投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
信和とその他
株価
736円(人々は、最初から常に劣勢ながら反撃の機会を伺いつつある。)
チョイス理由とバブルチャート
今週は比較。市場統計推移記録表で2023/12/29と2024/5/22比較をして、ROEを10%以上あげているもの(対象1124銘柄)を2020/3/17比較で低PBRになっているもの(対象242銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。去年から好調で調子いいのにコロナTOPIX最安値時より低PBRなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年05月24日取得。信和。仮設資材メーカーというか足場。比較に近そうなタカミヤとアルインコ。ゲストに信仲間の信越化学様。
でかすぎる信越化学。EPSみると信和がマイナスになったりしますが、BPSではプラス。このへんが特にシクリカルだとEPSよりBPS成長で測りたくなる理由。あとはいちおうRPSは成長。
各企業の数字とそれをみての所感
コード | 3447 | 2445 | 5933 | 4063 |
---|---|---|---|---|
企業名 | 信和 | タカミヤ | アルインコ | 信越化学工業 |
市場/業種 | 東証ST/金属製品 | 東証PR/サービス | 東証PR/金属製品 | 東証PR/化学 |
時価総額(億) | 103.8 | 224.54 | 227.01 | 118380.05 |
株価 | 736 | 482 | 1079 | 5914 |
決算期 | 2025/03予 I | 2025/03予 | 2025/03予 | 2024/03 |
予想売上(億) | 160.0 | 495.0 | 610.0 | 24149.4 |
予想営業利益(億)/利益率 | 16/10% | 36/7.27% | 32/5.25% | 7010.38/29.03% |
長期平均営業利益率/年 | 12.51%/9年 | 7%/18年 | 5.14%/18年 | 23.07%/17年 |
売上成長率(年複利/期間) | 0.6%/9年 | 7%/18年 | 3.2%/18年 | 3.7%/17年 |
EPS成長率(年複利/期間) | -4.5%/9年 | 5%/18年 | 4.3%/18年 | 7.4%/17年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 7.1%/8年 | 9.2%/17年 | 5.4%/17年 | 6.8%/16年 |
長期営業CF(億)/年 | 167.73/9年 | 249.98/18年 | 561.58/18年 | 249.98/18年 |
長期投資CF(億)/年 | -49.63/9年 | -269.4/18年 | -618.24/18年 | -42610.77/18年 |
長期平均FCF(億/年)/年 | 13.12/9年 | -1.08/18年 | -3.15/18年 | 1061.71/18年 |
PER | 10.24 | 11.22 | 10.15 | 22.69378358 |
PBR | 0.67 | 1.05 | 0.7 | 2.77 |
ROE | 6.5% | 9.4% | 6.9% | 12.2% |
平均ROE/年 | 10.04%/9年 | 12.26%/18年 | 7.43%/18年 | 10.83%/17年 |
ROA | 4.8% | 2.9% | 3.1% | 10.1% |
配当利回り(%) | 4.35 | 2.9 | 3.99 | - |
配当性向 | 44.5% | 32.6% | 40.4% | #VALUE! |
総資産(億) | 206.75 | 689.45 | 683.15 | 51479.74 |
自己資本比率(%) | 74.1 | 31.1 | 44.7 | 82.7 |
メモ | 停滞蓄財 | あげ | びあげ | あげ |
信和(3447)
業績
こういうの。
主に足場。機械って感じより器よりで物流機器も。
足場よりですね。
上場はわりと近年ですが、伸びてる感じでもなく、環境に吹かれるまま感ある。
でも赤字もなく、英表利益率二桁をほぼ維持で利益は底堅く。
ROEなど。BPS成長とると7.1%/8年と悪くもないけど。ROEも下がりBPSも伸びが鈍化感。
決算資料。
https://ir.shinwa-jp.com/ja/index.html
目先前期は後退
主力の足場でコスト高で購入よりレンタルに流れてるとか、人材不足で工事も進んでない物流も受注減なども。期ズレもあるようdwすが。
今期計画は増収増益ですが、主力の足場というか仮設資材も後退傾向感ありででどうでしょうね感は。
建設自体も就業者減の傾向があると。これは注意点か。
増収増益な計画。回復もあるけど、ヤグミグループの参加も。進捗は上振れも下振れも。近年は下振れしがちで、よくある後退局面に下振れ多めなやつですかね。
中期計画も。毎年伸びる計画だけど、過去は毎年伸びてないし計画通りにいっても、営業利益で2017年に及ばない程度。
総合して停滞蓄財で環境に左右される足場メーカーという感じですが、底堅いですが、環境がいまいち合わなく低収益の疑い・・くらいでしょうか。
財務
財務いい。自己資本比率も改善。
(IRBankから)
目先総資産206億で非流動で133億でうちのれんが92億でIFRSですね。
負債53億。有利負債は34億で負債の質は悪めも減らしてきてるし自己資本比率も改善ですが・・
のれんがきになりますね。のれん大きいですし、低ROE化もすすんでるとみえるので、場合によっては大きな減損とかきうる条件がちらついてきてるようにも。
こののれんは、ファンド絡みで自社を買ったやつみたいですね。
信和(3447)
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2019年2月23日
-資産の半分近くを占めているのれんは何ですか?
