大河の一滴

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(3941)レンゴー/東証PR/パルプ・紙(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:941.1円(人々は、丘に作った拠点で準備しさらに進もうとしてるけどまだ先にすすめていない。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3941 レンゴー 東証PR/パルプ・紙 2550.91 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
9300 470/5.05% 4.3%/17年 7.28 0.57
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
4.89%/17年 7.45%/17年 5.81%/16年 8.58% 6.7%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
7155/17年 -7080/17年 75/17年 4.44/17年 2.06%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
10531.38 3727.95 35.4% 2.55% 18.58%

 今日は分析。資本コストや株価を意識した開示してるかリストがでたので(https://www.jpx.co.jp/equities/follow-up/02.html)そこにのっている銘柄を市場統計推移記録表にかけ、2022/12/30と2024/1/18で比較しROEをあげているのにPBRがあがってないもの(対象63銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。PBR上げるぞと言って実際にROEをあげたのにPBR流行る前の2022年末から評価が進んでないものを拾う意図。レンゴー。大手パッケージング・メーカー、日本第3位の製紙会社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年01月23日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

ダンボールを中心とする梱包材メーカーとなりましょうか。

いろんな商品の梱包。

製品案内 | レンゴー株式会社

ダンボール中心ですが「レンゴーは段ボールの名づけ親」とか言ってますね。

5分でわかるレンゴー | レンゴー株式会社

要するにダンボールを中心したいろいろ梱包ですね。

 

業績。伸びてる。1999年からみておおよそ右肩感ありますね。意外に堅調赤字もない。

とはいえ利益率低くて5%はめったにつかない感じ。目先は長期的にはわりと順調なほうには。


BPSなど。BPS成長率とると 5.81%/16年でほどほど、ROEは上がってる感じもありEPSだとも少し上。目先は比較的高ROEにでてますね。

 

原価率など。目先は比較利益率高いですが、原価率や販管費みても改善傾向をみるの難しいかなという印象。

 

中期計画?でESG経営挙げてますね。ESG目標はありましたが売上とか利益とかROEとかの数値目標なさそうでしたね。

 

と、この辺引っかかるところはありますが総じて長期に堅調で、ESGもしっかり会社がいろいろ管理できてるが故に設定できるし向かえるって話だと思いますし、実際に長期に業績よくしてるのでまあ。

やはり基本売上みていくのがいいのではないかと。

前期2023は過去最高売上「板紙・紙加工関連事業につきましては、製品価格の改定により増収となったものの、エネルギーおよび古紙価格上昇の影響により減益」とあまり深い感じのこともいってなく。

ただ子会社とかバイオマス焼却設備を更新とかは触れてて、CFなどでもみますがちゃんと地道な投資活動はありそうで長期の増収に繋がってそうな。

今期2Qでも増収増益。「板紙・紙加工関連事業につきましては、販売量の減少はありましたが、製品価格の改定により増収増益」で、やっぱり新工場の建設を決めてたり子会社?の合併などそういう施策はいろいろしてそうな。

 

それで目先2Qの資料ではPBR問題に触れてますね。

数値目標はないけど、施策っぽいのも。

 

財務

資産増。自己資本比率はおおよそ一定か。

(IRBankから)
有形固定資産4229億で年々伸びてますね。流動4135億で手形2428億現金725億430億原材料380億あたりで構成。その他有価証券1388億など。

負債6674億。有利子負債3874億とかに手形1439億とかですね。

自己資本比率低いし、有利子負債大きめで質も悪いけど長期に資産増で有利子負債比率も下げながら投資も進んでる感ありで、まあ堅調に量化してる感はありますね。

問題ない・・とするには財務悪そうですがまあ問題ないかなとは。

 

CF

 

 

営業CFは安定も長期平均FCFは 4.44/17年と弱い・・ともするのもどうかで、有価証券とか定期預金とかも買収もしてですので、そんなに悪くもないのですが、結果としてCFはさほど余裕ないのはあり、留意点。もちろん投資などを進めなので留意点ですが。

還元的には足が出ますね。でも現金積んでてそれは有利子負債増だからですね。

一応構造的にはFCF-還元で足が出て有利子負債増やしてる構造。だから有利子負債比率は低下で資産も増えてるでもあるので留意点ですが。だから本質的にはキャッシュリッチでもないとはみれます。

その中で一応増配傾向。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてもみあい
週足でさげてあげ
日足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2009年から2015年くらいまでもみ合い感。2012年あたり下にも抜けてますね。以降400円台くらいから2018年くらいまで1078までいくも以降は600円後半から1050くらいのレンジが続いています。

目先は週足レベルで688から1067まであげて、さらに目先日足で898.4まで下げてきてる感じで、週足レベルの上昇継続を期待するなら、2023年安値825あるいは目先898.4あたりを基準に1067.5越えを図る感じで1078までいけば長期上昇調整をこなして上へという形にはなるのでそのへんを基準にしながら。


ファンダ的には、ダンボールを中心にした梱包メーカー。本質的には薄利でシクリカルな事業だと思いますがうまいことやってるのか、長期にほぼ減収もなく成長してきてる。薄利ではあるし高ROEではないですが。それでみると投資は結構盛んで買収とか工場新設とか。有形固定あたりも増え続けて、製造業で生産設備をブラッシュアップし続けて成長する回転はできてそうな。

投資がわりと多めなのでFCF弱いし、財務も良くはないです。ただ長期的には良化してるところもみられます。

目先もわりと順調なようには。

評価。

PER7のPBR0.57。製造業としても堅調も冴える感じでもなくこのへんの評価は高いって印象は受けないけどやすいとするのもどうか。

・・・ではあるがPBR0.6切りあたりはレンゴーとしてはかなり低PBRで過去をみてもPBR0.5切りはかなり珍しいくらいなようで一応BPSはずっと伸びる中株価は2018年以降から同水準でもみ合ってるのでBPSが上がる形でPBRが下がってるようですね。

まあそれでもフェアー近辺じゃね?とは感じるところ大きな妙味あるのかは不明ですが、堅調が続くならそんなに悪いことにはならないようには思えるけど。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3941

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3941

IRBANK:https://irbank.net/3941

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

ここ入れるの忘れてた。パルワールドたのしい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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