基本データと取り上げた理由
株価:4625円(人々は、砦を落としにかかってるが攻めあぐねて、崩れかけていたのを立て直したけどまだ攻めあぐねてる。)
基本データ
コード | 企業名 | 市場/業種 | 時価総額(億) | 決算期 |
2587 | サントリー食品インターナショナル | 東証PR/食料品 | 14291.25 | 2023/12予 I |
予想売上(億) | 予想営業利益(億)/利益率 | 長期平均営業利益率/年 | PER | PBR |
16000 | 1400/8.75% | 8.2%/11年 | 18.44 | 1.32 |
売上成長率(年複利/期間) | EPS成長率(年複利/期間) | BPS成長率(年複利/期間) | 予想ROE | 平均ROE/年 |
4.44%/11年 | 11.5%/11年 | 17.65%/10年 | 8.03% | 10.2%/11年 |
長期営業CF(億)/年 | 長期投資CF(億)/年 | 長期FCF(億)/年 | 長期平均FCF(億/年)/年 | 実績ROA |
15265/11年 | -10116/11年 | 5149/11年 | 468.1/11年 | 4.76% |
総資産(億) | 自己資本(億) | 自己資本比率(%) | 配当利回り(%) | 配当性向 |
17833.49 | 9652.21 | 54.1% | 1.73% | 31.9% |
今日は分析。今週は体調が悪い気がしたので軽い分析を二週連続。2023/11/24に銘柄スカウター10年スクリーニングで売上営業利益過去10年最高更新かつ、PBR総体水準で5年で0-10のものから(対象123銘柄)気になったものをチョイスして分析。今年で好調なのにここ5年間であまり評価されてない場所にあるものを拾う意図。サントリー食品インターナショナル。サントリーのお酒以外ののみものと食品部門。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年11月24日取得。
業績財務CF推移とそれに対する分析
業績
ざっくり業績推移をみてひと言「停滞蓄財が好調?」
ントリーグループにおける清涼飲料・食品ビジネスの中核企業。サントリーフーズ(国内販売)、サントリービバレッジソリューション(自販機販売)、サントリープロダクツ(製造)を傘下に持つ。
株主見るとサントリーホールディングスが6割だけどサントリーホールディングスは未上場だね。
食品という他。世界でバランスよく。
(銘柄スカウターから)
そういうのもあるけど、長期横ばい感のある業績。
前期は売上利益で2015年水準を破り最高みたいで、今期もさらに伸びていると。まあ好調ではないか。でも大枠停滞とみてるべきか。
ROEなど。BPSは右肩感。上場でいじられてる感のある2012年を外して2013年からBPS複利成長率を取ると6.27%/9年でまあROEも安定的に見えるし、いろいろこんなもんってことで総合停滞蓄財ではないか。
というか業績おおよそ停滞しながら蓄財で企業価値を上げている状態そのものようには。いや、目先の業績はこれからぐいぐい成長していく変化であるやもしれないけどね。
過去最高益の2022「全セグメントでの販売数量の増加に加え、日本及び海外における価格改定を含めたRGM(レベニューグロースマネジメント)が寄与し、当社グループ合計で過去最高を達成しました。日本、米州に加えて、ベトナムとフランスで売上収益1,000億円超えを達成し、海外での収益基盤がより強化〜原材料価格・エネルギー価格の高騰及び為替変動によるコスト増の影響を受けましたが、売上収益の伸長とコスト削減活動の徹底により吸収したことに加え、事業ポートフォリオ見直しによる譲渡損益、構造改革費用の計上を含め、当社グループ合計で増益を達成」と総合順調。で、「当社は、海外事業の迅速な変革の加速と一体経営を行うべく、2022年1月1日付で海外組織の改組を実施し、「SBFインターナショナル」を新設しました。これに伴う報告セグメントの変更はございません。」と組織改編も。
今期3Q「日本における2022年10月からのPET製品及び2023年5月からの缶製品の価格改定並びに海外における機動的な価格改定を含めたRGM(レベニューグロースマネジメント)も寄与し、全セグメントで増収〜原材料高及び為替変動によるコスト増の影響を概ね想定通りに受ける中、売上収益の伸長とコストマネジメントの徹底により吸収し、増益」