IR「インテグラル(バイアウト系ファンドで現信和の旧株主)設立のリバーHD(現信和)が旧信和を買収したときに生じたもの」
-将来的に一括で減損される可能性はないでしょうか?
-IR「よほど倒産に近い状況にならない限りない」 pic.twitter.com/egzyvRN6uf
CF
FCFはでておりますと、
それで目先は還元強めで配当性向100%超えでこれが目先のBPS減の理由ですね。
利益が回復しないと、BPS減るか減配になりますね。現金も減ってるのは・・有利子負債返してるからってところもありこちらを緩めれば払う現金はありそうですが。緩めないと現金へるというか減ってる。
(銘柄スカウターから)
タカミヤ(2445)
業績
こういうの。だいたい足場っぽい。
レンタルより。セグメント。
(銘柄スカウターから)
実際にレンタルが近年好調。このへんが販売中心の信和は苦戦のなかこちらは堅調以上な要因になってそうな。
(銘柄スカウターから)
長期に成長。利益率も維持かな。一方で毎年伸びてる感じでもないと。
BPSなど。ジャンプアップもあるけど、IRBankでみるともういちょっとスマート。
IRBankのデータは以下でBPS成長率も9.76%/14年まであってこれはなかなか以上かも。
とはいえ、ROEは過去の水準ほどでてないのでこれよりは低い水準で推移する可能性は留意してるとよいかも。
レンタル好調で目先通過。
今期は増収増益計画ですが、2Qでは投資もあり後退。
あと決算説明資料90Pもあって気合入ってる。
中期計画もできればなかなか良いかんじにはなりそう。
ただし中計は下振れしてるので過信は禁物か。
財務
資産増。自己資本比率などは一服。
(IRBankから)
順調なんじゃないですか。中身見ない。見なくてもなんとかなると思ったので。
と思ったけど有形固定推移だけ貼っときます。
CF
長期平均FCFは-1.08/18年。マイナス。儲かってないとも解釈できますが投資してるってことですね。営業CFの規模はあがってるので総じて順調とみなせるし、現金自体増えてますね。これは有利子負債増のせいですが。
減配はしてなさそうだけど配当性向30%前後できてそうですね。
アルインコ(5933)
業績
セグメント。建設寄りだけどホームフィットネスとかも通信機器も。とはいえホームフィットネスも通信機器も赤字っぽい。
(銘柄スカウターから)
製品。
長期に成長も利益率は落ちる傾向がありそう・・・からの目先は回復。
2000年からみて営業赤字はないくらいは安定的。長期に成長感もなくもないけど、後退はあり減益もちらちらありで停滞と見てたほうがストレスなさそう。
ROEも回復感もあるBPS5.4%/17年できててほどほど。
目先減収減益。仮説機材は減収で販売よりレンタルの方向性はありそうですね。
今期はかなりいろいろ回復する予定のようです。計画は上振れも下振れもありあまり信用できないかな感。
とかはあるけど、メーカーとしてまともなROEが出てきてていろいろ総合堅調な印象は。
財務
資産増。ただ近年自己資本比率落ちてるね。
(IRBankから)
有形固定182億で増える傾向。流動触れる傾向商品が右肩132億。いちおう増収なので増えるもの当然ですが。
負債377億。有利負債が252億で負債の質は良くない方となりそう。
CF
営業CFは安定的。けど設備投資大きめで、長期平均FCFは -3.15/18年でマイナス。と、投資先行であまりCFに筋がよくなく、そのせいで財務面に負担になってそうなところありますね。
その中で配当は維持し頑張ってちょい増配。手持ち現金とかからはまだそんなに負担でもないけど、だからFCFはマイナスなのでこのままだとSDGSじゃないですね。
日足週足月足の値動き判断
月足でさげてるだいたい上場ゴールっぽく。
週足であげて下げっぽいもみ合い
日足であげてさげ
確認。
評価・売買判断
信和(3447)
テクニカル的には、上場2018年で上場するも2020年まで1100円あたりでもみあうも、コロナあたりに底抜けして、以降は700円台でまたもんでる感じ。
一応コロナ632以降は681、709,721と安値切り上げ感あり上昇。一方2021年934円から安値切り下げで月足で三角持ち合い感は。これは煮詰まって来てる感じがあるので上にでると上昇トレンドが長くなるやも・・とみてそのへんではいるのも。
安値721とかをみながら780とか801越えとかが基準に良さそうですかね。
