大河の一滴

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(3652)ディジタルメディアプロフェッショナル/東証GR/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2591円(人々は、過去の栄光からずっと腐っていたが。少し前向きになりいろいろ試し始めている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3652 ディジタルメディアプロフェッショナル 東証GR/情報通信 81.68 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
32 3.5/10.94% -16.8%/15年 28.1 2.36
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
8.89%/15年 2.96%/15年 8.95%/14年 8.39% 2.3%/15年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
10/15年 -16/15年 -5/15年 -0.35/15年 8.53%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
39.19 34.57 88.2% 0% 0%

 今日は分析。2024/6/18の銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益成長率10%以上かつ、目先最高益更新かつ予想PER5年相対水準で10%内にあるもの(対象69銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。近年好調で成長してるのにここ5年で低評価なのを拾う意図。ディジタルメディアプロフェッショナル。グラフィックスIPコアベンダー。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年06月26日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「成長で黒字化?」

グラフィックスIPコアベンダーと言われても。

事業内容。

事業内容 | DIGITAL MEDIA PROFESSIONALS INC.

AIとか半導体とか流行りの感じのものの設計・・っぽいですね。ライセンス提供も。

流行りの大規模言語モデル(LLM)はやってなさそうも、いろいろ伸びてそうなものは入ってそうな。

大規模言語モデル(LLM)とは? 仕組みや種類・用途など | 株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト

 

伸びている。さすがにコロナ以後は半導体とかAIは需要豊富ですし。


それで好調なんでですが、過去は赤字もありでBPSも伸ばせない程度で、最近よくなったとはいえROEで10%行くかいかないか。

 

2021。普通に環境悪くて赤字感。

2022。大幅増収で売上最高もまだ赤字。

2023。さらに増収で黒字化も薄利感。

2024。さらに伸びてまともな利益がでるようになりました。

という感じで好調ですが2013-2023で赤字か薄利で最近のIT活況でやっとまともな黒字にたどり着いたという印象もあり。さてどうか。

ただ目先は伸びてるはそうで、そして・・・有形固定比率などみるにファブレスとなりそうで、もっと伸びると本格的に利益がでてくるやも・・ってところは。

という感じですが、1Qまだで、経過期は増収増益ですがこれまでよりは勢いが落ちる感じではあります。

四半期も右肩感なく目先4Qは一服ともあり、どこまでさらなる加速が見込めるのか・・

(株探から)

財務

財務はいいけど利益剰余金マイナス。

(IRBankから)

総資産39億でうち流動32億現金26億。投資有価証券5億弱でほぼ資産現金有価証券みたいなところは。

負債は4.6億で買掛未払あたりが主で有利子負債無しだし、負債現金以下どころか、有価証券とおなじくらい。

ほぼ水物でファブレスって感じ。財務上はなんら問題ないけど利益剰余金マイナス。

まだ投資家から調達したお金から資産増やせてませんねとはなる。さすがに数年黒字が続けばここはプラスになりそうだけど。

 

CF

 

営業CFがよわい。2013-2023でわりとギリかマイナスかも。2020の黄色いのは株式発行。

正直冴えない推移で儲かってるか怪しいが、目先は利益もでて営業CFもでてで、これは損益分岐を超えた可能性があるとは思いますが、いろいろ今後次第ですかね。無配。

 

月足週足日足の値動き判断

月足で噴火からさげてもちなおし
週足でさげてあげ
日足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2017年に噴火があり、3000円弱から17470まで。以降は2022年1127まで下落で典型的な急騰からの終わった銘柄感のあったところから、2022年後半以降は上昇感でててますが、4385までいって2107からまた4260となかなか乱高下が激しい感じであまり教科書通りのトレンドがでてるとも。

ではありますが一応週足レベルでは株高であり上昇は上昇で乱高下も覚悟してはいるのも。いろいいろ2023年安値の2307を基準に見るのがいいのではないか。ここをみながら上に向かえば売りを考える感じで。

 


ファンダ的には、AIとか半導体ファブレス。設計をして他に作ってもらう感じ。

正直長期にしんどい推移で、赤字も多く儲かってるのか儲かってないのかというか利益剰余金はマイナスなので儲かってませんでした。ってのが目先は環境がいいのか増収が続き、目先通期でまともな利益、CFが出てきたところ。あるいは今後は繁栄していくかもしれないとは。ただまだROEや利益率などでそんなに抜けた水準でもなく。悪くもないくらいかも。ファブレスは弾けるととんでもないところはありますので、そういう未来を見れるのか?を測る感じでしょうか。目先計画は一応進歩。

財務は状態いい。設備投資などが要らないファブレスっぽくクリーン。CFも久々に大きめの営業CFがでて決着。堅調なら今後はお金が入ってきうそうな。

評価。

PER28のPBR2.3ほど。絶対的に高評価ではないか。でている営業利益率10%とかで成長性もそんなに高くないファブレスとみると少々過剰ではないかという気も。とはいえ過去は低ROEもありPERは過去にはそんなも下もなさそうですが。PBRではひくくもないです。過去は1.4程度以下もあるので一定の評価はされてるとみれてやはりもうちょっと成長を織り込んでいそうには。絶対的には低くもない水準ですし。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3652

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3652

IRBANK:https://irbank.net/3652

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 

とくにないぞ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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