大河の一滴

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亭主元気で留守がいい

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また意味不明なタイトルですが

 

「亭主元気で留守がいい」とは大日本除虫菊株式会社の『タンスにゴン』のCMコピーから広がった言葉で、専業主婦が主流の時代に、夫は家にお金を入れてくれるだけでよく、家にいない方が妻にとって好都合みたいなニュアンスの言葉です。

まあこの言葉は本記事の趣旨ではなく、この「亭主元気で留守がいい」を連想しつつ似たような語感の言葉をかもめが思い浮かんだので記事タイトルに借りました。

 

すなわち「企業元気で株価は安いほうがいい」そのような話。

半分冗談で30%たわごと。でも20%くらい本気な話。

 

亭主元気で留守がいい。

hugkum.sho.jp

 

まあこれの再編集というか別視点みたいなの。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

みなさん株価は高いほうがいいですか?

これは高いほうがいいって思う方が大多数だと思うんですけど、かもめは少数派に属してそうで、実は安いほうがいいと考えてます。

理由は単純にそのほうが投資家が儲かるからというものです。

マニアックな意見であると思うし、ある意味身勝手利己的な理由でもあろうとも思ってますが、まあ・・・

 

考えてもみてください!

 

株価は高いだけじゃ投資家は儲からないのです。

何度もいいますよ?

投資家は株価が高くても儲からない。

 

投資家が儲かるのは株価が高くなるときに持つことです。

高いからじゃなく、高くなるときに持つです。

なんなら株価が低いとこからそれよりちょい高い・・でも株価が低いところになるときに持ったって投資家は儲かります。

PBRなら0.1から0.3だったら0.7から2よりも儲かります。

投資家が儲けるのに株価は必ずしも高い必要はないわけです。

 

高い株価で持つこと自体では投資家は別に得しません。

何度でもいいます。株価が高いことで投資家は得しません。得するのは株価が高くなるときに持つことです。

まあ逆を言えば安く持つことでも得はしませんし、安くなるときに持つと損しますね。

 

そしてこれは重要なのですが、たった今株価を安く持つことは得じゃないといったが実はこれは嘘です。

株価が安いと配当利回りがあがるからです。

また自社株買いをするなら同じお金でより多くの株式も買え、故にEPS、BPS、一株配当もよりあがります。

これはもちろん逆に株価があがると、配当利回りは下がるし、自社株買いをしてもEPS、BPS、一株配当もあまり増えなくなります。

 

これは重要なのでもまた整理すると・・

投資家は株価があがるときに持てば得です。下がるときに持てば損です。

でも上記を除けば株価は安いほど得だし、株価が高いほど損します。

 

故に株価があがるというのは、その高くなったあとに買う株主の利益を株価が上がってるときの株主に利益移転する事象だとは言えるわけです。

逆に株価が下がるは、株価が下がるときの株主から、その後に株主になる人への利益移転となりますね。

 

雑な事言えばこの記事書いている記事で日本郵政みたら以下でしたが、これをPBR0.045まで株安させると、配当利回りは34%ほどになり、その株価で買った株主はむちゃくちゃ儲かるわけだし、その配当を自社株買いに当てれば34%の株式買えて以後同じ支出で配当あたりの配当もかなり伸ばせるわけです。

まあその株価に至るまでの株安に付き合った投資家は大損ですが

 

でも!その株安に付き合う投資家を犠牲にすれば以後の株主はずっと利益が増えるわけです。

もちろんその犠牲になる株主になるのはわたしはやですが

 

で、これらはもちろん企業状態が同じであるならばですね。もちろんそうですが、企業状態が同じなら、株価が下がるときの株主は損するけど、それ以後の株主は永続的に利益が増えるのです。はい。

 

これらを踏まえてかもめは思います。

 

企業元気で株価は安いほうがいい

 

 