ファンダ的には、主に建設資材というか足場メーカー。わりと利益率など高く底堅いところはあるけど、環境に左右されるシクリカルで、わりと風に吹かれるまま感あって成長感はく。蓄財位はすすんでて悪くもないスピードでしたが目先はコストだけでレンタルに流れてるとか環境が今一つで業績後退感。赤字までは至ってないけどROEなども下がってて、蓄財も怪しくなってるは一つの事実だなと。
CFは堅調でFCFも出てる感じですが、近年FCFも弱く負債返済に回って現金が減る傾向。負債返済なければ現状は配当くらい出せるCFも前期はEPSは配当負けしてBPS減。
加えて大きなのれんがあり、ファンド絡みですがかなり資産に占めるところで、大きな償却があれば景色も変わる可能性ももちろん悪い意味で。目先ROEなど下がってるので可能性はでてきてるようには。
計画は業績回復ですが、どうでしょうか・・くらい。
評価。
PER10.3のPBR0.7ほど。BPS成長実績や配当利回りみると(ついでに優待もある)PBR0.7ほどはありくらいというか停滞蓄財の堅実なメーカーとしてはだからありかなとは思うところですが、低ROE化傾向に目先タコ配入りそれで、のれんも大きいとなると、最悪は、さらに減収減益で減配にのれんの大型減損も飛んでくるとかなりまずいシナリオも想定しうる局面にはありそうで、さてどうしましょうかとは、会社計画のようにするする業績回復に向かうと、わりと妙味あるかもしれない水準にありそうも思えますが。さてどうでしょう。
タカミヤ(2445)
主に足場のレンタルと販売。長期に成長で目先はレンタル好調で順調で長期にも毎年増収増益するほどでもないけど、成長感もあり蓄財はめっぽう順調。増益も毎年ある感じでもなく総じて停滞蓄財の印象。蓄財はだから結構調子いいんじゃないかと。
財務は自己資本比率維持くらいしながれ規模増、CFは投資先行で長期のFCFマイナス。
毎年伸びるとか抜けた利益率や収益性を示してるわけではないが、決算資料のページ数多かったり、投資熱心だったりで結構回っている印象。計画とは強気感ありますが、バリュエーション次第ですがわりと選べるところもあるのではないかとは。
評価。
PER11のPBR1.05ほど。停滞蓄財としてみるとちょい高評価かなあって気もしなくもないですがタカミヤとしてはここ後年ならわりと低評価で、PBR0.8くらいがある程度。
長期株価はさえないですが、上はPBR3以上もあって、株価はさえないですがこれは過去に評価されてたことの裏返しでこのへんをどうみるか。まあこれは過去のROE高いときみたいですが・・とかとかあるなか考える感じで。
アルインコ(5933)
長期に成長感もある、主に足場の製造レンタル、フィットネスとか電子機器もあるけど薄利とか赤字。
ROE下がる感じもあったけど、目先は回復感。ですが、わりと長期に投資が負担でFCFマイナス感あります。そのなかでBPSくらいは伸びてて、伸びが鈍化もまた回復感あるなかでさほど計画は信用できませんが。
総体としてやっぱり停滞蓄財。若干CFとBPS増に課題もあるかもしれないくらい。
評価。
PER10のPBR0.7。ほどほどかちょい問題があるメーカーがらしい評価帯におかれてるなという印象。PBRで0.7ほどはここ5年で下は0.57から1くらいでいかにも上も下もの水準。過去ももっと低い0.4以下とかもありますが、現環境ではいかにもほどほどとしか。
一方でそこそこ配当利回り高く優待もありで、CFに懸念あるけど堅調以上なら配当優待もらいながら報われるときもあるかもね。
信越化学工業(4063)
信越化学様。
総合化学素材メーカー。
長期に底堅くというか利益率あたり二桁は常きくらいですが、過去には一時期のびて後退して通常運転って感じが近年は特に弾けてた感じで目先はそれが後退をみせて目先通期決着感。
ROEなども目先かなりでてたけどこれも目先後退。もともと相当優秀ではあるけど、その中で特に弾けてた局面が目先後退でどうかんがえるか。
その中でバリュエーションはPBR2.8くらいは絶対的にも信越化学としても高い水準で後退が進むとなかなか厳しいかなとは。おちつくとROE一桁くらいもありますしそうなると過去にあったPBR1.2程度以下もあった感じで底に向かうのも。
というのもあり業績が後退も再加速があるか?みたいなところを測る感じにはなりそう。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないですがお手紙がばんばんくる。総会案内とか。それぐらい。
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