投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
京進とその他
株価
359円(人々は、山に登ったので降りている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 4735 | 5869 | 4705 | 8070 |
---|---|---|---|---|
企業名 | 京進 | 早稲田学習研究会 | クリップコーポレーション | 東京産業 |
市場/業種 | 東証ST/サービス | 東証ST/サービス | 東証ST/サービス | 東証PR/卸売 |
時価総額(億) | 30.14 | 119.47 | 42.64 | 215.09 |
株価 | 359 | 1170 | 940 | 750 |
決算期 | 2024/05予 | 予 2024.03 | 2024/03予 | 2023/03 |
予想売上(億) | 259.0 | 65.1 | 32.2 | 638.9 |
予想営業利益(億)/利益率 | 5.65/2.18% | 14.75/22.66% | 2.67/8.29% | 31.06/4.86% |
長期平均営業利益率/年 | 1.55%/17年 | 20.97%/2年 | 15.02%/17年 | 1.23%/16年 |
売上成長率(年複利/期間) | 4.5%/17年 | 5.1%/2年 | -2.2%/17年 | -6.5%/16年 |
EPS成長率(年複利/期間) | #NUM! | 13.2%/2年 | -7.8%/17年 | -2.1%/16年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 1.1%/16年 | 11.2%/1年 | 2.8%/16年 | 3.3%/15年 |
長期営業CF(億)/年 | 134.12/17年 | 17.91/2年 | 67.24/17年 | 17.91/17年 |
長期投資CF(億)/年 | -112.87/17年 | -6.93/2年 | -26.8/17年 | -160.27/17年 |
長期平均FCF(億/年)/年 | 1.25/17年 | 5.49/2年 | 2.38/17年 | -3.73/17年 |
PER | 13.97 | 11.08 | 20.82 | 41.43646409 |
PBR | 0.81 | 1.97 | 0.7 | 0.94 |
ROE | 5.8% | 17.8% | 3.4% | 2.3% |
平均ROE/年 | 3.63%/17年 | 16.95%/2年 | 6.92%/17年 | 5.34%/15年 |
ROA | 0.9% | #VALUE! | 2.9% | 0.6% |
配当利回り(%) | 2.15 | 4.51 | 4.79 | 4.8 |
配当性向 | 30.1% | 50.0% | 99.7% | #VALUE! |
総資産(億) | 211.91 | #VALUE! | 57.81 | 809.10 |
自己資本比率(%) | 15.9 | - | 88.4 | 33 |
メモ | 近年業績改善? | いちおあげ | 停滞散財 | 減収増益 |
今週は比較。2024/1/26に銘柄スカウターで売上で5年連続増収かつ売上営業利益で10年最高値更新かつPER総体水準5年10%以下のもの(55銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。10年で業績がよくここ5年は増収が続いているのにその会社のわりに低いPERに置かれているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年01月31日取得。京進。京都あたりの学習塾。比較に学習塾っぽい。ゲストに京都に対抗して東京代表産業。
今日も最初にバブルチャート。高配当利回りおおめ。京進は低いね。
京進(4735)
業績
学習塾京進・・っておもったらか保育介護も主力ですね。セグメント。
(銘柄スカウターから)
保育介護は利益率が低いけど伸びてるところはあります。利益率低いけど伸びてる保育介護と伸びないけど利益はでてる学習塾の組み合わせ。
ざっくりと2007年あたりまでのびて、2015年辺りまで後退足踏みから以降は伸びてきてる。2012は期替えでいいけど、基本利益率は5%行かなく薄利っぽく2020は赤字も。
ROE推移など伸びてるのかのびてないのか。長期のBPS成長率も微妙で長期平均ROE自体が 3.63%/17年でこれは低ROE。ではあるけどROEでるときは15%ちかくいってるのでそれが続けば悪くないとは。薄利ででるときはROEでるはレバレッジもかかりなながら利益率の3%のブレの範囲内くらいで進んだり後退したりする構造といえてレバレッジで進めればいいけど、トータルとしては進めてないですねにはなりますね。
