大河の一滴

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(7864)フジシールインターナショナル/東証PR/その他製品(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2130円(人々は、作った砂山を壊され落胆するもまた新たな砂山を作ろうとしだしている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
7864 フジシールインターナショナル 東証PR/その他製品 1281.45 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1960 126/6.43% 7.3%/17年 12.97 0.88
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
4.81%/17年 5.64%/17年 5.99%/16年 7.47% 8%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
1846/17年 -1478/17年 368/17年 21.63/17年 3.99%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1800.04 1205.71 67% 2.11% 27.39%

 今日は分析。市場統計推移記録表で2016/2/12と2024/2/22比較で、ROE高くPBR低く配当利回りが高くなっているもの(対象160銘柄)から気になったものをチョイスして分析。日経バブル越えしたタイミングでもチャイナショック時より効率してるのに評価を下げているものを拾う意図。フジシールインターナショナル。包装材。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年02月26日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「いちおあげ」

シールというかパックと言うか包装で、それをする機械も売ってるみたい。地味だけど堅実な事業性はありそう。

事業でもみて。

事業紹介 | フジシールインターナショナル

セグメント。国内で半分くらい。

(銘柄スカウターから)

 

実際に業績は堅実。1999年からみて赤字もなく。ただ利益率は下がる傾向もみれるし、減収ないわけじゃないし、減益はあるので成長というより蓄財味が強そうな印象はうけますね。


ROE推移など。BPSはわりと右肩感がありわりと蓄財。 BPS成長率5.99%/16年ほどはそう悪い水準でもないと思うところで、ROE平均 8%/17年とかも配当利回り踏まえていろいろこんなもんんだね感。悪い意味でもなく安定性堅実性に優れる製造業。長期企業価値向上もROEなど踏まえて整合性があって良くも悪くもこんなもん感ありますくらい。

原価率など。ちょっと原価率が目先上がってるね。原材料費とかで苦戦してそうなところはあるかもね。

前期でもそのような感じは醸し出してます。

価格改定はするもコストも上がり続け吸収しきれない感じ。

 

そんな目先に上方修正。

「売上高につきましては、海外子会社における円安による為替の影響で予想を上回る見込み〜営業利益につきましては、上記為替の影響に加えて、収益性の向上施策がさらに加速したことにより、当初予想を上回る見込み」

増収と円安ですね。

3Q決算。各施策が噛み合ってきてる感もなくもなく。

あとは資本コストとかROEを意識しだしてるところはありますね。

興味あれば資料でも。

決算説明会 | フジシールインターナショナル

 

財務

蓄財。

(IRBankから)

特に中身なくていいじゃんとも思うけど前期末総資産1800億で有形固定は619億も2015年以降あまり増えてなく、新商品や増産であまり追加設備要らないっぽさがでてますね。

流動1100億は右肩で主なものは手形類570億現金220億商品類250億といったところでしょうか。

負債594億。有利子117億とかありますが、手形類が多く270億でほかはいろいろで問題ないし結構健全な類なようには。

 

CF

 

営業CF安定でだいたいFCFも出てる。設備投資はこれで維持くらいなのでしょう。前期はFCFマイナスも売上債権、棚卸資産増で営業CF低水準だったからみたいなところはありますね。

還元は増配傾向で自社株買いも混じってますね。

決算資料でも還元触れられててDOEとかの言葉も。

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげちょいあげ
週足でさげてあげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年ぐらいまであげて2022年までおちてもみ合ってる中で反転上昇感でてきた製造業系によくある推移。

ざっと5570まであげて2022年の1402までさげて以降は週足レベルで1939、1436、1817、1602の三角持ち合い形成から目先は決算でか、上放たれした感のある推移で、ここで上昇の起点とみるなら入るの。もう週足では高値抜けたので月足あたりの1402をそこにみて2150超えて2687も超えていくような上昇形成できるかをみながらでしょうか。

 

ファンダ的には、シール屋というか包装材メーカー。商品に包装材貼ったり、包装材作る機械売ったり。長期に堅実な感じで成長してきており派手なことはなく地味も安定なわりといぶし銀味の印象は受ける。増収多めで成長ですが減益などはあるも赤字はないくらいで停滞蓄財の文脈でみてたほうがストレスなさそう。その文脈ならいろいろROE近辺でBPS増と配当が近似値でいろいろ予測可能な水準を離れないようには思え、人にもよるけど扱いやすいとする人もいるのでは。

業績は増収もコストを吸収しきれなかったところがあったっぽいなかでそれもピークもすぎ結構な増益を目先見せてますね。

財務やCFは問題ない。基本的にあまり成長に投資がいるタイプでもなさそうな。あとは還元方針を思案してそうなところありますね。

評価。

PER13のPBR0.85ほど。垢抜けない事業内容で大きな変化にも乏しい地味な製造業としては高いとは感じないけど、ほどほどなPERPBR。フェアバリューと言われればそうともみえそうですが、現行PERはなにげにフジシールとしては低いもので一応フジシールとしては歴史的低評価。これはPBRでも近いところがあり、PBR0.7以下くらいはあるけど、PBRでもわりとフジシールとして低い方。よくある水準くらいでね。一方高いときはPBR2.5声とかPERで30超えとかあるのでなにげに高評価も通過してきたところもあるのでそれも踏まえて。

ちなみにクオカード銘柄。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=7864

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7864

IRBANK:https://irbank.net/7864

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特になんかある感じでもない。チンパンにまけるくらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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