大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4428)シノプス/東証GR/情報通信/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

シノプスとその他

株価

1090円(人々は、緒戦まぐれ勝ちも以降はボロ負けし続けてきたが少しの反撃をみせつつある。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2023/12/29と2024/5/22比較をして、ROEを10%以上あげているもの(対象1124銘柄)を2020/3/17比較で低PBRになっているもの(対象242銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。去年から好調で調子いいのにコロナTOPIX最安値時より低PBRなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年05月28日取得。シノプス。流通ソフトシノプス。比較に流通関連

っぽいeBASEと銘柄スカウター業務ソフトで比較低PBRのRPA。ゲストにプス仲間のクオリプス(バイオ)


バイオがEPS成長凄まじいようにみえるのでEPS成長率はバグ。
RPAが優秀かもだけどこれも上場絡んでもバグっぽくて離れ値はちゃんと中身見ないといけないねという事例になるのかも。



各企業の数字とそれをみての所感

コード 4428 3835 6572 4894
企業名 シノプス eBASE RPAホールディングス クオリプス
市場/業種 東証GR/情報通信 東証PR/情報通信 東証PR/サービス 東証GR/医薬品
時価総額(億) 68.13 320.72 155.59 350.6
株価 1090 680 250 4400
決算期 2024/12予 2025/03予 2025/02予 2025/03予
予想売上(億) 21.2 55.0 72.0 0.2
予想営業利益(億)/利益率 3.4/16.04% 18/32.73% 6.5/9.03% -12.03/-6015%
長期平均営業利益率/年 16.3%/8年 25.4%/18年 6.03%/9年 -3079.79%/4年
売上成長率(年複利/期間) 14.1%/8年 12.9%/18年 27.5%/9年 #NUM!
EPS成長率(年複利/期間) 16.5%/8年 14.2%/18年 34.9%/9年 40.8%/4年
BPS成長率(年複利/期間) 37.1%/7年 15.2%/17年 88.6%/8年 12.3%/3年
長期営業CF(億)/年 15.22/8年 93.51/18年 57/9年 93.51/4年
長期投資CF(億)/年 -13.08/8年 -20.72/18年 -94.7/9年 -7.4/4年
長期平均FCF(億/年)/年 0.27/8年 4.04/18年 -4.19/9年 -5.24/4年
PER 28.46 24.73 42.23 -29.07106998
PBR 4 4.46 1.3 5.86
ROE 14.1% 18.0% 3.1% -20.2%
平均ROE/年 20.49%/8年 20.08%/18年 35.58%/9年 -14.75%/4年
ROA 10.8% 16.0% 1.9% -19.5%
配当利回り(%) 1.38 2.03 - 0
配当性向 39.2% 50.2% #VALUE! 0.0%
総資産(億) 22.02 78.09 192.43 61.84
自己資本比率(%) 80.2 88.8 60.6 96.6
メモ あげあ あげあ いちお増益 ばいお
シノプス(4428)

業績

シノプス。

シノプスクラウド (sinops-CLOUD)

サービス概要 | シノプスクラウド (sinops-CLOUD)

結構便利そう。

 

セグメント。クラウドで伸びてる。セグメント。パッケージを抜いて伸びてますね。

売上推移。

(銘柄スカウターから)

 

伸びている。利益率も二桁維持でしょうか。2020の後退が気になりますね。

2020までROEなど後退。以降は伸びてきて、ROEは目先2023で二桁で、予想だとROAが二桁。ROA二桁だと市場でも相当優秀くらいの水準となりそう。

原価率など。一応下がる傾向はありで、このへんは定型ソフトっぽく。

従業員。人は増えてるが一人当たりは伸びてる感じでもなくですが、クラウドよりだと伸びてくるなら伸びてくることが多いのはそうですね。うまくいくなら、さらに良くなる可能性はある。今ROA二桁程度のさらに上もありえるって話ですね。

 

(IRBankから)

で、2020年の後退は2020年8月の業績修正で。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、急激な経済環境の悪化及び個人消費の落ち込みが発生しており、業態を超えた競争環境の激化や消費マインドの大幅な低下の影響等も重なり、小売業界における先行きの見通しが困難な状況が続くものと見込まれ~当社はパッケージ製品である「sinops-R6」中心の販売からストック収益となるクラウドサービス「sinops-CLOUD」を中心とする販売へ大きく方針変更しました。2020年12月期の売上高及び利益は一時的に前期比で減少しますが、2021 年 12 月期以降にストック収益を中心とした財務基盤へ転換するための準備期間と考えて」

というコロナ禍の中でクラウドに舵切りしたからですね。

「「sinops-CLOUD」は 必要な機能・サービスだけを利用できるクラウドサービスとなっており、お客様の初期投資を数千万円から数億円抑えられるようになります。その結果、従来から主要ターゲットとしていた売上高400億円以上の小売業だけでなく、売上高400億円未満の小売業や飲食業に対してもサービス提供することができ」と、ここでイニシャルコストを下げて敷居を下げることにもなってきたと。