学習塾学習教材38社で10年売上成長、利益率でフィルタで利益率ソート。中盤飛ばすけど京進は赤字ギリギリ組。ただ売上伸び率は上位そうですがし4.5%/17年で悪くもないですが近年は鈍化感もありどうみるか。
原価率など。原価率高めで基本教員確保してなんぼの労働集約。
(IRBankから)
従業員。人は採れてるので増収は続きそうでスケールメリットがあればですが現状販管費はありそうですが原価が増えてチャラみたいな感じの推移ですね。
(IRBankから)
それで前期2023年は「保育・介護事業、語学関連事業の売上の増加により、創業以来最高売上高を7期連続で更新」しつつそれまで伸びるも赤字だった保育介護が黒字になってますね。これが損益分岐を超えたからになるなら伸びるところも増益となっていくそうですがさて。
ちなみに決算資料前期でつくるのやめてそうですね。
そんな感じですが今期2Qで増収増益。保育介護が増益ですね。
財務
伸びて足踏み。
(IRBankから)
自己資本比率も低いし、有利子負債比率も高いと財務は普通に悪そう。
前期末総資産219億で有形固定資産111億は2020まで増えて以降減ってますね。建物とか維持な中で減価償却で減った感じでで2020までは投資してたけど、以降は抑えてるとなりそうです。あとは無形を2019年に計上して順次減らしてる感じですね。
みえるのは2019、2020までアクセル踏んでいたのが以降はセーブでリストラ局面だというところとなりそうですね。
流動60億こちらも2020からは抑えてる印象。現金は前期43億。売掛8億その他。現金は前期増。
負債178億有利子負債80億。増えてるのは有利子負債もですが流動中心にリース未払い前受法人税などいろいろ。前記は負債減ってのから負債増なのでリストラからアクセルに軸が変わってきてるとは。
ですが今期2Qでは負債減ってますね。資産もへってこれはリストラ継続とみれるので今はどちらとも。
だから財務は悪いです。自己資本比率も低く有利子負債も多く質もよくない。
CF
営業CFは結構安定的。だいたいプラス一方長期の平均FCFは 1.25/17年とか細い感じ、これは投資が強かったからという面が強く、2021まで加速させてましたのが2021以降は低調で、FCFは3億、13億、8億ってところでリストラがここでもみれるわけで、その範囲内の話であるけど、現時価総額ならPCFRは3倍ちょっとですね。たっぷり負債があるので還元とかには回らなさそうではあるけどCF稼ぐ能力自体はありそうな。
2018,2019に大きめの自社株買いしてますね。
早稲田学習研究会(5869)
業績
学習塾事業の経営会社。群馬県・栃木県・埼玉県で小学生・中学生・高校生を対象。
上場したてで、あまり数字がない。
でも今見える利益率20%とか、ROE15%とかはかなり優秀な水準でこれを維持できるなら。
並べてけどあまり意味もない数字。
従業員も。一人あたりとかはまだ数字なかった。
ステップと比較しよう。ステップ比較で原価率低く、販管費高いの構造。年収は近いけど正社員率。
原価率低くて薄給なことを疑いましたがどうでしょうね。非正規が年収カウントしてないだったら非正規を安く使うことでコスト減してる構造とは言えますね。
どうみつかそしてそれが続くとするか?
あとはよくわかんない。四半期もまだ。
財務
財務いいね。有利子負債もなさそう。
(IRBankから)
有形固定だけみると30億で比率高くて増えてるので箱物を作って伸びるやつだなとは。あと主要な資産は現金39億。
ほぼ箱と現金でだいたいになる。
CF
なにかを読もうって推移じゃないけど営業CFでて投資してFCFもでてる。
クリップコーポレーション(4705)
業績
学習塾とスポーツ教室の運営会社。飲食もしてるね。
セグメント。だいたい教育。
(銘柄スカウターから)
長期に後退。けど利益は確保で1999年からみても赤字なし。
BPSなどの推移。銘柄スカウターでは2015年から減ってるけど、IRBankでは維持くらい。
その差は自社株買い。額面BPS減ってるけど、自社株買い含めると維持くらいになる。
ということで、業績後退局面にあるなかでリストラしつつ還元してる企業。
いちおう高退局面にありながらBPS維持し増配もしてる。
ただ維持なので、やっぱり還元でいっぱいいっぱい蓄財(企業価値向上)も怪しい低ROE企業ってなりそう。
(銘柄スカウターから)
業績反転し攻勢にでれるかではないか?
今期増収計画。2Qまできて売上横ばいで薄利。そうみるのはまだ厳しいのではないか?
