大河の一滴

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(8137)サンワテクノス/東証PR/卸売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2269円(人々は頭頂失敗した山にもっと慎重に再挑戦してきている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
8137 サンワテクノス 東証PR/卸売 364.04 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1650 57/3.45% 2.5%/17年 7.19 0.73
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
3.53%/17年 7.52%/17年 9.1%/16年 10.73% 9.5%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
124/17年 -30/17年 94/17年 5.52/17年 5.5%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1065.81 444.84 41.7% 4.19% 30.09%

 今日は分析。2024/2/2のKABU+データから、ROE10%以上かつPER12以下かつ配当利回り3%以上かつ配当性向40%以下のもの(対象88銘柄)から気になったものをチョイスして分析。高収益なわりに低PERでは伊藤理m割りも無理なく高めのものを拾う意図。サンワテクノス。独立系の電機・電子・機械商社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年02月02日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

産業用エレクトロニクス・メカトロニクス機器の専門商社。

 

途中減益もあるも長期に成長。1999年以降営業赤字は2010年のみで純損失も2009-2010だけですね。

BPSは長期右肩。上記の赤字もBPSはほぼ毀損もない水準。

BPS成長率をとるなら9.1%/16年でROEあたりも結構たかめ。と、業績は後退もあるし赤字もあるけど蓄財自体はかなり順調でこのへんをどうみるか。といいつつ、2007-2011とかはBPSも伸びてないとはなるので、環境悪いと厳しいところもあると。

総合、めっぽう優秀な停滞(そして長期には成長)蓄財の専門商社という印象で、あとは状態見つつバリュエーション踏まえて判断すればいいんじゃないか感。

増収2022の資料。

www.sunwa.co.jp

コロナ回復半導体さまさま感あるけど、先行手配とか反動もあるかな?という要素もありそうですね。

このへんも半導体

 

2023。好調ですね。

部門別も完全勝利感ある。

とう言う感じですが反動?が進んできてて受注残が減少にまわったようですね。

とかもあり今期は減収減益の計画。

目先3Qも減収減益ですがその中で上昇は入ると、思ったよりは堅調ですが目先は好調から後退足踏みにむかっていく局面とはなりそうです。

 

財務

資産増。

(IRBankから)

有形固定みると22億でほぼないし減ってる。資産大半流動資産で942億に有価証券83億で流動は手形に電子記録債権で580億に現金140に商品175億でだいたい終わり感。

ほぼ商品と手形と現金。

負債620億で手形類で440億に有利子負債で95億でほぼ負債は手形。

有利子負債も<現金であり財務はあまり無駄なものもないし健全かなとは。

 

CF

 

それで現金伸びてますね。卸がゆえに在庫変動で営業CFは乱れますが長期平均FCFは5.52/17年でプラス。これはすくなさそうですが投資有価証券の取得とかあるしもうちょっとマシだし実際に現金積んでますね。有利子負債による増もありますが。

 

あとはCFの話ではないですがPBR1とりたいみたいです。70億は2023から減益なのでこれは足踏みとうか停滞だと思いますよ。

配当性向25-35%基準。

現状は維持できそうですが有利子負債とかは増えてるしいうほど余裕はないかもです。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげるもさげてまたあげ
週足であげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2009年くらいからみると長期上昇。その中で2018はかなりのところにいって落ちて深いドローダウンを作った感じですね。それも安値は630、685で切り上げですし、これでも長期上昇は切れてないとも見れる中で、目先は順調にのびて2777の高値をもう一度試しに来てる感じで2016をみながら、2542を越えて2777に届いて超えるかどうかを測る感じで。

 

ファンダ的には、専門商社。長期に結構堅調で赤字はあまりないし、赤字出しても大きなBPS毀損にならずこのへんは固定生産設備を持たない卸に底堅さ。総じて成長がないわけじゃないけど停滞蓄財の専門商社という印象。蓄財スピードはそこそこ以上でBPS複利9%実績で配当足せば13%ほどと見ることも出来ますが今後は不明。

目先は業績は足踏みに入りつつ停滞感出る中で会社はPBR1を目指すとしてますがさて。

財務はほどほどあまり自己資本比率など高くないけど顕著な卸のもので問題というほどでは。CFも同様ですが卸っぽくCF自体はそんなに潤沢じゃない。現金くらいは積んでますが。有利子負債も増えてるし。

総合で堅調な専門卸。

評価。

PER7のPBR0.7ほど。状態を踏まえれば高いという感じでもないけど元来専門商社があまり評価されないところはありPBR0.4以下もわりと平気につけてきた過去はあり、好調が外れて足踏みに入りそうな雰囲気があるなかでさあどうでしょうね?という視点は。

一方で会社はPBR1を目指すとしておりそれもあり思い切った増配もしてるところもありそうで、業績足踏みのなか株価対策とかで思い切った還元作とか出てきかねないな感もあり、例えば手持ち2012年並の現金が荒れば良いとするなら(他に有価証券もあるし)時価総額360億くらいで100億級の還元も可能そうだなというふうにみることもできて、まあそこまではする気はないだろうとは思いますがそういう視点ももてる中でどう考えるかですかね。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=8137

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=8137

IRBANK:https://irbank.net/8137

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないけど、日経平均バブル高値がほんとすぐそこね。

そのうち超えるとは思ってたけど、思ったより全然早く越えちゃうかも。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

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