大河の一滴

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(6436)アマノ/東証PR/機械(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:3715円(人々は、三度跳ね返された挑戦を4度目でとうとう破ってみせてる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
6436 アマノ 東証PR/機械 2847.84 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1600 210/13.13% 9.6%/18年 18.37 2.09
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
3.52%/18年 5.06%/18年 2.52%/17年 11.36% 7.5%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
2356/18年 -1185/18年 1171/18年 65.06/18年 7.39%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1845.85 1276.01 69.1% 3.77% 69.23%

 今日は分析。2024/5/29のKABU+データで配当利回り3%以上かつ予想ROE10%以上かつ実績で前期よりROEが伸びているもの(153銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。配当利回り3%以上で効率もあげているというのを拾う意図。6月なんか忙しそうなので二週連続。アマノ。就業・時間管理システムメーカー。パーキングや環境も。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年05月29日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

セグメント。

(銘柄スカウターから)

これがわかりやすいかも。パーキングが中心ですね。

5分でわかるアマノ | アマノ株式会社

 

もともともはタイムレコーダーが祖業みたいで、そこから機械でパーキングシステムとか清掃器具とか空気清浄機みたいな方向性。タイムレコーダーは人事とか勤怠給与システムとかに発展してるけど、比率高いのは自動車の時間管理というかんじでしょうか。パーキングですすね。システムとかあるし、銘柄スカウターでは業務支援ソフト分類ですが、やはり業種通りで機械寄りっぽくはありそう。

 

長期業績。2000年あたりからみても赤字もなく。そして増収時により増益がある製造業っぽさは。赤字もないのもそうですが二桁の営業利益率は製造業として結構優秀かなとは。


ROEなどこちらも右肩感あります。ただROE水準はあげてきて目先は製造業としても比較的高い二桁まで来てるのにBPS成長率はあまり高くない 2.52%/17年あたり。理由は後述ですかね。

そんな感じで目先通期。

パーキングが引っ張ってる感じですね。環境も好調でやはり規模はおおきそうですしね。このふたつ。

 

計画も増収増益。過去計画は上振れも下振れもありますが保守的にはみえますが、下振れは減収時ってところはありますので、このへんは製造業ムーブではないかとは、やはり売上が伸びることが大事で後退時は警戒しましょうという。だから今は伸びてる好調期ですね。

中期計画でも上振れ。そしてまだ伸びる感じの計画。OPRは営業利益率っぽいですね。できると結構いい感じだと思いますねというか、このへんまでくると製造業でもめっぽう優秀だぞくらいの水準かなとは。

 

 

財務

財務よくて蓄財。

(IRBankから)
目先通期で1845億で有形固定310億で意外に少なく、そして2022年まであまりふえてなく、2008年220億、2022年257億が、2024年で310億。工具が176億ですね。つまり有形固定の多くは工具・・たぶんパーキング機械じゃないですかね。これが増えてると。建物土地は増えてる感じでもなく。

流動1208億。625億現金。増えてる。手形360億その他商品とか。

その他有価証券167億。これも増えてる。

負債564億はほぼ有利子負債なし。大きいのはリース債務手形類とかですかね。

問題ないし現金など積んでてかなり強い財務感ある。

 

 

CF

FCF安定。ブレはあるけど営業CF増える傾向も。FCFも2009年以降常にでてますね。

それで財務増やしてる感あり。これ。高い還元性向。自社株買いも合わせて近年は90%以上ですね。さすがにこれで現金増えてないですが。配当性向も高めこなしつつ現金を積んできたのは強さを感じるところで、そしてこれがそこそこ高いROEを維持し高めもしながらBPS成長率が渋い理由です。

つまり還元にかなり振り切ってるから。財務両立しながらなので褒めるべきところでしょうか。

 

 

(銘柄スカウターから)

月足週足日足の値動き判断

月足でもみあいからあげ
週足であげ
日足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、年足レベルでは2008年以降上げ感。その中で、2018−2023はもみ合いしてた印象が目先2024でレンジ突き抜けてきた感じで長期上昇継続とするなら拾うのも。

週足レベルではより順調感ある。起点の1975、その他安値2282、2997あるいは日足の3537あたりは基準になるかも。日足レベルでは3537とかからあがって目先もんでる感じ。このへんをみながら4055超えを測る感じで。


ファンダ的には、タイムレコーダー軸にパーキングや環境機械など。長期に底堅く成長してるところはあり目先は好調ですが、やはりというか製造業で増収時により増益、減収時により減益感ありで減収にはかなり注意なところはありそう。だから目先好調で、でてる中期計画とかでてる水準まで行くと製造業でも目立って優秀といえる水準といえるくらいかも。

財務、問題ない。固定資産増えてるけど工具でおそらくパーキング。生産設備はあまり設備投資かかるやつじゃないかも。長期的には現金積んでる。

還元強め。自社株買いも含めて還元9割ほどいってて、そしてこれがROEとかのわりにBPS成長率が渋くEPSもしぶくしてる面がありこれをどうみるか。

評価。

PER18のPBR2.1 ほど。評価される理由はあるように見えるけど製造業として高評価のようには。高配当性向による配当利回り3.7%ほどで株価形成してる疑いも。結構優秀な企業とはなりそうも、高還元で内部留保があまりされなくEPSBPS成長率を落としてて、配当も高いバリュエーションで落ちてて、現状足してEPSで5%の配当3.7%ほどを年8.5%PBR2ほどは、意外に妙味がないというか同じくらいの年8%ほどでPBR1 以下とかもあるんじゃないかとは。

別視点でやすいとしてもっと評価されるとみると、これ以上のPERもないわけじゃないけど、これぐらいのPERはアマノとしてよくあるところで、上記のようにやはり評価されてるとみれるので、これも妙味あるとするのはどうか。

特に減収するとひどい目に合う条件も揃ってきてるところもあるかもで。高い配当性向は減益で即減配に繋がりそうで、そうなるとかなり悲惨になるシナリオも。その可能性も受け止めて入るのはどうかというのが妙味どうかとは言ってます。

中計できると感じよくはなると思いますが。

 

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=6436

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6436

IRBANK:https://irbank.net/6436

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転。8連勤めだったりしました。その中でブログ書いたり割と頑張ってる。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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