)

と、ここまでで2019年あたりに収益性がぐらつくも、それも回復し過去の利益率収益性の水準に並びなによりそれがハイレベルであり、そして高い成長性を見せてきた市場でも傑出した成長性、収益性を示す・・ところがあったのですが目先は成長鈍化がちらついてきてる感じには。通常こうなるとROEもまま下がるのですが、利益率や収益性はz年季まで優秀性を保ってますね。

1Qまででてて、それで編集減益です。これを成長鈍化がきてとうとう収益性に劣化が及んできたとみるか、そうではなく一時的なものだとみるか。

四半期。総合まだ後退に向かうともしがたくまだ順調な範囲かな・・ともみれますがさて。

 

・・・等々なんですが、これはかもめだけかもしれませんとはしておきますが、マーケティング会社全般よくわからないんですよね。

そしてこのベクトルは特にわかりにくい。

事業内容 - 株式会社ベクトル|VECTOR INC.|PR会社

でもこれは比較的わかりやすいかも。

 

でもマーケティング自体でそれがどういう優位性とか強みがあるのかが見えなくいようなところはありで、優秀な数字がでてるならそれはわかるけど、競合に対してどうして優秀な数字がでるのか?とか、どういう競争優位性があるのか?とかが見えにくいと言うか。なので出てる数字でしか判断できなく、そして成長鈍化がくるならそれがほんとに今後そうなるのか、あるいは一時のものとなりそうなのか正直まるでわからないみたいな感じ。

このての会社は実店舗をみたり評判を比較したりも難しいですし。そのなかでもベクトルは様々な子会社もあってなにがどういうことになってるのか基本的に出てくる数字でしか判断できないみたいなイメージを持っていて。

これまでは優秀だ。でも目先成長鈍化の疑いがでてきたとき、その疑いの真偽が基本的に判断しにくい。・・・という意味でよくわからないとは感じてます。

 

ということで、結論よくわかりません。

とはいえ目先の成長鈍化っぽいのがそうでもなく成長が続き優秀な数字が出続けるなら・・とかあるいは、成長鈍化したときにどの程度下をみないといけないか?とかは考えれるとは思うくらいでしょうか。

 

財務

資産増。

(IRBankから)
前期末総資産436億で有形固定19億で有形固定いらないやつ。買収してそうでのれんはあり36億。

流動332億で現金158億、手形73億、営業投資有価証券48億など。

負債236億も有利子負債116億でこれは現金以下でほかは買掛未払税金契約負債等々で、財務の質自体は問題もないかなだし、余計なものもあまりなさそうだな感。

 

CF

 

2019以外は営業CFもでていると。それで長期平均FCFは 6.09/14年とかですが、近年はずっとより大きなFCFでて現金積んでいる感じですね。

買収でもなければ、FCFでそうで現金さらに積んでいきそうですが・・

還元は調子悪いと無配にもしてますが、目先は自社株買いも絡めて加速させてますね。


(銘柄スカウターから)

 

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげて落ちてもみあい
週足でもみあいから下抜け
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2012年に上場で2018年までわりと一方的に株高で安値高値だと95円から2750まで。もそこから崩れてコロナまでに517まで。からはわりと上昇とも見れるおおよそ高値安値切り上げもする展開で2023年1572まで。

2023以降は上昇がつきた感じでもみ合ってるような感じの中で目先のショックで760で突き抜けた感じですね。760より下は2020年714あたりとかコロナ安値517とかになるので、目先は下に抜けた感も一応コロナ以降の上昇トレンドの維持の範囲内にはなるので、コロナ以降の反転が続くとみると入れるし、目先崩れて下抜けしたとみると中期以下はしんどそうな感じでどうみるか。いろいろ760が基準になりましょうか。

ここをみながら1405超えみれるかもっと1572こえてコロナ以降の上昇を継続できるか?みたいな視点で。

 


ファンダ的には、マーケティングとかPRとか。2019年あたりはぐらつくも以降は持ち直し、トータルとして市場でも傑出した成長性と収益性を両立するピンのピンの方の会社。。。なのですが、増収一桁台になり、1Qでは減収にもでて成長鈍化も疑われる局面とは。四半期推移みるとまだ順調なほうとなりそうですが成長が止まるとするといろいろ前提が変わってくとはなりそう。

そしてかもめはですが、今後ほんとうに成長鈍化するか否かが非常に判断しがたい。これは市場の評価も踏まえて市場全体でもそれはわからないくらいにみられてるような気はしてます。

自己資本比率は低めですが財務は悪くもなく、そして設備投資もいらないやつでCFの筋は相当良く、堅調ならどんどんお金貯まるというか目先そうなってるようには。

評価。

PER8.2のPBR2.7ほど。これはこれまでの実績を踏まえると解せないレベルの低評価で、素直に見るならすでに成長鈍化を織り込んでいる水準とはみれるような。

過去のベクトルをみるに2021年以前くらいにはPER30-50も当たり前に置かれててて、2023年以降は低めの10台前半のPERに置かれてましたがPER10きりはさすがにというか。成長なくても下も見なくていい水準なようには見えたりします。ただ減益の低ROE化はしぶそうですがこれまでほぼ減収もない企業にそこまで警戒するのも・・って思ったりもしますが、市場としてはたぶん警戒でそれをどうみるか。高PBRではあるので低ROEになっていくとさすがに厳しいってのはありそうです。

一方配当利回りでも3.5%以上でわりと高配当利回りの水準・・・

というか、成長鈍化で利益維持くらいならそんなに酷いことにもならなさそう。

減益とか低ROE向かうと大変そう。倒産とかは心配ないんじゃないかな。

成長鈍化など来なく成長性維持でROEなども落ちないといい感じになりそう。

とかとか思いますが、成長鈍化するかしないかはまったくわからん・・・くらい。そのへんを考えていくならいいんじゃないでしょうか。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=6058

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6058

IRBANK:https://irbank.net/6058

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないぞ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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