大河の一滴

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(9045)京阪ホールディングス/東証PR/陸運(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:3642円(人々は、舞台に登ろうとしても続かず引きずり降ろさてうだうだし続けている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
9045 京阪ホールディングス 東証PR/陸運 4122.11 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
2990 315/10.54% 7.8%/17年 15.94 1.38
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
0.66%/17年 6.93%/17年 4.21%/16年 9.13% 7.2%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
4702/17年 -4333/17年 368/17年 21.67/17年 2.33%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
7748.49 2682.5 34.6% 0.96% 15.32%

 今日は分析。資本コストや株価を意識した開示してるかリストがでたので(https://www.jpx.co.jp/equities/follow-up/02.html)そこにのっている銘柄を市場統計推移記録表にかけ、2022/12/30と2024/1/18で比較しROEをあげているのにPBRがあがってないもの(対象63銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。PBR上げるぞと言って実際にROEをあげたのにPBR流行る前の2022年末から評価が進んでないものを拾う意図。京阪ホールディングス。おけいはん。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年01月19日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「停滞蓄財」

京阪電気鉄道(京阪・滋賀地盤、在阪大手私鉄)を中核とする持株会社

セグメント。運輸というより不動産会社。これはコロナで運輸がへこんだ・・ところもありますが、コロナ前から不動産が上の売上です。

(銘柄スカウターから)

いちおう鉄道並べますか。10年利益率ソート。まあわりと京阪上位ですね。利益率でなくROEかROIICで測りたいけど多くの鉄道が復帰中で単年のそれでは測り難いですが。

(銘柄スカウターから)

 

業績。2020まで伸びてる感じもあるけど、2021で後退し目先は回復傾向。

後退したのは、運輸流通レジャーあたりですね。

(銘柄スカウターから)

レジャーはひらかたパークとかホテルですね。

それで1999年からみて初めて営業赤字をだしたのが2021となりそうですが、それでもあまり大きな赤字ではなく、今期計画でコロナ前の営業利益率まで戻してきてますね。売上的にもコロナ前にほぼ戻してますね。

ということで今期計画ができればですがコロナのダメージから復活感あります。

 

BPSなど。こちらはコロナでもほぼダメージがなく、前期でコロナ前越えて普通に蓄財。BPS成長率なら4.21%/16年で高くはないけどまあ堅実。

 

結局のところ、交通インフラに付帯する不動産開発や賃貸に流通にレジャーも加えて相当底堅さとしぶとさを示した感じではないかとは。

今期2Qで増収増益。進捗的にも利益は普通に届きそうなペース。売上は加速がいるかも。ですが過去計画はだいたい正確やや保守傾向はみれるところでもうわりと大丈夫なきは。

一応今期2Q資料。

決算説明会資料 | IRライブラリ | 株主・投資家の皆さまへ | 京阪ホールディングス

前期あたりは運輸とかは対2019あたりだと戻しきれてないけど、今期はレジャーなどはホテル稼働率がかなり戻りほぼ通常運転とかになってきてるなとは。

いちおう定量目標。

いちおうこれまで売上は大きくあげずに利益を伸ばしてるところはあり、そんな絵空事感もないというかむしろ堅実感。

 

財務

堅実な感じはいたします。

(IRBankから)

さすがに有形固定4866億で有形固定より。一応長期に増えてるけど近年はほぼ横ばい。

基本的には不動産を取得して長期に稼ぐ資産をためる形で、スタイルとしては大家に近いかなと。

それで長期に自己資本比率を改善し有利子負債比率をさげつつ純資産BPS増なので普通に順調。結局コロナでもダメージを受けず。

 

CF

営業CFプラスで長期のFCFも長期平均21.67/17年とか。
還元はそんな配る方でも配当性向20%程度。やはり投資進めるとか有利子負債返したいとかはありそうです。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげたりさげたり方向性なしですかね
週足でさげてあげ
日足でさげて調整。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、年足見ようか。

バブルで突き抜けて2002年まで落ちて、以降は一応長期に安値を切り上げる長期上昇の中にあるとはみなせるかなと。

その中で2011年以降から2019までの上昇がありそこにコロナ以降で5500から2464までのドローダウンがあり以降は戻す展開一応長期上昇中の押し目?が2464とかはみれて以降は週足で戻す感じですんので週足安値3250とか3407をみながら4235越えとか5500とかさらに5520.9越えもあるかと測りながらでしょうか。

そういうわけで目先は3407か2464あたりを基準に2464はわりと遠いですけど。


ファンダ的には、堅調な鉄道会社。鉄道軸に不動産と流通やレジャーをやってかせぐ、阪急小林十三スタイルビジネスモデルですね。

名経営者の知恵に学ぶ~小林一三編~ | みずほ銀行

コロナでやられた感じでしたが運輸などは回復は仕切ってないけど回復傾向で、総合すればコロナ前の状態を上回りつつあり、財務面ではほぼダメージも受けておらずむしろもうより蓄財が進みましたねと。CFあたりも堅調でそれを背景に長期的には財務体質を改善させながら資産増。業績も長期に良化傾向ありますね。

高成長とか高ROEとかはないけど長期に堅実に良化はみられるところはあります。

・・ですがだから高成長ではないですね。BPS成長も贔屓目にみて5%くらいに配当水準もひくいたして6%程度か?くらい堅実性や安定性も踏まえてどうみるか。

評価。

PER16のPBR1.4ほど。京阪としてはコロナ後はPBR1前後もあったけど今くらいは長期のよくある水準の中ではPERでもPBRでも低い方ではあり過去の状態の割りには低評価の方だとはなり拾う意味もありそうな一方、絶対的に年6%程度でPBR1.4ほどは、もっといいバランスなのもありそうだし日経平均あたりのほうが実績もいいですよね?とはなりそうで、他のものやインデックスのほうがいいんじゃないか感もありもそのなかでどう考えるか。優待などもあるのでユーザーだったり安定性を評価したりしたら選べるとは思いますが。あと鉄でファンだったり。まあそんなかんじ。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=9045

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9045

IRBANK:https://irbank.net/9045

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんかあるわけでもないっす。

パルワールドおもしろいくらい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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