だいたい3月決算も出揃ったかな?というタイミングで例年恒例の集計記事。
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今回のデータは以下のテンプレで作成。
これの続きでもある。
ちなみに一年前。
ハイ。決算を通過しこんなんでました。
2024/5/30に取得したデータで比較。日本市場全体の銘柄データから作った統計だよ。
数銘柄3月決算を一部残して全銘柄を拾えきれてないですが全体からは誤差であり問題ないでしょということで例年通り5月末にデータを拾ってます。
注意点としてKABU+で地方市場データ配布がなくなっており東証のみの数字となります。とはいえ総額レベルでは誤差になりましょう。
以下を御覧くださいませ。
だいたい予想データじゃなくて実績データと思ってください。
3月決算更新されてない一部企業もあるので完璧ではないと思ってほしいですがだいたいなら問題はないでしょう。
日本企業総体で今が一番状態がいいと言えそうです。
もともと日本企業総体で利益は史上最高水準でしたがシクリカルな製造業が引っ張る面も強く、さすがにここらで後退かも・・?と思ってたらそんなこともなく、売上も利益率も改善で特に純利益で+15%と絶好調でROEも8%の高水準からじりあげと、業績面でおおよそケチもつかなく、財務面でも還元強化しながら自己資本比率も自己資本も前進となり・・まあ有利子負債も増えてますね。でもこれも好業績局面での増加でプラスなやつではないかとは。
そういうわけで日本企業は好調。基本的にはめでたい話であろうと思います。
予想と評価
予想利益は実績には落ちるとはいえ、予想利益としては去年末から7%ほど前進。
当然史上最高水準の利益の予想がでてるということで、会社はまだ好調だという宣言が出てる状況でやはり市場全体としては好調とみなすほか。
かつ配当が去年から+14.7%となりこれは躍進となりそうで、日本企業はさらに稼ぎそしておおいに還元するぞという感じにはなっています。
そのいうかんじなのですが評価は日経平均トピックスもあがりPERPBR加重平均も前進で評価がかなり進みました。日経平均においては一気にバブル高値を破る局面もあったわけでさすがにバリュエーションが高まって企業は好調とはいえ株価先行の面もありそうです。
目先のPBPも1.36とかは自分がデータをとってる2015年以降でも低いというよりは高い状況で、やすいとはし難いところはありますね。まあ企業は好調ですが。
と、いろいろ好調であまりケチがつかないですが株価も安くはなく、これは好調が途切れたらきな臭くなるかもしれないとは思うところです。やはりシクリカルな製造業が引っ張る局面もあり後退にはビビりながらにはなりそうだなとは。
だから目先までは順調としか言えないです。
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