それでクラウド化は現状うまく進んできてるのだろうとは。

それで前期末。

決算説明資料 – 株式会社シノプス

増収増益。食品スーパーシェア率高いですね。

シェア率。

計画。増収増益で結構な成長率。

目先1Q増収増益も伸びは計画以下。薄利ですが1Qは例年弱いのもあるし、総じて堅調なのでは?まあ株価はおいといてね。

 

その他。

結構野望がある会社のようには。

スーパー以外に行きたがってる。

まあ明らかに優秀でありそうなんだけど、それを踏まえてPERとかみると・・なところはあるけど、そこでラクスあたりみるとラクスが予想ROAで30%クラスでPER45にシナプスがROA11%くらいでPER29とかです。単純に比較できるものでもないかもですがね。

 

 

財務

財務良い。

(IRBankから)

前期末で総資産22億で、有形固定0.26億で無形固定・・だいたいソフトウェアで2.9億に、流動11億で流動より。流動も現金8億ですね。

その他有価証券1億に長期預金5億で水物17億とかになりそう。

負債4.3億普通に現金>負債で成功したソフトウェアという印象。

問題など。

 

CF

 

営業CFでますよね。

2023年の投資CFは長期預金。

配当始まって配当性向40%目安だそうです。

 

eBASE(3835)

業績

小売商品データベースソフト。

クラウドよりはパッケージソフト寄り。クラウドもあるみたい。

パッケージのeBASE利用前提っぽいですが。

クラウドサービス - 製品紹介 - eBASE株式会社

 

長期に成長で、利益率ものびている。

ROEも10%台後半でBPS成長とると 15.2%/17年かなりのスピードで右肩感。ROEも下がるところあったのも止まったかな感も。

原価率販管費減らしながら営業利益利率30%台までのせてきてますね。

(IRBankから)

従業員。ゆるく一人当たりが伸びてる感。

 

(IRBankから)

総じて成功した順調なソフトウェア。

目先通期も増収増益で計画も増収増益。ただし高成長という感じでもなくなってきてるようには。

 

 

財務

有利子負債もないね。

(IRBankから)

目先決算で総資産78億で流動60億で現金49億。ついでに有価証券14億。負債まとめて9億ない。

資産78億で水物63億でなにを言えといいのだ?って思うけどソフトが成功するとこうなるという一つの事例。

 

CF

 

現金すっ飛んでいってるね。

増配するも間に合ってないね。自社株買いしても間に合ってなくて現金増えるみたい。

(銘柄スカウターから)

RPAホールディングス(6572)

業績

定型作業代行「BizRobo!」、バックオフィス業務自動化「RoboRobo」)によりホワイトカラーの業務効率化を支援。

みるととても便利そう。

BizRobo!(ビズロボ)| 継続率99%のRPAツールBizRobo!

事例集とかみてるとかなりできる範囲もひろそう。

業界別活用事例 | 継続率99%のRPAツールBizRobo!

 

な感じですが、業績は以下。2022薄利で2023で売上後退。・・ですがこれは「「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しています。また、当該会計基準等の適用については、「収益認識に関する会計基準」第84項に定める原則的な取扱いに従い、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析」で会計基準変更のためで、2023は実は別に売上後退ではないですね。ではあるけど、成長鈍化にはなってるところはありますね。

 

それでROE薄利でBPSも伸びるよりも減ってる感。

営業利益自体はでてるになりますね。

そういう感じで便利そうなソフトだけど、成長鈍化に低ROE化がすすみ蓄財も怪しくなっていると。

 

で、セグメントは以下で、アウトソーシングが、ロボットソフトでトランスフォーメーションはインターネット広告でソフトは伸びてないこともないけど伸びは早くなく、広告は足踏みくらいですね。

ロボットアウトソーシング自体は伸びてるし解約率も低そうでこのまま伸びていけば景色が変わるやもしれませんが。

 

計画では伸びるとしてますがどうか?過去計画は強気感あり下振れが多いですね。

 

財務

利益剰余金ギリですね。

(IRBankから)

 

前期末総資産192億で流動143億で現金115億に投資有価証券32億とかですね。だいたい水物感。

負債75億。39億有利子負債で現金>負債ではあるけど、問題はないけど有利子負債は伸びてるしこの先はどうなんですかね?感はなくもなく。

 

CF

 

営業CFでてるけど、投資あってFCFマイナス。投資で有価証券多めで無形への投資も踏まえて有価証券除けばFCFプラスにはなりそうだけど、潤沢ってほどでもなくどうみるか。

わりと有利子負債して有価証券買ってる構造ですね。無配で。投資されてもリターンは返さないで自分で投資してる感じでできの悪いトレーダー感。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足で上場時あげるもずっとさげ
週足でさげてもみあいかな
日足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

シノプス(4428)

テクニカル的には、2018年末上場で、そこで1524から2019年に4250までいくもそこがピークで、コロナで上場値を底抜け以後も続落が続き2022年832まででなかなかの上場ゴール案件。

832以降は1300円前後まで持ち直すも、2023年以降で1000円前後までおちてもみ合いから、目先は1583までつけるも日足ではまた崩れで1065まで。

いかにもさえないグロースの値動きですが、2022年以降は持ち直したりもして目先も2024前半で伸びてたりで上に向かう向きもなくもないのでこのへんをどうみるか。上場以降の下落大トレンドは反転しつつある?とみるのもあるやもとは。