あとなんかあと代表取締役・・常務ですが逝去の開示。みると結構若くて事件とかではないと思うけどどうでしょうね。
財務
資産減。ずっとリストラみたいな推移。
(IRBankから)
有形固定あたりはずっと減とはいえ、3億くらいで固定比率は小さめ。
現金37億に有価証券11億で多くは水物で自己資本比率は高い。財務は健全ですね。ただ長期に現金を減らしてきてるのでそのへんはどうか。BPSは維持なので還元しながら株数も減って維持くらいな。
CF
営業CFはプラスを維持でしたが目先はマイナスに。
業績後退のなか還元でBPSと配当を維持してきたのも現金減り営業CFマイナスまででわりと状況が先細り悪化してきてる感は。
還元は上で挙げた。
日足週足月足の値動き判断
月足であげてさげ
週足でさげ
日足でさげ
確認。
評価・売買判断
京進(4735)
テクニカル的には、月足レベルというかは2012年くらいから2019まであげて1547。も以降は続落で目先は300円台まで。終わった感じがありますが2012年からのあげで2017年以降くらいをリセットしたくらいですね。これを長期上昇は継続してるとみるかみないか。見るなら2017年以前の安値247とか目先週足安値328あたりが基準になりますが、週足レベルではばりばり下落なのでこれを長期上昇の押し目とするのもなあ感もありやっぱりこれは逆張りとして328基準でいい気が。切れても不思議もなさそうですが。
ファンダ的には、学習塾・・とみせかけて保育介護も大きめでハイブリット。事業性どれも人を雇って働いてもらう労働集約性の強くにてるとはなりそうですが。利益出るけど伸びない学習塾と伸びてるけど赤字の保育介護という感じでトータルで薄利あるいは赤字で増収はするけど低ROEでBPSも増えない程度だったのが一応目先で赤字の保育介護が黒字化したようには。これが一時化あるいは利益が増えていくと見るか。
財務は劣悪で有利子負債大きく自己資本比率なども低い。これは2020まで投資先行できてて薄利でもどんどん借りて投資してたところがあった累積ですが嫌になったのか2020年以降はリストラ風味。CFは出るようでなので有利子負債は減る感じもあったのがまた目先で借りだした感もありそもそもわりと前のめりに投資したいタイプっぽさはあります。保育介護が利益CF伸ばしていく感じなら面白いかもしれませんね。
評価。
PER14のPBR0.8ほど。総合して状態悪いので、財務悪いし業績も増収も薄利でいつ赤字になるかわからないところがある中でわりとデンジャーというか実際にROE15%くらいから5%とかマイナスに突入した戦犯であることを踏まえると絶対的には安いとするのもどうかとは思うけど、PBR0.8ほどは京進としてはここ5年くらいでは低い方みたいでうすね。もっと前はもっと下もあります。
同時に薄利でハイレバレッジはなにかの勢いで利益とROEが飛んでいきうるともいえるので、良くも悪くもハイリスクですね。そのへんも踏まえて。
早稲田学習研究会(5869)
上場したての学習塾。出てる情報から利益率やROEに優れかなり優秀である様には見えます。原価率などみるとステップ比較で原価率を抑え販管費は他社並。社員の臨時率が多いようでこのへんかも。このようなスタイルの優秀さが続くかどうかでしょうか。
財務は健全、箱とお金以外はあまり持ってなく有利子負債もなさそう。CFも箱作りながらFCFでてそう。
定量的には現在やっぱり優秀。あとは続くか?と上場したての優秀ですを信用するかとかでしょうか。
評価。
PER11のPBR2ほど。推移もクソもないので絶対的には今見える優秀さを維持できるのなら妙味ある水準には思えます。利益率とかROEの維持。あとは成長性。増収に関しては高成長ではなさそうなんで、PERが上に飛んでいくとかはかなり考えにくいとは。まさかの増収加速とかあればわかんない。というか判断材料がいろいろすくなくてあんまりわかんない。
クリップコーポレーション(4705)
学習塾&スポーツジム。だいたい学習塾。業績後退傾向の中、自社株買いなども絡めてBPSを維持しながら配当を出してきたけど、業績後退は続き、財務面で現金減ってCF面でも営業CFマイナスも出てくるなど、蓄積した資産を食いつぶしてきてる感はある。なんとかBPSは維持で配当くらいはできてきたが今後も続けられるか?
食いつぶすにしても財務は健全なのでかなり持ちそうではありますが。
評価。
PER20のPBR0.7ほど。配当5%近くあるのでそれでいいとする人もいそうですが、その他はあまりに発展性がなさすぎてこれでも厳しいのでは・・?とかは。
業績反転してくれるといいですが現状あまりその雰囲気もなく。
クリップとしてもPBRよくある水準くらいで高いという感じでもないですけどね。どうでしょうね。
東京産業(8070)
機械専門商社、三菱重工系。
売上乱高下してる。これは会計基準変更っぽいなと思ったらそうみたいです。
2022もそうですね。ということでいうほど売上後退してません。
それも含めても売上乱れるというか後退もありで成長は見にくいですが1999年からみて、営業赤字も純損失もなさそうで、このあたりは環境が悪かろうが在庫調整だけでよく底堅い専門卸味はありますね。平均ROEにしても 5.34%/15年は低ROE寄りじゃないかな。
そういうわけで長期に地味に蓄財入ってる感あるけど長期複利3.3%/15年は冴える水準ではなく基本的には堅実だけど蓄財スピードとかは微妙って中で目先特損でBPSも減ったようです。「現在事実関係を含め精査中ですが、本件事実を踏まえ工事請負案件に関連する前渡金65億38百万円に対し2024年3月期第2四半期連結会計期間において、37億14百万円の貸倒引当金(特別損失)を計上」
そんな感じですが増配頑張って高配当利回りですね。株高も続いていたのが上記で落ちた感じでしょうか。
それでも蓄財スピードの早くもない専門商社にPBR0.9ほどあってどうでしょうね。配当貰えれば企業価値とか向上しなくてもいいやとか思うならいいかもしれませんね。配当も続けられるか?はどうかな?とか思いますが。有利子負債も増えてるし。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
わりと平和です。
とくにないというかパルワールドたのしい。
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記事補足してます。
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