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(1414)ショーボンドホールディングス/東証PR/建設(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:5972円(人々はひたすら上を目指してあるき続けている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
1414 ショーボンドホールディングス 東証PR/建設 3388.82 2024/06予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
862 186/21.58% 17.5%/15年 23.6 3.26
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
4.79%/15年 13.69%/15年 6.34%/14年 13.49% 10.7%/15年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
659/15年 -51/15年 608/15年 40.54/15年 10.75%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1222.8 980.16 80.2% 2.14% 50.59%

 今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニングで、連続増配9期以上かつ10年営業利益10%以上のもの(対象72銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。堅実に還元を増やしかつそれを裏付ける増益もなしているものを拾う意図。ショーボンドホールディングス。コンクリート構造物のメンテナンス企業。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年12月11日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

社会インフラの補修・補強に特化した総合メンテナンス会社。

だそうです。

以下みたいなのをイメージで。

 

業績。2005年くらい後退はあるけど長期にずっと伸びてる感じですね。

利益率も伸びてるのも好印象というか、近年は営業利益率で20%超えは極めて優秀となりそうです。

 

10年平均利益率でソートで建設業164社で堂々の首位ですね。ROICでも7位。ROICは怪しいのも多くまともそうでより高いのは田中建設工業くらいかも。というわけで建設でも市場最上位の定量的優秀さを示してるはそうですね。

 

ROEなど。長期平均10.7%/15年で二桁ありますね。驚くべきことにROAでも近年二桁維持してます。建設としては極めて珍しい水準。田中建設工業もROA二桁ありますね。

BPS成長率は 6.34%/14年くらいでこれはさほど抜けた水準ではないですね。たださすがに業績の内容が優れてますね。

近年好調。これがわかりやすいですかね。

決算短信・決算説明会資料 | ショーボンドホールディングス株式会社

2023年の決算資料から。2020年3月期くらいで水準上がった感がありますね。

 

 

そういう感じで好調なんですがそれ以上に、やってることの長期見通しが明るい気は。

インフラは更新が続きそうで、そういった古いインフラの保守の仕事がすごくありそうな。

例えばこの資料。高速道路の修繕の予算がどんどん追加されていくと。

そういう感じ目先増収増益で1Q通過。進捗良いですがまあ1Qですし過去計画はそう保守的でもないのであまり期待するのも。

 

財務

右肩。高自己資本比率。もう中身見ないでいいよね・・感あります。

(IRBankから)

有形固定だけ見ると149億で近年は増えてるけど長期にはあまり増えてない。あまり成長に設備投資いらないやつっぽさは。流動929億で多く600億ほど手形や完成工事未収入金等。だいたい公的な仕事なりそうであまり貸し倒れ心配するやつじゃないなとは。

と、手形とか大きくなりがちが有利子負債なしでやれてるのでかなり偉いやつ。

 

CF

営業CFだいたいプラス。2020で投資CFプラスで出てますね。「有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入」でそういうことはあるけど基本設備投資は弱めでだいたいFCF出ますねって感じ。

還元は増配続いてますが、近年は毎年自社株買いも入りだしてますね。



月足週足日足の値動き判断

月足であげ
週足であげて調整してまたあげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、月足レベルでは2003年くらいからずっと長期上昇感ある。年足とかみるとかなり一方的。

そんな感じで週足レベルでは6540から5170までさげて以降今年で回復して6280まででまた6540を伺う展開。目先5520とか2023安値5170をみながら6540破って更に上昇トレンド続けられるかを測る感じでいいんじゃないですかね?


ファンダ的には、保守補修中心の造らない建設会社。インフラとかの保守修繕をやってる感じ。長期に成長。利益率やROEROAなどちょっと建設業の枠に入らないほど優秀。目先も順調感ある。ただ高成長ではなく、地道に堅実に業績を重ねるような類には。財務CFド健全。あまり設備投資いらなさそう。さすがに現金に余裕がでてきたのか近年は毎年増配に加えて自社株買いも。

と、相当安定的余裕があり優秀だけど、大きな意味での見通しもこれからどんどんインフラの老朽化も進みそうな中でいかにも仕事がつきなさそうな事業性ですねとは。

評価。

PER23のPBR3.3ほど。建設業とみると破格の高評価です。かなりの優秀さを示してるROEROAでそう違いもない田中建設工業がPER9のPBR1.4ほどとみるとほんとに破格の高評価であるし、示してる成長性もBPSでみて6.34%/14年ほども別に高くなくこれも少々加速してもやっぱり評価高めだなという印象で、間違っても安いと見るべきではなかなとは。

とはいえショーボンドとしてはPER20以上を維持して成長そして株高してきてるところもあるので高いと理解しつつ、それでも長期の成長とかまさかのもっと高評価になる展開を期待して入るのはありではないかとは。PERだと下はPER16くらいはありますね。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=1414

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=1414

IRBANK:https://irbank.net/1414

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

入れ忘れたとくにない。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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