基本データと取り上げた理由
株価:3630円(人々は、空高く舞い上がりそして堕ちてきている。)
基本データ
コード | 企業名 | 市場/業種 | 時価総額(億) | 決算期 |
6338 | タカトリ | 東証ST/機械 | 199.34 | 2024/09予 |
予想売上(億) | 予想営業利益(億)/利益率 | 長期平均営業利益率/年 | PER | PBR |
165 | 26/15.76% | 3.9%/17年 | 10.43 | 2.16 |
売上成長率(年複利/期間) | EPS成長率(年複利/期間) | BPS成長率(年複利/期間) | 予想ROE | 平均ROE/年 |
5.17%/17年 | 9.2%/17年 | 2.34%/16年 | 23.22% | 5.4%/17年 |
長期営業CF(億)/年 | 長期投資CF(億)/年 | 長期FCF(億)/年 | 長期平均FCF(億/年)/年 | 実績ROA |
56/17年 | -33/17年 | 23/17年 | 1.35/17年 | 12.42% |
総資産(億) | 自己資本(億) | 自己資本比率(%) | 配当利回り(%) | 配当性向 |
180.41 | 81.82 | 45.4% | 1.1% | 11.49% |
今日は分析。2024/6/18の銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益成長率10%以上かつ、目先最高益更新かつ予想PER5年相対水準で10%内にあるもの(対象69銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。近年好調で成長してるのにここ5年で低評価なのを拾う意図。タカトリ。産業機械メーカー。半導体味もかなり。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年06月24日取得。
業績財務CF推移とそれに対する分析
業績
ざっくり業績推移をみてひと言「停滞から加速」
こういうの。
セグメント。ほぼ電子機器で医療と繊維は赤字。
(銘柄スカウターから)
業績は伸びている。も、過去を見ると増収も減益もで、やはり増収時に利益がより伸びがちな製造業ムーブで、赤字もちらちらあったりと元来環境に左右されやすいシクリカルだなとは。
目先伸びているのもだいたい電子機器。
(銘柄スカウターから)
ROEなど2021年まではBPSなど伸びている感じでもないところから、目先は向上でBPSは加速でROEで16%20%くらいまで。目先計画20%の計画で好調といえる水準。
黒字化の2021「ディスプレイ製造機器では、新型コロナの影響により遅れていた海外メーカーへの装置導入や改造作業が再開したこと、国内有機ELメーカーから大型パネル対応偏光板貼付け装置の受注を獲得~半導体製造機器では、リモートワークの拡大による通信インフラ用ICチップ及び電子部品の需要の高まりや、脱炭素で省電力化の動きが加速する中、自動車電動化に不可欠なパワーデバイス用チップの需要が拡大するなど、国内市場、海外市場とも、堅調に推移」
もっと伸びた2022「半導体製造機器では、コロナ禍でのリモートワークの拡大による通信インフラ用ICチップ及び電子部品の需要の高まりや、自動車電動化や機器の省電力化に不可欠なパワーICの需要が引き続き拡大するなど、国内市場、海外市場とも堅調に推移~ 新素材加工機器では、世界的に脱炭素社会・スマート社会に向けパワー半導体の需要が高まっている中、パワー半導体向けSiC材料切断加工装置の商品力が市場に評価され、高いマーケットシェアを維持していること等により、好調に推移」
2023年もいろいろ好調で、主に半導体関連が引っ張る形で目先は繁栄してる感には。
今期も2Qで上方「、高品質なSiCインゴットの供給不足問題に起因する工場建設計画の遅延の影響等から、SiC市場は現在小康状態ではあるものの、当初計画しておりました通期販売計画の一部が、顧客からの要望により前倒しで売上計上され」
目先2Qも半導体製造機器が引っ張る形で増収+60%の増益+120%で振るってますが、前倒しもあり通期は横ばいに近い計画。過去計画はあまりあてにならない感じがあり上振れも下振れも。
財務
資産伸びないから伸びてる。
(IRBankから)
有形固定みると減ってますね。20億。流動148億でいろいろ増えてる。
負債も伸びてますね。97億。これは2020年で28億なので相当伸びてる。有利子負債は伸びてないので、買掛手形類が増える感じで単純に調子良くて事業規模増で資産負債が増えて資産規模が増してる感じ。投資も有利子負債も増えてないので好調が続けば美味しそうですね。
CF
近年営業CF、FCF増えて現金が飛んでいってる。
増配してるけど、配当性向などしょぼくて、CDからも余裕だし、現金30億から44億にふやす中で1.6億配当するくらい。
・・・という感じですが、好調でいいんですけど、好調前はBPSも資産も伸ばせないCFも現状維持でいっぱいの冴えないシクリカルな製造業くらい。
月足週足日足の値動き判断
月足であげてさげ
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2021年くらいからあげてましたが2022年後半から一気に噴火したかんじで、2022年安値1012から202年高値で9760まであげるも、以降は下落一方の推移。
目先3425までで、一応大幅株高からの調整局面とはみれるので、2021年以降くらいで上長トレンド継続と見るならどこかで反転しまた上昇に向かうとみれなくもないのでそういうふうに狙うなら。基準は3425か、でなければ段噴火前の安値2011とか噴火初値の2978とかで。この辺みながら再上昇を測る感じで。だから週足では現状底なし感ありますし、2011ならかなりまだ遠いですね。
ファンダ的には、上でいったけど、目先は好調だけど、好調前というか元来BPSも資産も伸ばせないCFも現状維持でいっぱいの冴えないシクリカルな製造業・・が半導体活況を受けて、業績も加速CFでて財務も改善に向かっていると。投資や有利子負債造も伴ってなく、突風?がさってもそのあと傷跡が残るようにも思えず、風が吹いた間は進めて美味しかったねくらいにはなりそう。
というところで、この主に半導体の追い風がどこまで続くのか?まだ追い風。あるいはさらに風が強くなっているようにもみれなくも。
評価。
PER10のPBR2.1ほど。PERでは実はもうよくある水準。今の利益水準・・追い風で盛られてそうなやつですが・・を維持できるならこんなもんというか追い風がもうちょっと強く吹けばまた上も感も。
同時にPBRではもちろん高い方で、利益水準などが本の位置に戻るとPBR0.5以下なども普通にありかなりしたをみないといけなさそうだねって塩梅のようには。
なので結局は半導体というか外部環境次第となりそうで、追い風お祈りする感じには。そのなかでだからまだ追い風が吹いてるようにはみえますね。
リンク
KABU+:https://kabu.plus/
銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=6338
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6338
IRBANK:https://irbank.net/6338
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
なにもないですねえ。
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記事補足してます。
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