そうみると日足は落ちてますがまたどこかで反転とみると。

いろいろ832とか845が基準でしょうか。879あたりあるいは1065でもいいかもしれません。このへんをみながら1583越えを測る感じで超えると長期の下落も転換もあるやもとは。


ファンダ的には、成功しつつある流通向けクラウド。普通に優秀で高成長の部類で伸びながらROEROAなどを伸ばしつつありめっぽう優秀なROA二桁台もみえてきてるし、CFもSaaSっぽい筋のよさ財務もド健全な部類で、いろいろ成功しつつあるSaaS企業。市場でも優秀な方だとは。極めて優秀かも。

評価。

PER28のPBR4ほど。高評価は高評価。PER28ほどは評価低くはなくPBR4なら減益とか低ROE化は許してもらえない水準だとは。ただ。もう成長性や収益性を踏まえると結構見れる水準で必ずしも高くて手が出ないともしがたいところにあるというか会社のいう年20%程度以上の成長が4年続くとPER14切るはずで、つまりはそれくらいの成長がどの程度続くか?をどう見込むか?くらいでそこそこ長いともう見れる水準かなとは。

ですが、この手の市場の冷えっぷりもあって今かどうかは怪しいし、上記の通り例えば市場でももっとも傑出した部類であるラクスは毎期じゃないけどROA30%クラスでPER45ほどまで来てるのをふまえると、もっといいのあるんじゃね?みたいな疑問もあるとはおもうのでもろもろ踏まえてどう考えるか。だから低ROE化とか成長鈍化は許されないと思いますよ?

 

 

eBASE(3835)

業務向け商品データベースソフトで、成功したソフトウェア会社。長期に安定成長で利益率をあげてきてもいて市場でも上位の収益性。若干成長鈍化はあるかも。

CF問題なく、財務も健全。還元強化も現金積んでる感じ。順調に企業価値が高まってるとは見れるものになると思う。

評価。

PER24のPBR4.4ほど。2015年以降としては平均的にPERになるねとは。これは2017年以前の低い水準も合わせて平均なので、2017年以前の水準ならPER15以下もあったりでどう考えるか。一方で2020年あたりはPER60以上もありそこからは株価も低い水準でこれだけ優秀で企業価値を順調に伸ばしていても株価はしんどいというのがあり得るという事例というか2022年にPER24ほどまでさがって以降は企業状態に準じた株高してる感じで、もっと低PER化もありえるとは思いますがそれも受け入れて拾うのはありかもしれない。まだ順調に成長すればそれなりのリターンがあると見込む感じですね。

 

RPAホールディングス(6572)

ロボット系SaaS系ソフトとインターネット広告。成長してなくもないけど、近年鈍化営業利益はでるけど低ROE化進んでそうな。目先も伸びて決着で今期も成長だけど過去からはビックマウスな傾向はありそう。CFはでるけど、ソフトなどの投資含めるとそんなに余裕もなさそうで有価証券など買ってFCFマイナス。財務は有価証券買うのもあるし現金もあるのでそんなに状態悪くないけど、有利子負債もありいいってほどでもない。

それで無還元ですね。総じてあまりうまくもいってないソフト屋さんな印象。ソフトは便利そうには思えるけど。

評価。

PER41のPBR1.25ほど。高PERだけどこれは低ROEなためってところあるし、ビックマウスなところありそうなのでよりPERは信用できないところはありますね。それでPBR1.25ほどはこの手の一応営業利益も出てCFもでて財務もそんなに問題もなさそうなソフト屋としては結構低評価な気もするところで、いろいろ渋い面もあるし低ROEなんとかしなよとも思うけどなんとかなると報われそうな感じは。まあ報われると思われてないのでこれくらいのPBRなんだとは思いますが。

 

 

クオリプス(4894)

再生医療ベンチャー。ヒトiPS細胞由来の再生医療等となんかすごそう。

業績もすごいです。右肩。赤字が。

売上2300万で赤字が5億8800万とかで目先決着で、計画ではさらに赤字が広がると。

皮肉じゃなくてボランティアですか?って思いますし、さらにボランティアを拡大するという状況だとは。もちろんお薬開発して大儲けというのを期待するからこそこういうのもありますが、だから現状赤字のものに投資家がお金を出して維持してる状態で投資家はボランティアしてるというか、現状誰かが薬で助かったわけでもないからボランティア以下というか、まあ従業員の皆様とかそこで使う研究設備などを提供する事業者に対してお金を払うというボランティアですね。お薬開発できるといいですねという感想。

それを前期で総資産61億で現金55億でこれがボランティアの資金ってことですね。それの全体で時価総額356億で、つまりは現状は利益剰余金はあるけど55億出して、従業員とか取引先にお金を払うボランティア事業に356億も出すボランティアというかボランティア二重構造になってるようには。・・・本当にお薬できるといいですね。現状お薬開発されてボランティアがボランティアでなくなった事例はほぼあるいはまったくないみたいですが。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。うん。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

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