大河の一滴

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(3900)クラウドワークス/東証GR/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1193円(人々は、波乱万丈なようでずっと鳥かごの中に押し込まれている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3900 クラウドワークス 東証GR/情報通信 185.13 2024/09予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
158.6 12.7/8.01% -35.1%/11年 - 3.2
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
68.5%/11年 #VALUE! 17.63%/10年 - -6%/11年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
19/11年 -16/11年 2/11年 0.19/11年 12.43%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
99.95 57.85 57.9% 0% #VALUE!

 今日は分析。今週は体調が悪い気がしたので軽い分析を二週連続。2023/11/24に銘柄スカウター10年スクリーニングで売上営業利益過去10年最高更新かつ、PBR総体水準で5年で0-10のものから(対象123銘柄)気になったものをチョイスして分析。今年で好調なのにここ5年間であまり評価されてない場所にあるものを拾う意図。クラウドワークス。クラウドソーシング。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年11月27日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあ」

クラウドソーシング会社、国内最大手。BtoCオンライン人材マッチングサービス(ダイレクトマッチング「クラウドワークス」、サポート型エージェントマッチング/エンジニア・事務・副業領域)を展開。

セグメントみるとSaaSとかもあるけどだいたいマッチングですね。

以下みたいなサービスがあるみたい。

サービス | 株式会社クラウドワークス

目先通期決算出てて決算説明資料なども出てますね。

IR(投資家情報) | 株式会社クラウドワークス

2023年通期などみてると資料もしっかりしてて目先も目標(増収増益20%クラス)を全クリアで通過。

基本的に最重要KPIは以下のGMVになるでしょうか。順調そうにみえます。これがとれればマッチングということもあり、コストがかかるものではなく、利益はどんどん伸びていくのではないかとは。だし、なので、販管費を突っ込んで赤字でシェアを取りに行くのも合理性があるようには。

 

その赤字のターンは2020年で終わっており、以降は黒字維持で成長。(純利益だと2021以降)

販管費など。一応原価率が減る方向。

2018年大幅増収「将来のプラットフォーム価値を高める周辺領域としてブロックチェーン技術における国内リーディングカンパニーの一つである株式会社電縁を子会社化、学びのマーケットプレイス「サイタ」を事業譲受するなど、積極的なM&Aを実施したことで非連続な成長を実現」とか本業のクラウドワークスも好調ですが。

と、買収が結構多い模様。

買収も散発してるし、新事業も連発でこの辺アクティブ。だし、上の電縁などは撤退もしてるので、このへんのアクティブは注意点でもあり。

ではありますが最近はマッチングで特化サイトを作っていってる印象ですね。最近よく見るスタイル。

 

というかんじでありますが、トータルとして目先ROEがはねて20%近くに以前は赤字連発だったというのは注意点。

 

という感じで、アグレッシブにいろいろしてたのが、最近はマッチングに集中する形になってきて、かなりいい数字を出せるようになってきた感。

会社も理解してるのか上記の資料もそれらが明確になってきた2020年以降あたりの数字のみを出してきてそれより前の記録は記憶から消したい味ありそうな感じになってそうな。

という感じで、今後はマッチングでいろいろに集中していこうみたいな方向性で、現状うまくいきだしてる感じのなか、これをどうみるかでしょうか。

目先の水準はROE20%で売上成長率20%でこれが続くなら相当市場でも優秀という感じにはなりそうですがさて。

財務

資産が伸びだして利益剰余金もプラスに。

(IRBankから)

目先通期で総資産99億で流動79億現金57億。買収好きそうではあるけど、無形固定12億程度で、有形固定はほぼなく1億もない程度。典型的なソフトの会社の資産構成。

負債は39億も固定負債は2億ほどですくなく、主な負債は未払い10億預り金12億契約負債4億とかで負債の質はかなりいいとなりそうだし、負債まとめて現金以下で事実上の財務ピカピカ。問題ないですね。

問題あるとすればこのような資産構成だけど利益剰余金はプラスになったばかりでいろいろこっからっすって感じ。

 

CF

 

営業CF黒字化はわりと最近。黒字化すれば設備投資はいらないし、FCFでて現金積むみたいな感じ。2023で投資が大きめ。これみたい。

【M&Aニュース】11億5900万円!クラウドワークスがエンジニア副業のシューマツワーカーを買収&子会社化 | オールインワンHR

同業のマッチング買収ですね。

過去をみれば営業CFは赤字で、ときおり増資しては赤字というのを繰り返して利益剰余金もマイナスでしたがとうとう自分の力で子分を作った感はあります。

 

月足週足日足の値動き判断

月足で
週足で
日足で
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2014末で1316上場で、2016年までに330とかなり上場ゴール感。というか目先も1316以下であり上場ゴール中ですねってのはおいといて、2019までに2544までつけるも、コロナで538とまた落ちて、以降は安値は切り上げも高値も2194、2050で切り下げで一応三角持ち合いを見れる形。下は808とか目先1165をみながら2050を越えて上放れといくかを測る感じでしょうか。目先は1165はあるいは下放たれしてもいそうだしすぐ切れてもおかしくもなくみえはしますが。

というのはありますが上場依頼ずっとレンジで乱高下してる感じであまり長期トレンドで云々とかならなさそうですね。他でいいんじゃない?感ある。値動き的にはって話ですが。


ファンダ的には、クラウドワークスを中心とするマッチングで、働きたい人と仕事を割り振りたい人をマッチング。求人もこなすみたいです。

以前はいろいろやろうとして、赤字が続くも、2020くらいから同型サービスを横展開のマッチング集中で、収益化をなして目先は高ROEの高成長ともいえる会社になってきてます。会社はこの調子だ感だしてますが、実際は軌道にのってあまりときがたってなく、いろいろと始まったばかり。

財務は健全。利益剰余金はやっとプラス。CFは過去の増資連発のあと、あまり成果出てる感じじゃなかったのが、2020からは軌道乗り出して自分の稼いだお金で買収決めた感ある。無配。

評価。

PBR3.3ほど。予想EPSだしてないのでPERなし。ROE20%とおけるならPER15ほどか。順調が続きROE20%の成長率20%が続くと見れるならPBR3のPER15ほどは十分妙味ある水準とはみれます。

なので要は会社も目標とするCAGR20%ペースが維持できるかですね。目先までは順調そうです。可能性はあると思います。

とかとかですが過去はありますが、事業が整ったのはわりと2020以降にもみえてIPOに近い感覚でみてたほうがいいかもしれませんね。

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3900

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3900

IRBANK:https://irbank.net/3900

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にない。土曜日記事がつきそう。なのと最近未読本が積みがちなのが懸念というかめんどくさい・・・とかなりがちで未処理になりがち。よくないね。それも人だけど。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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