大河の一滴

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(6882)三社電機製作所/東証ST/電気機器(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1625円(人々は、躁鬱激しく進んでも戻ったりしてよくわからないかがいつのまになんか進んできている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
6882 三社電機製作所 東証ST/電気機器 242.94 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
305 30/9.84% 5.9%/17年 8.64 0.92
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
0.02%/17年 6.36%/17年 4.18%/16年 11.87% 6.1%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
266/17年 -148/17年 118/17年 6.96/17年 4.41%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
290.83 210.65 72.4% 3.08% 26.6%

 今日は分析。2024/2/2のKABU+データから、ROE10%以上かつPER12以下かつ配当利回り3%以上かつ配当性向40%以下のもの(対象88銘柄)から気になったものをチョイスして分析。高収益なわりに低PERでは伊藤理m割りも無理なく高めのものを拾う意図。三社電機製作所。パワー半導体&電源機器メーカー。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年02月02日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「なんとか蓄財」

セグメント。

こういうの。

 

用途はごっついものとかインフラよりですね。

 

業績は長期に成長感はないかなあ。目先は好調も2008年あたりのピークには届かず。

そしてざっくり増収時により減益、増収時により増益の製造業ムーブで囲みても要所で赤字もでてて利益も乱高下するシクリカル。


とはいえ平均でROE6.1%/17年でそれほど低ROEでもなくBPS成長率も4.18%/16年くらいでてて、そしてこれは好調期ならペースもあがるはずで好調時だけ付き合えるなら・・感はあります。そしてそれは増収時という感じにはなりそうです。

2022年より増収。やはり顧客の設備投資の状態に左右されそうですが、そこが好調だと原材料が調達難でも増益になると。

2023、増収だけどコスト高とか原材料調達難で利益率は維持。それでも維持くらいになるんので増収が正義。

そういうことでやはり増収が大事で逆から言えば減収だと早めに逃亡が重要そうですが、四半期では減収もあるのでその判断の塩梅はありますね。

とはいえおおよそ四半期も増収化減収かは傾向も出てそうなのでこのへんをみて。

そんななかで、目先3Qまでで増収増益。増益率はわりとえぐくてこの辺はやはり増収が正義感ありますね。

 

 

財務

資産増。そして健全。

(IRBankから)

この手の製造業だと増収時には投資がかさみ財務がむしろ悪化になるとかあるあるですがここはもともと財務いいのもあるが、悪化もせず素直に資産増に来てますね。

という前期末で総資産290億で有形固定資産54億でこれは2015年から減ってて増えてないですね。そういうことであまり増収に投資が要らないタイプですね。もっと増収すると不明ですが。

流動225億は2020からは増えてますね。でも長期には横ばい感も強く。中身は現金40手形90億商品材料80億とか。

負債は80億で大きいのば手形40億未払金12億であとは細かいものでそして有利子負債はないですね。

基本的には財務いいのと、そしてあまり投資とかはすすんでなくてこのへんでも基本的にあまり会社は成長を追っている感じでもなくやはり業績もいまは好調だけどいずれまた戻るって印象が強くなりますね。

 

CF

 

 

CFはわりと普通にでてますが前期マイナス。これは売上債券とか棚卸し資産の影響が大きいのでむしろ好調だからとはなりそう。長期平均FCFは 6.96/17年でFCFはでるけど、時価総額比較では大きくもなくやはりキャッシュリッチということでもないとはなりそう。

そのなかで目先は現金減る方向。還元頑張ってる。わりとぐりぐり自社株買いしてますね。

配当自体は配当性向でくぎってそうで減配も。目先の自社株買いは還元性向100%超えで続けられない水準です。

このへんでも投資<還元でこのへんからも基本的に成長を追ってる会社ではなさそう。ど力と言えば儲けたから還元しようみたいなムーブですね。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足で乱高下しつつ、目先はあげ
週足でもみあいからあげ
日足でもみあいからあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、一応年足など見ると長期にあげてる感じもなくもないけどあげても下げる感じであまりお行儀がよろしくない値動き感はあります。

2018からコロナまで1949から422とか、その422も2016-2017の安値を割るとか、以降も

もみ合っていきなり上げるみたいな挙動が多く、あまり素直じゃない値動き。

そのなかで目先も週足日足でもみあっていきなり急騰な感じでいろいろお行儀が悪い感じですが、目先は上昇になるので急騰前の1174とかコロナ以降の安値687とかは基準というか上がるの早くてもう遠いのでお行儀が悪いですね。

日足1587とかだと瞬時に割りそうですし。普段は進まずいきなり進んだし下がったりする扱いにくいものと認識して扱うなら人よりうまく扱えるかもですね。


ファンダ的には、電源とか電気周りの半導体というか部品メーカー。コロナ以降は好調って感じですが、長期に成長感もなく、会社も投資を進めてるかんじでもなく、総合的にはもう成長を諦めた企業が今は環境で調子いいだけ感はあります。それに製造業っぽい増収でより増益、減収でより減益の傾向はあるのでやはり売上は伸びるとき好調なときに付き合えるか?が大事そうには。目先はまだ好調そう。ただ後退に向かういずれは来るとみてたほうが。長期に蓄財くらいはすすんでますけどね。

財務は健全、CFも結構健全でその中で財務の健全性を維持しながら余裕は還元に当てる姿勢感はあります。今は好調だから還元できるぜみたいな感じかもしれません。

評価。

PER9のPBR0.9ほど。わりといつ利益が後退するかわからないところはありPERでみるのはどうか。となるとPBRですがPBRだと三社電機製作所としても歴史的高水準だったりしますね・・低いほうは0.4切りとかもままありこの辺をどうみるか。

好調が切れる、減収に向かうとそっち方向に向かうのでは?とは想像できそうでどうかんがえるか。まあでも今は好調でさらに増収ならより増益の法則でまだ好調の先があるやもとは思うのでどう考えるか。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=6882

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6882

IRBANK:https://irbank.net/6882

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

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