大河の一滴

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(2613)J-オイルミルズ/東証PR/食料品(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1955円(人々は、一度船を追い出されるもまたしがみついてよじ登ってきている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
2613 J-オイルミルズ 東証PR/食料品 655.09 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
2450 70/2.86% 2.6%/17年 12.93 0.66
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
2.41%/17年 0.61%/17年 2.4%/16年 5.33% 4.4%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
971/17年 -816/17年 156/17年 9.16/17年 0.58%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1786.21 938.5 52.5% 3.07% 39.69%

 今日は分析。しばらく忙しめなので負担軽めの分析で。今週は某所で挙げた銘柄から適度にチョイスして分析。J-オイルミルズ食用油脂。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年01月05日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「業績回復から加速?」

某所の投資系規格の銘柄として挙げました。

チョイス方法は銘柄スカウター10年スクリーニングで前期黒字転換に今期会社予想+50%以上増益予測かつPBR1以下のものを抽出し選んだ感じです。

雑に、低迷から脱出し目先回復著しいのに関わらずまだ低PBRな株価位置にいるものという意図ですね。

 

そんな感じでオイルミルズ。業界3位で筆頭に味の素がいて味の素系。

家庭用と業務用ありますが、比率不明ですがHPなどみてるとたぶん家庭寄りでつまりこういうの。

家庭用商品|JOYL - J-オイルミルズ

 

業績は長期売上横ばいで利益も横ばいというかずっと停滞感あるところから、2022年で営業赤字まで。からの2023年で黒字復帰の今期に2006年以来の利益が出る感じ(予定ですが)形としては雨降って地固まる感じで。


純損失はなしでBPSはわりと右肩。BPS成長率で2.4%/16年なので実はたいしたことない。

とうことで、拾った文脈だと倍とか倍に近くまで狙えるか?になるわけですが、それを満たすには、停滞してた企業がちょっと押されてからそこでリストラなどを決めてむしろ業績加速し、雨降って地固まる展開になるというか、目先は増収増益に出てるこの業績に先があるか?にはなってくるとは。

その視点dえ赤字の2022。

「原料価格高騰を受けた価格改定とミール価格の上昇により増収」な一方で、「急激な原料価格高騰の影響を吸収できず」減益ですね。

減損も入っていてリストラと言うか悪いこと切ってる味もあるけど、特別損失は毎年切ってるところもありますね。

(IRBankから)

という感じで、2022は原材料高のなか値上げはでき売上は伸びるも原材料高分までは吸収しきれずから吸収してきて前期、で今期はより吸収できてきてる印象を受けて2023は、価格改定と継続したコストダウン。という感じで値上げは段階になるとかで、おおよそ印象通り感。

それで大きなリストラをこなしたとか増収も値上げでシェア増とか新規開拓はあまりないかも感はありますね。

 

そういう感じですが、目先2Qで増収増益。ただ増収は控えめ。

も、増益はかなり大きいですね。だいたい原材料要因となりそう。

上方もあり「継続的なコストダウンのほか、マーケティング費用やその他経費の発生が一部下期へずれ込んだことなどにより」の増益で、売上がやはり値上げ中心でもう上をあまり向いてない感もあり、コストもまだ先があるかもも結構吸収してきてる感じでしょうか。

まだもっとコスト吸収してさらなる増益とかはあるかもだけど、もっとわかりやすくグロースする感じになるか?いうと・・さあどうだろう・・?感。

という感じでまた再び停滞蓄財な感じに近い業績が続くような雰囲気を感じたりしたりしますね・・・

 

財務

資産増。有形固定などみると677億で2017年あたりから減ってますね。

有形固定など増えてなくこの辺でも会社が成長するぞという意思のもとに投資強化してるとかは読み取れないですね。

(IRBankから)

ということでそうならおおよそ長期に総資産横ばいに近いなかから、純資産BPSなどを地味に増やしてる停滞蓄財の趣きで、もう中身見なくてもいいよね?感。

 

CF

 

2022、2023は営業CFマイナス。

みると棚卸資産の増減影響が大きいですね。原材料など上がって在庫仕入れるのにお金かかるようになった感ある。これは今期はコスト回収の目処がたってるので今後は逆転しそうな?それもいれて長期平均FCFは9.16/17年でプラスですが、2022.2023で300億近くマイナスがあるので、これが正常化すると長期FCF倍くらいはでそうというか、元来FCFは安定的感。

も、まあでも停滞蓄財ですね。配当あたりも随分も横ばいにちかそう。

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげてあげ
週足でさげてあげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、大きくは2013年ほどから1000円から2015年までに2280まで上昇して以降は2021くらいまでもみ合ってる感じの推移から、2023までに1487までおちるも、2023以降は伸びる感じできてますね。2061まで。これは2015年以降の高値2337まで至らずで2015年以降レンジ1800-2300位に戻ってきてるくらいで、ある意味長期もみあいで、この長期もみあいからレンジ下抜けからまた戻ってきてる推移をどうみるか。基準らしいのは日足1886安値とか、ちょい遠いけど1687でしょうか。1687は長期レンジ安値帯感もありますね。このへんを見ながら2337越えとかを狙う感じでしょうか。

 


ファンダ的には、業績後退して回復し以前より好調になってる感のある食用油屋。も、それは原価率などの上下に振り回されてる感じで、目先は上がった原価率を吸収して過去からみていい業績がでてる感じにはなりますが、原材料費高で業績が一応良くなった?感ある停滞蓄財の食品メーカー感。シェア上がったとか雨降って地固まる感のリストラ決めたとかはあんまりなさそう。なんかわりと停滞蓄財感ある感じが続きそうな?

財務とかCFは停滞蓄財のそれっぽい感じ。CFは原材料費のせいで在庫増える感じでFCFマイナスになってる。

総合して停滞蓄財な感じ。

評価。

PER13のPBR0.66ほど。率直な感想として停滞蓄財の食品メーカーの評価付いてるなと言う感想。まあ高くは見えないしまあオイルミルズとしてあるあるななかでちょい低い方のPBRかな感ある。

一方でPBR1は滅多にいや過去にないかな感あり、懸案の一年で倍ならなさそうだなあ感は。まさかの業績加速とかないと。

まあでも業績回復した停滞蓄財の食品メーカーとしてはまあありじゃないの?ってバリュエーションにはみえるので。地味に拾って配当とかもらいつついつか利益になったらいいなくらいのスタンスならまあいいんでないの?感はある。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=2613

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2613

IRBANK:https://irbank.net/2613

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特になんかあるわけでもないっすね。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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