大河の一滴

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(3116)トヨタ紡織/東証PR/輸送用機器(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2453.5円(人々は、登ったり下ったりしながらいつのまにかより高いところにも登れている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3116 トヨタ紡織 東証PR/輸送用機器 4604.38 2024/03予 I
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
19700 930/4.72% 3.7%/17年 7.77 1.04
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
3.58%/17年 4.04%/17年 4.51%/16年 14.73% 9.4%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
11961/17年 -8087/17年 3874/17年 227.88/17年 1.49%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
10073.92 4007.41 39.8% 3.51% 27.24%

 今日は分析。2024/2/2のKABU+データから、ROE10%以上かつPER12以下かつ配当利回り3%以上かつ配当性向40%以下のもの(対象88銘柄)から気になったものをチョイスして分析。高収益なわりに低PERでは伊藤理m割りも無理なく高めのものを拾う意図。トヨタ紡織。紡績してないトヨタ源流・・じゃないみたい。。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年02月02日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

トヨタの源流は紡績でここかな?と思ったら違うみたい。

トヨタグループの系譜図

https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/common/pdf/t75_1_keifuzu_04.pdf

 

不正騒ぎが起きてる豊田自動織機トヨタ自動車に派生して、トヨタ自動車からこのトヨタ紡織に繋がってるようです。

 

こういうの。繊維もしてるけどもうだいたい交通の椅子とか自動車内外装。

自慢してる。

 

 

 

セグメント。上記のようにグローバル。地域セグメントは事業性が近いことが多くあまり参考にならない間はある。違うと利益率が大きく違ったりするものが伸び縮みで意味を見出しやすいけど、似たようなものが上下しても全体としては変質しないしならば全体みてればいいとなるし。まあ日本と中国では利益率違いますが。

(銘柄スカウターから)

長期に伸びてる株探で2005でやたら伸びてるけど、合併。「 タカニチ(旧・高島屋日発工業で髙島屋、日本発条系)とアラコ(内装・シート部門)と合併し、トヨタ紡織

トヨタ紡織 - Wikipedia

 

以降は以下みたいな感じで、2008-2021くらいであまり成長感もなかったのが、以降は伸びてきて好調ですね。1999年くらいからみて営業赤字もなしで純損失も2009のみですね。このへんはトヨタ系らしい堅実さ。

BPSくらいは、リーマンで後退もあるも、以降は基本のびるくらい。BPS成長率は 4.51%/16年くらいでこれはリーマンの後退も含んでるのでトラブルなければもう少し上か。2010年からIRBankの数値で計算すると7.13%/13年で配当足すと年10%行くかもですね感。平均ROEとっても9.4%/17年で低ROEではないですね。下記のように乱高下もあるのでそのへんをどうみるかですが、総合停滞蓄財と見るべきかなと思いますが、蓄財はそこそこ速いですし、そして近年は成長で好調みたいになってると。

決算資料。

決算情報|ライブラリー|企業情報|トヨタ紡織株式会社

増収の2022はコロナから回復だって。

2023。以下のようですがあまり詳しく説明しないというか、決算短信にはもうちょっといろいろ書いてるやもですが。

減収の2017年あたり見ても「円高の影響により減収」くらいの触れ方で、あまり出てる数字以外からは増収なり減収などが永続する成長か、一時的に戻るものか?とか測るのは難易度高いかも。

ということでやっぱり基本停滞くらいの視点でみてるのがいいのかなとは。それでも年10%程度の実績が期待できるかもなところありますし。この規模でも。

あとはこのへんも結局長期にはぶれもあるけど企業の変質みたいなものは起きてるようにも見えず、増収してるか?とかROEとかもみつつそれが後退するようなら、戻すか戻らないかを考えるみたいなスタンスでいるのがラクなのかなとは。

(IRBankから)

3Qでて増収+25%の利益+168%と目先は相当好調ですね。「グローバルでの車両生産台数の回復に伴う増産~増産効果や車種構成の変化など」ですね。

やっぱりこのへんで今は好調だなといのはありある程度の反動はみてたほうが。

ぐらいですが、目先トヨタが不正まつりになってる感あるので、ここもそのような警戒はしててもいいかも。ありえるとは。

 

財務

堅実に資産増してるなと言う印象で三河商人感。三河商人で検索したら「『三河商人は石橋叩いても渡らず、他人を先に渡らせる』」だって。

(IRBankから)

中身も見る必要もさほどないかなとは思うけど有形固定は2760億で長期にゆるやかに上昇。流動は6562億で現金2481億に営業債券2861億に在庫876億あたり。流動それぞれ増えてて堅調ですね感。

資産的にいうと、順次伸びていてあまり後退する雰囲気じゃないですがゆえに業績後退すると厳しい展開というか増えた資産が過剰になりますので。

負債も順次伸びてる。有利子負債<現金くらいであるし問題もないかなとは。

 

CF

 

CFはさらに堅実感ありますね。

長期に営業CFは堅くだいたいFCFでておおきくは増配もこなしながら現金も積んでる感じ。とはいえ減配もあるので、減益はやはり留意。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげたりさげたりしながら上値とり
週足であげ
日足でさげかな
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、乱高下してる。年足みるとわかりやすい。

長期に上昇となってるけど、営業赤字も出さない程度でもこの程度は動くみたいなところはあり、条件次第では3920から600までのドローダウンもあると。

その中で年足レなるでは三角持ち合いを形成して上放れ感はあるので、月足安値1064以降で上昇トレンドに転じたとみるのがいいかなとは。この維持がされてるかを測ると。

その中では目先2167.5がいい基準になるかなと。ここか1720とかをみながら2964.5超えで上昇継続を狙うと。例えばそんな感じで。

 


ファンダ的には、トヨタ系椅子とか内装屋。長期に堅実で営業赤字もないけど成長企業というよりは停滞企業な気は。とはいえ資産増に伴い成長もしてるので成長してないわけではないので、足踏みもしながら長期にはグロースもする感じの停滞蓄財だなとは。

蓄財スピードもそこそこあり、配当足すと年10%見れるかも感は。ただやはり製造業でシクリカルな部分はありときには減損などで大きな後退もありえるので、そこで割り引いて見る必要もないかも。

あとは財務は自己資本比率は低いけど長期に堅調。CFはより堅実味ある。還元と投資をこなしながら現金を積んできている。

評価。

PER8のPBR1.1ほど。基本シクリカルな疑いがあるので減益もありそうでやはりPERよりはPBRでみておくべきか。絶対的には現状の状態はほどほどかちょい妙味あるかなという印象。年10%ほどなら日経平均と同等くらいで日経PBR以下・・みたいにはみれなくもない。トヨタ紡織としてPBR1ほどはよくある水準ですが下よりは上のほうが大きそうな位置でもあり好調なわりにはそれが評価されてないとみることも。

ただやっぱりシクリカルで特に目先好調なので反動は警戒したくなりますね。さすがに今期は出来すぎな気もするところで反動で来期は減益とか普通にありそうですし。特にトヨタ今ぐらついている感ありますし。それら踏まえても高くもなさそうだけど受け身というかディスカウントはしておきたいみたいなところも感じたりはします。その辺もふまえて。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3116

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3116

IRBANK:https://irbank.net/3116

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今週はちょい忙しめなんですよね。

たぶん日中はいろいろできんなと思って、先週中に2週分記事をかきためました。

と、思ったら今日は休みでした。仕事も東証も。

まあ記事は作ったので上げますが。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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