大河の一滴

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(7455)パリミキホールディングス/東証ST/小売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:538円(人々は、散々ずっとやられ続けて果てやっとすこし顔をあげかけている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
7455 パリミキホールディングス 東証ST/小売 301.59 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
494 18/3.64% 1.3%/17年 16.92 0.94
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
-1.77%/17年 -5.63%/17年 -4.32%/16年 5.86% -0.3%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
256/17年 -168/17年 88/17年 5.18/17年 1.37%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
373.71 275.75 73.8% 1.12% 18.87%

 今日は分析。しばらく忙しめなので負担軽めの分析で。今週は某所で挙げた銘柄から適度にチョイスして分析。パリミキホールディングス。メガネ屋。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年01月05日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「業績低迷から復活加速?」

昨日に続いて某所の投資系規格の銘柄として挙げたやつ。

チョイス方法は銘柄スカウター10年スクリーニングで前期黒字転換に今期会社予想+50%以上増益予測かつPBR1以下のものを抽出し選んだ感じです。

雑に、低迷から脱出し目先回復著しいのに関わらずまだ低PBRな株価位置にいるものという意図ですね。

 

メガネのパリミキ。メガネ小売チェーン。

業績以下2022年くらいまで低迷というか2002年くらいからずっと業績後退で、2008年以降は薄利で赤字ちらちらな感じで正直こういうのは低迷というと思いますが、それ2023で黒字に変わって今期より増益で、これは実現すると2007年以来の利益水準で目先は低迷からの脱出の疑いが出てる局面かなとは。


ROEなどBPSなど右肩下がり感からの2023は久しぶりのプラス。

BPS成長取ると-4.32%/16年という感じ、低迷でずっと資産の減らし続けていたのが去年に反転が見えると。

なので、この反転が一時でまた低迷に戻るか?停滞で落ち着くか、あるいは飛び立つのか?みたいなのを見極めでしょうか。

決算資料などないので、中期計画から

中期経営計画 | パリミキホールディングス

 

最近出店戦略を変えてる感。

・ロッジ型店舗を中心とした積極出店、戦略的
改装を実施 

なんかマーケティング得意な役員(社長?)が引っ張って店舗改装を進めてるとか又聞きした覚え。

うまくいってるようです。

そういう戦略変更がありそうでで、オーディオケア(補聴器)にもいきたそうな感じで、ざっくりと戦略変更(だから↑の中期経営計画)がありそれで結果も出はじめた?のが2023の決算という見方は成立しそうな。

2023は主力の国内で「店頭の小売売上は概ね前年を上回って推移し、当連結会計年度における前年同期比は4.4%増~改装などの投資を行った店舗は、売上と客数を順調に伸ばしており、売上高、利益を牽引」で堅調ではないか。

それで2Qあたりで上方で好調そうな感じで2Qで大幅増益。増収はほどほどですね。

と、目先は変身に向かって言ってる感はございますと。

 

・・ではありますが、目先の業績は利益率やROEで凡庸であり、現状は低迷から通常運転?になりましたねくらいでしょうか。

銘柄スクリーニングでメガネソート。

現状この中で凡庸なものが凡庸(PBR1程度)な評価帯に置かれてるな感。

(銘柄スカウターから)

 

財務

資産減も高自己資本比率維持で有利子負債比率も低め。

(IRBankから)

有形固定。2019まで減らし以降は増えてる。

ここまでリストラをして、以降攻めに回った感ある。そして2022に黒字で2023でもっと成果になったとは。コロナなかったらもっと早かったかもね。

 

あとは負債<現金くらいで財務健全ですね。

 

あとは復活メガネ屋というと上場廃止になったあの会社思い出しますがあの会社は復活の匂いがした時点で財務が劣悪でそして、それにボロ株あがりの非常識な高バリュエーションがついてたところがありましたが、ここは財務健全でバリュエーションもよほどまともな位置にあるが目先の状況ですね。

 

CF

 

低迷にありながらずっと営業CFほぼプラスですね。(2017はマイナス)投資も抑えてる?のでだいたいFCFも出ていた形で、目先は攻勢に出る形で営業CFも加速もありますね。現金維持で配当もまだしぶくていろいろこっからっす感は。

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげからあげ
週足でよこよこからあげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、年足レベルでみると1999年からずっとさげてさげて2020年3月までに7139から182までさげるというか2022年くらいまでは上げてる感じもなくその意味で22年ほど下げ続けてあがらなかったのが2023という流れの中で週足、目先の日足で順調ですね。も目先は一気に回復して2012-2019あたりのレンジに届いてきて、視点としてはこのレンジあたりを越えてもっと先にいくかいなかくらいでしょうか。

目先はかなり勢いでこのまま行くかもしれないし勢いがあるゆえに途切れると深くなるかもしれないみたない局面として、今だとやはり日足安値431あたりが良い基準じゃないですかね。ここ切らないのをみながら目先の勢いが続くことをお祈り。


ファンダ的には、復活感のあるメガネ屋チェーン。店舗改装戦略とかがはまったのか目先は業績は低迷から上向きつつある感じ。目先の増益はエグいですが、これは元がしょぼいからで目先の利益レベルは高ROEとかでもなくメガネ関連とみても凡庸というか小売とみても抜けた感じでもなく、しょぼい小売から普通の小売くらいの状態になったな感。焦点は要するにこの先があるかないかだとは思う。

財務CF問題ない。健全。攻勢に出る地盤はあるようには。

評価。

PER17のPBR0.95ほど。目先はどちらかといえば低ROE寄りとも言える水準で、PBR1近辺でPER20近くなる塩梅。これ以上の業績加速がないとすると、もうバリュエーション的にはあまり上に妙味ないかなという水準には見えます。市況的な勢いでもっと上はあるかもしれませんが。

加えてパリミキのPBRとしては過去からもう高PBR帯に突入しているのは留意。上がりかけた業績はやっぱり上がりませんでしたってなると厳しい展開になるかなとは。

と・・・いうところですが上記のように業績に続きがあるならまだ先もあり得るようには。そして業績の続きはもうないねとするにはちょっと材料が足りないかな感は。という感じで一年で倍はあり得るとは。もちろんない可能性もありそうですが。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=7455

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7455

IRBANK:https://irbank.net/7455

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特に泣く通常運転。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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