基本データと取り上げた理由
株価:8340円(人々は、行ったり戻ったりしながら振り向けばかなり進んでる。)
基本データ
コード | 企業名 | 市場/業種 | 時価総額(億) | 決算期 |
8015 | 豊田通商 | 東証PR/卸売 | 29528.31 | 2023/03 I |
予想売上(億) | 予想営業利益(億)/利益率 | 長期平均営業利益率/年 | PER | PBR |
98485.6 | 3887.53/3.95% | 2.3%/16年 | 9.17 | 1.3 |
売上成長率(年複利/期間) | EPS成長率(年複利/期間) | BPS成長率(年複利/期間) | 予想ROE | 平均ROE/年 |
2.92%/16年 | 8.49%/16年 | 7.04%/15年 | 16.38% | 10.3%/16年 |
長期営業CF(億)/年 | 長期投資CF(億)/年 | 長期FCF(億)/年 | 長期平均FCF(億/年)/年 | 実績ROA |
28574/16年 | -20808/16年 | 7767/16年 | 456.86/17年 | 4.54% |
総資産(億) | 自己資本(億) | 自己資本比率(%) | 配当利回り(%) | 配当性向 |
63770.64 | 19143.28 | 30% | 3% | 27.49% |
今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニングで、連続増配9期以上かつ10年営業利益10%以上のもの(対象72銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。堅実に還元を増やしかつそれを裏付ける増益もなしているものを拾う意図。豊田通商。トヨタグループの商社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年12月11日取得。
業績財務CF推移とそれに対する分析
業績
ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」
トヨタグループの中核商社。120カ国以上のグローバルネットワークにより自動車・金属・機械を中心に電子・化学品・生活分野製品の輸出・輸入、プロフェッショナル集団としてモビリティ文化を牽引。
セグメント。いろいろやってて総合商社感あるけど、地域も混ざってますね。
(銘柄スカウターから)
というセグメントはあると思うんですが、商社のセグメントってあんまりみる意味がないと思ってて、理由は大きくは物を仕入れて売るだけであまり付加価値の差が出にくいのでは?という疑問ですね。実際に上記も利益率でいえばだいたい2%~3%台で収まってると。この中で金属が伸びても化学がへってもあまり企業の変質が起こらないとおもうわけです。これが製造部門とか不動産部門とか事業性が違うものの比率が変わるならそれは見ないといけないとおもいますがね。
といいことで、大きくは全体の売上と利益見てればいいんじゃないかと思ったりする総合商社。
目先は増収加速で、利益率もあがってますね。
もっと長期。株探から。後退もあるけど長期に伸びてきて目先は売上も利益率も最高す順。つまり今一番勢いあるっちゃあそうなりますね。
好調は金属が引っ張ってますが2021以降は全体的に好調な印象。セグメント売上。
(銘柄スカウターから)
BPS成長率とると 7.04%/15年で結構たかめ。ROEとかも二桁維持してるかんじですね。
銘柄スカウターで以下条件で抽出すると
232銘柄でROEソートで上位25社で1ページ目でより上に丸紅伊藤忠とかいますが、このての商社でもかなり上位の成績とみて間違いなさそうなところは。
原価率など、原価率はさげて販管費率も少しあげてトータル利益率改善。
まあそんな感じ。このようなものは、細かく見るよりは大雑把に年次売上と利益率とROE水準BPS推移などみていて好調不調を見てそれをバリュエーションと突き合わせて判断するのがいいのではないかとは。
目先2Qで増収増益で情報修正も。「足元の為替レートが円安に推移していること等により、第2四半期連結累計期間の実績が当初の想定よりも堅調に推移しているため、業績予想を修正」
・・為替も気にしたほうがいいかもね。
財務
資産増。
(IRBankから)
まあざっくり見ていいと思うんです。今の自己資本比率とかBSの科目がどうこうとかよりは、自己資本比率や有利子負債比率の推移とか総資産、純資産そしてBPS推移あたりで見るのが正しいかなと。
長期には伸びていて大きく体力があり、いきなりの財務危機とかは考えにくいのでそもそも健全性ならあまり財務を見る必要がないと思うところですし。
それはあるけど、有利子負債増えてるけど有利子負債比率は落ちていて、総資産純資産も増えていると。BPS成長見るとだから7.04%/15年。いや問題ないんじゃないかな。
あとIFRSは細かく見たくない。めんどくさい。
CF
営業CFだしてだいたいFCFだして長期に現金積んでる。
配当性向で区切ってそうですが増配続いて減配ないくらいですね。
月足週足日足の値動き判断
月足でもみあってあげを連続
週足でもみ合いからあげ
日足であげてさげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2009年位からはわりと長期に順調?なあげ。順調というか調整、もみ合いを繰り返しながら、あげてきてる感じ。
調整は長いと聞きは2018年から2020とかあるので、じっくり待つスタイルでいくか、調整を終えて伸びるタイミングを狙うか?という感じでしょうか。
そのなかで週足というか今年はぐっと延びて目先では調整に入ってる感じでなので、調整が長くなることも想定して方がいいのかなあとは。一方で調整もそうそうに切り上げまた上に向かうを測る感じ。いろいろ下は7693で上は9287で下を切れば調整継続で上で上昇継続みたいな視点でいるのがいいのではないかとは。
ファンダ的には、トヨタ系(たぶん)総合商社。普通に卸業の数字してる。その中でここは長期に伸びてますし近年は業績として最高。目先も上方こなすとか好調で来てます。卸眺めてわりと優秀な方とも思えます。財務よくはないけど改善は続いています。CFも堅調で、総合悪くない選択。
ただ業績後退とかはありえるので、そのへんをチェックしながら持つのがいいのではないかとは。主に財務やCFの安定性と売上大きく後退なく利益出てるかみればいいのでは?とは思う。つまり停滞蓄財で蓄財できてりゃいいいみたいな視点が幸せにナレル気は。そこにバリュエーションで測るみたいな。
評価。
PER9のPBR1.3ほど。絶対的にはそんな高いって気もしなく。目先でてる予想ROE16%とか普通に市場平均ダブルスコアほどで、その意味で市場ちょいたか。あるいは日経平均並のPBR1.3はありとは見れなくもないけど、これは今の好調おそらく為替にも底上げされてるROE16%程度以上を維持する前提にはなるのですが、豊田通商としてはもうわりと高評価水準だったりして、PBR1.3ほどはわりと歴史的高水準だったりします。
という感じで、今好調ですが評価も上がってるというのを踏まえてどう判断するかですかね。
リンク
KABU+:https://kabu.plus/
銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=8015
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=8015
IRBANK:https://irbank.net/8015
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
もう師走って感じですが特になにもない。
年末年始どうしよっかなと言う感じ。
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