これでだいたい言いたいことは言ったんですが

以降は50%ジョーク30%たわごと20%本気くらいに言ってるくらいに受け取ってほしいのですが・・

 

まあ株安するときに付き合うのはいやですよね。私もいやです。

逆に株高するときに付き合うのはいいですよね。私もそうしたいです。

きっと皆様もそうでしょう。誰だって株高に付き合いたいし、株安に付き合いたくはない。

 

株安を他の投資家に押し付け、自分だけが株高のときだけ株主になるゲームに皆様邁進したいのだろうとはおもうわけです。だれでもそうです。しかしそれとは別に株価は安いほうが投資家はお得。

 

そこで一つの提案なんですが

株安は他者に押し付け株高のときは自分が享受できるように振る舞う。よいでしょう。しかしそれは、PBR0.5~PBR1でやってもPBR1~PBR2でやっても同じなわけです。いずれも二倍。なんならPBR0.1~PBR0.2でやっても同じです。二倍。

しかし配当利回りは、PBR0.5~PBR1よりPBR1~PBR2は半分になるし、自社株買い効率も半分です。PBR0.1~PBR0.2ならPBR1~PBR2で配当利回り10.倍で自社株買い効率10倍です。それだけ多く配当がもらえ、自社株買いがあればよりEPSBPSが早く伸びます。

 

企業元気で株価は安いほうがいいです。

だから株安するときの株主になるのはやだって

 

そうしませんか??

いや半分ジョークで20%ほど本気ですが。

 

まあそういう視点でいたりする私です。

なので、昨今のPBR1にしましょうみたいなムーブは歓迎してないというか、そんなのあがってるときの株主しか得しないじゃん!そしてその後の長い間の投資家に不利益じゃん。なに不用意に株高にしようとしてるの???くらいのことをわりとまじで思ってたりします。

そして株価あげろって言ってるのは、その株価があがるときのみに株主になろうとして、その後もいるだろう株主の利益などは知らんなどという極めて自己中な発想からなされるものだろうとはかなり思ってます。自己中であることが悪いだなんて言ってません。

 

まあでもそれがROEあがるというか企業の良化を伴えばまあいいのですが、そうでないのなら・・・

 

その中で昨今のPBR1目指しましょうはあまり企業の良化には成果がでてない懸念もあると考えています。

以下市場統計推移記録表統計で集計したデータ。

投資エクセルテンプレート:市場統計推移記録表 - 大河の一滴

市場の加重平均ROEとPBRを集計したデータですね。

正直ROE水準は進化したとするには微妙な成果。

 

以下のツリーでもう少し細かいことも考えてますが、昨今のPBR1とかのPBR上昇キャンペーンは、このPBR改善している間の株主に利益をもたらした反面、今後に株式を買う投資家の利益を半永久的に減らすものになった可能性があります。

ROEがあがるなど、企業良化がなかった場合ね。

まあ企業良化ないなら結局もとに戻る気はしてますが。

 

細かいこと。

https://x.com/kamomejan/status/1793954726029193314

 

なんども言ってるジョークですが

企業元気で株価は安いほうがいい

いやほんと。

 

なのでジョークですけど、自分は株価水準をあげるなんざ活動はどうなんですかね?とは思ったりします。

得してるようで長期的な利益を損ねるようならやはり投資家として程度が低いとはいいたくなってしまいますがどうでしょうかね?

まあ異論はありそうというか「企業元気で株価は安いほうがいい」と思ってるのは少数派となりそうですからね。

まあ、株安は他者に押し付け自分は株高のときだけ株主になる自己中で醜い競争はそれぞれ(もちろん私も)励むのはいいとしてですね。

そのなかで投資とそのリターンを考える際に隅っこにもあって良い発想なのかなとは思ってたりします。

「亭主元気で留守がいい」ではなくて「企業元気で株価は安いほうがいい」

 

 

株価は高いほうがいいですか?

・・それとも安いほうがいいですか?

 

 

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