と前期今期好調。価格を上げられる一方原材料高もコスト削減で吸収と順調な印象。海外も好調な感じで、これはあるいは停滞以上の好調さがでているようにもめえてあるいはグロースの類と見れなくもない気も。
まあ普通に投資もしてますし。
会社も伸びると言ってるので、信じるのも。
過去計画は下ぶれもあるけどだいたい正確でやや保守よりといったところでしょうか。
財務
資産増。細かくみないでいいのではないか。
(IRBankから)
2017年とかデータ取れてないっぽいけど、それを除いても、自己資本比率向上で有利子負債も返してそうで、総資産ジワ伸びの中BPSなどは右肩。順調なようにはってことで見る必要を感じない。
一応、非流動推移みると3800億くらいでよこばい。設備投資は維持くらいで良さそうでこのへん、同じものを何度も作ってうる食品感。
のれんとか無形資産が7000億くらいあるのでそこは留意点。
CF
営業CFでてる。大型投資の2013と2015は、事業譲受やら子会社取得で、そこ以外はFCFプラスで、現金積む方向。
(銘柄スカウターから)
還元は増え横ばい感強め。も配当性向高めでわりと還元熱心な方には。
「会社の所有者に帰属する当期利益に対する連結配当性向30%以上を目安」とはしててかなりそれに上。現金減らない程度にできるだけ配る感は感じます。
月足週足日足の値動き判断
月足で長くもみ合い感
週足であげてもみあい
日足でさげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2013年上場で2015年以降は3500‐5500くらいのレンジで延々もみ合ってる印象。2021年あたりもっと下もあるけど、目先は4500前後は2021年前後を除けばレンジの下の方とはなるね。
レンジのさらに下に向かうのを気をつけながら、レンジの上の方あるいは、レンジ上抜けを測りつつ付き合う感じでしょうか。
週足レベルでは上昇してもんでる感じ。目先は安値切り上げながらダブルボトム形成で安い方の4240を底にみて、5510超えか近づいたら撤退くらいで扱うのがいいかもね。5810越えてくると長期上昇再開の雰囲気もでてくるかもでここもポイントになるかも。
ファンダ的には、サントリーのお酒抜き。安定的。悪く言えば停滞足踏み。で、その中で蓄財が進む停滞蓄財感が強くて、それが目先停滞も破るともいえる好業績が続きて若干のグロース感も。
投資も進めつつ、価格改定もすすめコスト削減で原材料費も吸収でいろいろ順調であるいは本当にグロース風味の推移をしていきそうにも。今期3Qはあまり増えてなかった有形固定とかも増えてるようですし投資もそこそこ本気かも。
財務は推移見ると蓄財。業績傾向もありあまり中身見る必要を感じ長いが、改善が進んでる。のれんとか無形資産多めは若干留意。CFは黙ってればFCFでてくる。買収とかしないとFCF感ある。現金貯める程度で配当性向30%と言いながらそれ以上くれる気前の良さは感じます。
評価。
PER18のPBR1.3ほど。サントリーとしては低PBRはそうですね。ここ5年ではわりと最底辺というか上場来でみてもわりと最底辺っぽく。株価的に2015年位からずっともんでる中で普通にBPS増で蓄財が進んだので低PBR化が進んだ形。その中で業績も上向いているともみれるので、いちおう上向くサントリーが低評価だとはみれますが、絶対的には高ROEでもなくBPS成長とかみても悪くない程度で、配当性向高いも配当利回りが高いわけでもなく、配当+BPS成長年8%ほどとみると、それがPBR1.3程は安いとみるのもどうか?って感じにもなり周りの食品も近い評価っぽいところもあり、これまでは食品全体高かったね。これからはこれくらいがフェアバリューだとかみれなくもないので考え方でしょうか。
安定してるし好調ですが、ROE二桁はどうかなあ感もありその辺も踏まえて。まあ長期持って損するとは考えにくい感ありますが。
リンク
KABU+:https://kabu.plus/
銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=2587
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2587
IRBANK:https://irbank.net/2587
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないです。比較が手間かかってしんどいです。くらい。
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