大河の一滴

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(5715)古河機械金属/東証PR/非鉄金属(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1848円(人々は、成果でず現役引退してしばらく経ってたがまた表にでようとしいる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
5715 古河機械金属 東証PR/非鉄金属 747.43 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1893 90/4.75% 4.1%/17年 4.21 0.58
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
-0.34%/17年 -0.36%/17年 4.35%/16年 15.85% 7.8%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
1301/17年 -675/17年 626/17年 36.83/17年 2.69%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
2327.45 1029.47 44.2% 2.71% 11.39%

 今日は分析。2024/3/22に銘柄スカウター10年スクリーニングで売上営業利益の最高値更新(716銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12比較で低PBRなものになってるもの(149銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。長期に成長してるけど目先2016チャイナショックより低評価に置かれているもの拾う意図。古河機械金属。金属系機械。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年03月22日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「停滞蓄財」

セグメント。いろいろやってる。

(銘柄スカウターから)
会社HP。

個人投資家の皆様へ | 古河機械金属株式会社

一部で高いシェア。

事業紹介 | 古河機械金属株式会社

他にも高いシェア多め。

 

 

ではあるけど、別に成長する感じでもないですね。一応2004年以降で営業赤字はないくらい。純損失は2009とか2012とかにある。

とかとかですが、2012年に純損失切ってからは比較的堅調な業績。コロナも大過なく。

BPSは増。おおよそ右肩でしょうか。2019-2020では減少ですが後述。

トータルでBPS成長で4.35%/16年でそんな高くもないけど。これは2012年以前も含むし、後述要因でもうちょっと上かなとなるのでもうちょっと上にでそうな。

総合して、いろいろやってるし、一部のものは高シェアですが全体としては停滞色が強く、その中で蓄財してる停滞蓄財の色が強いなとは。

その中で目先売上利益水準が高くいかにも好調だってところはありますが。これを一時の好調とみるか不可逆な成長に向かってるかみたいな視点。

セグメント売上。金属が大きめ。それでコロナ後伸びてるのは金属。あとドリル。

(銘柄スカウターから)

セグメント利益。気液貢献はドリルがコロナ後躍進。ドリルは2021で赤字なのですがそれ以外はだいたい利益貢献。

(銘柄スカウターから)

中期経営資料から。

説明会資料 | 古河機械金属株式会社

営業利益でコロナから復活。今期は2Qでかなりロックドリルが貢献する形で減収も増益。「主に海外での出荷増に加え、円安により増益」だそうです。

そういう感じですがトータルとしてはやはり停滞蓄財味でみておくのが妥当な気は。ドリルが引っ張る形で好調ですが

あとは引っぱっているドリル。

ロックドリル部門 | 古河機械金属株式会社

 

財務

資産増。自己資本比率向上。

(IRBankから)

こちらだとBPS成長はより上で6.38%/13年ですね。後述ですがIRBankは自社株も考慮したBPSをだしてるのでちょいかいぜんしますし、よりBPSの右肩感。

それ以外はあまり中身見る必要もないなと思うくらい。順調だという意味で。

一応有形固定推移を見ると、前期末有形固定909億でこれは長期に維持に近いですね。

流動998億に有価証券347億。

それで負債1266億は長期に減ってる。

 

(IRBankから)

ということで、有形固定・・生産設備を維持しながら儲けは負債の返済に回してる感じでまさしく停滞蓄財という印象。

そして蓄財(負債返済)は順調だで問題ないなとは。

 

CF

営業CF安定で、その中でだいたいFCF出てる。
それで後述の還元。現金維持で、余裕が自社株買いしてますね。

この辺でBPSが減ってるときもあると。増配はなさそうですが、長期的にはBPSEPS増に貢献してるかんじでしょうか。

(銘柄スカウターから)

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげてあげっぽい
週足でもみあいからあげ
日足でもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2013年あたりに急騰で700円台から2650円までその後も2015年で3040までつけるも以降は下げ気味にもみ合い特に2018年以降は崩れコロナで902までささがるも以降はもみ合いが続いたところから2013年あたりを起点に上昇に来てる感。

2013年に急騰しすぎてそれの影響が2018年まで引きずり、以降は多くのシクリカル銘柄に近い推移だったんのがようやく2023以降に上昇に転じた感ある推移もあるので、目先週足上昇起点の1236とか1255あたちをみながら、目先は日足はもみ合ってるのでもみ合い安値1709とか1658を底にみて2136を破り上昇継続を測る感じでしょうか。

 


ファンダ的には、金属が比率高いけどそれ以外もいろいろしてるメーカー。稼ぎ頭はドリル。特に2014年以降は堅調で業績停滞感あるけどそのなかで蓄財は進めてる停滞蓄財。目先は特にドリル貢献でかなり歴史的に好調ですが、投資なども進めてる感じもなく負債を返しながら配当に余裕は自社株買いみたいな感じなので、やはり成長というよりは蓄財してる中で環境良化で好調とみておくのがだろうな気が。

評価。

PER4のPBR0.6ほど。非常に低PERですがこれは固定資産売却益がのってるので前期並みで純利益をみるとPER12くらい相当でそんなに低くもないし、古河機械としてもまあある水準。PBRでもにたようなもんで、古河としてはまあ上も下ものよくあるバリュエーション。

絶対的にも、評価高くもないしやはり停滞蓄財位でみられてそうな感はあります。

それでもBPSと配当合わせて年8%程度は見れそうもありで、それをPBR0.6程度は下もあまりみなくて上に行けば撤退のオプションも持てそうで好みの人もいるかもねという感じ。そのへんを踏まえて。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=5715

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=5715

IRBANK:https://irbank.net/5715

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないひが続きます。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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