大河の一滴

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(9990)サックスバーホールディングス/東証PR/小売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:812円(人々は長く滑りおち続けてようやく次のコースに移りかけている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
9990 サックスバーホールディングス 東証PR/小売 242.46 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
537.76 39.83/7.41% 5.5%/17年 9.56 0.89
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
2.69%/17年 6.23%/17年 4.73%/16年 9.52% 9%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
331/17年 -187/17年 144/17年 8.48/17年 3.34%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
391.42 259.18 66.2% 3.69% 35.34%

 今日は分析。しばらく忙しめなので負担軽めの分析で。今週は某所で挙げた銘柄から適度にチョイスして分析。サックスバーホールディングス。東京デリカ。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年01月05日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「業績低迷から復活?」

引き続き某所の投資系規格の銘柄として挙げたやつ。

チョイス方法はこれも銘柄スカウター10年スクリーニングで前期黒字転換に今期会社予想+50%以上増益予測かつPBR1以下のものを抽出し選んだ感じです。

雑に、低迷から脱出し目先回復著しいのに関わらずまだ低PBRな株価位置にいるものという意図ですね。

 

決算資料から。

IR関連資料 | IR情報 | 株式会社サックスバー ホールディングス

バックとか財布とかメンズとか。

店舗減ってる。

ブランドと店舗数。

出店テナントからイメージでイオンでバックと財布を売っていると。

 

 

業績。店舗数と合わせてみると、2021でコロナ後退でそこでやばいと不採算店舗を切って、収益性を回復させて目先は残った店舗で売上利益がコロナ前に匹敵してきた印象。ここみるとコロナきっかけにリストラを成功させたと見れなくもないので、そのへんの確認とまだ続きがあるのか?を見る感じで。


BPSでもさげてあげの感じでこれが雨降って地固まるかを測る感じで。といいつつそれをぬきで BPS成長4.73%/16年でさほど悪い感じでもなく元々結構堅調。赤字もリーマンあたりもないというか営業損失は1999以降なく、2021で始めてでたくらいの勢い。

それで似た系っぽいもので銘柄スカウターで10年利益率でフィルタすると24社でもわりと上位。ROICあたりも高め。これは一年の実績であまり会社の力とみると見誤りそうだけど。

(銘柄スカウターから)
という感じで、元来堅調なアパレルがコロナでやられてテコ入れが進んで返信になったか?どうかですかね。やはり。

赤字2021「商業施設の臨時休業や営業時間短縮、外出自粛、個人消費の縮小等の影響
を強く受けて」まあしかたないですね。

2022「商業施設の臨時休業や営業時間の短縮、旅行や外出、出張の自粛、個人消費の縮小等の影響を引き続き強く受けて、当連結会計年度の売上高は36,798百万円(前期5.6%増)となり、大幅な減収となった前期に対して小幅な増収に止まりましたが、売上総利益率の改善や諸経費の見直し、削減に努め、営業損失は903百万円(前期は営業損失2,036百万円)」

一方で「「リアル店舗構造改革」として、中小型店舗の増床改装、同一商業施設内の複数店舗の集
約化・大型化を進めて店舗運営の効率化を図るとともに、取扱商品カテゴリーの補強を行ない、売上の拡大を図って~新規出店・既存店共に家賃その他の出店条件を随時見直し、出店コストの低減交渉を推し進める一方、不採算店舗の退店も進めて」みたいな施策もうってる感じでそれが

2023で結果になった感はある「大幅な増収となりました。これは、前期において緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等により商業施設の臨時休業や営業時間の短縮、行動制限等の影響を強く受けて売上高が低調に推移したためであります。利益面では、売上高の大幅な増加とともに商品粗利益率の改善や諸経費の見直しによる削減、節減等に努め」という感じですが、上向いている感はありますし、今期もその流れで2Qで大きめの増収増益で情報修正も入ってますね。「売上高はほぼ予想どおりに推移しましたが、利益率の高いプライベートブランド及びナショナルプライベートブランドの商品やトラベルバッグの売上伸長、価格改定に伴う在庫品の値上げの効果等により、売上総利益率の改善が予想を0.3 ポイント上回り、また、販売費及び一般管理費率は経費節減等により、予想を 0.8 ポイント下回った」

と、いろいろ良い流れにありそうな感じには。

ですが、今期の上方した業績でも2016年あたりの売上や利益率に至っておらずそこからみれば後退は後退で、今の好調がだからもっと続きがあるかどうか?にはなりそう。

月次とかもでてて目先は二桁以上の増収ペースで現状は続きに向かってるとはできなくもなさそうですね。

 

財務

資産伸びてよこばい。

(IRBankから)

2019年まで総資産増。有形固定あたりみると、2020まで伸びて2021、2022年で減って2023で戻す推移で、店舗に投資して伸びてきたのを2021,2022で後退させ2023で再度アクセルを踏んだ形には。2023で60億。

流動200億で現金24億に手形43億商品130億くらい。手形商品あたりも固定資産と同じ推移を取った形で資産全体でそれっぽい推移ですね。

負債132億。有利子負債>現金とかだしド健全ってほどじゃないですが、他に問題のありそうな負債もなく自己資本比率も高いほうだしまあ問題ないんじゃない?くらい。

 

CF

 

営業CFは長期で安定でFCFもおおよそプラスですね。

その中で2021はマイナスだったのでこれはやはりコロナはかなりの危機だったとは。それも目先は回復した感もあり、投資なども回復でやはり目先はここでも正常化舌感ありますね。

還元は配当性向で区切ってそうな感じ。減配もありですね。いちおう配当政策で「安定的・漸増的な配当を継続すること及び連結配当性向30%以上を目安」という方針がでてますね。あと優待あります。単元なら結構利回りも高め感。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげてあげ
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2011年の200円台くらいから2015年の2428まであげて2020年あるいは2022年までさげて473とか459まで。長期にあげてさげた感じから2022年後半から上昇に来て1066まであげて。目先2023年後半は下落で、長期下落から反転でこれを上昇中の調整とみるか、長期下落はまだ反転してないとみるか。

いま基準を取るなら776か、676とか715あたりでしょうか。459までみるともう反転してないになりますね。ここらみながら1066越えての上昇継続を狙う感じで。


ファンダ的には、アパレル小物小売。イオンとかで財布とかを売っていると。長期に堅調に成長してきたも鈍化感見えたところにコロナも来て始めてかもしれない営業赤字まで。ここで店舗を閉じるなどの施策を打って収益増でまた業績を戻しつつある局面。目先も好調ですがまだ最盛期の状態には至ってなくこのへんをどうみるか。

財務やCFは問題ない。

評価。

PER10のPBR0.9ほど。サックスバーとしてもよくあるくらいのPER水準・・の中の低めかなくらいのPER帯にありそう。過去まで見ればもっと下もあるので下はないといいつつも、アパレル小売としてもサックスバーとしてこんなもんの中の比較的下の落ち着いた評価には置かれてそうな。ということで堅調が続く前提なら拾えるというか比較的リスクリワードいいんじゃないかなって気はいたします。

拾った意図の倍ですと好調レベルが続くリストラを突き抜けさらなる成長で次の領域へ・・ってなったらありえるかもというか可能性自体は否定できないかなくらいで現状資格はありそうな。例えば2015年のピークならPER20届いてたみたいですし、増収20%レベルを維持すればありえるくらいでしょうか。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=9990

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9990

IRBANK:https://irbank.net/9990

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんかあるってかんじでもないっす。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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