大河の一滴

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(4680)ラウンドワン/東証PR/サービス(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:543円(人々は、足元を固めながらじりじり上を狙い詰めてきている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
4680 ラウンドワン 東証PR/サービス 1560.36 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1504.1 205.6/13.67% 10.3%/17年 12.67 2.52
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
4.98%/17年 1.09%/17年 -0.1%/16年 18.96% 3.5%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
3426/17年 -1409/17年 2016/17年 118.62/17年 5.93%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1706.23 609.43 35.7% 1.84% 23.33%

 今日は分析。ある投資系イベントに参加していろいろ聞いた銘柄できになったものを拾って分析します。ラウンドワン。屋内型複合レジャー施設の運営。というかラウンドワン。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年11月01日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「近年加速?」

セグメント。

 (銘柄スカウターから)

 

ラウンドワンとしか。

こういう屋内施設の運営。

というところですが、某イベントでクレーンゲームをやたら推されました。

銘柄スカウターでも「ギガクレーンゲームスタジアム(クレーンゲーム機を合計約300台〜600台設置したアミューズメント施設)への改装、米国での大型ショッピングモールへの出店拡大を推進(130店舗を目指し年間10店舗出店予定)。2010年米国に海外第1号店を出店。2020年オンラインクレーンゲーム事業に参入(2021年事業開始)」

と、結構クレーン推しで、セグメントも日本が回復してきたかな?って一方で、米国はぐいぐい来てる感はあります。

売上。

 

という感じで、(雰囲気的には米国そしてクレーンが引っ張る形で)コロナで落ちた業績が回復し・・どころか以前の業績水準を突き抜けて来てる雰囲気できてるという。


BPSなど。BPSは増える感じがあまりないですね。一方で目先はコロナでマイナス(赤字)だったのをつきぬけ、前期で過去最高に準ずる水準で今期はさらに挙げてきてる計画。

と、めさき全体業績は好調なんだなとは。

業績落ちた2021「日本国内において、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のた
め、政府や自治体からの営業時間短縮等の要請に従った営業の自粛を実施~オンライン上での収益基盤の構築に向けた新たな試みとして、オンラインクレーンゲーム「クレッチャ」の事業開発を行い~米国においては、営業基盤を拡大すべく、新たに2020年7月にタウンイーストスクエア店(カンザス州)、同年9月にポトマックミルズ店(バージニア州)、同年10月にデプトフォード店(ニュージャージー州)、2021年2月にカンバーランド店(ジョージア州)、同年3月にパークシティセンター店(ペンシルベニア州)を出店いたしましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け」

と、施策を打ちながらコロナにやられた感。

2022は結構回復するもここと2021は赤字。

2023「日本において、引き続き好評を得ている「ギガクレーンゲームスタジア
ム」の店舗導入を進め、業績の回復に努めました。また、人気バーチャルYouTuberやアーティスト等とのコラボレ
ーションキャンペーンの実施や、ボウリング大会や各種キャンペーンをリニューアルする等、業績向上に努め~米国においては、クレーンゲームを中心に、音楽ゲーム及びリデンプションゲーム等の様々な最新アミューズメント機器の導入を積極的に行いました。また、雇用情勢が逼迫するなか人材の確保に努め店舗運営の安定を図りつつ、時機を見た戦略的な値上げを実施」

みるとクレーン推しが強いですね。ここで一気に売上利益が突き抜けた感じ。

今期は1Qまで出てて増収増益で絶好調だった前期を上回るペース。相変わらずクレーン推し。11/10に2Qが来る予定ですね。月次は日本は公表してて国内は好調に推移ですね。ただ米国が売上既存店前年割れもチラチラ出ていて、米国は一服感でてくるやも感は。

 

財務

資産は増えてるかんじでもなく。

(IRBankから)

2014年に大幅資産減。減損316億切ってますね。「米国出店等の成長への布石として財務体質の強化を積極的に推し進め、国内37店舗について店舗資産を売却すると同時に賃借することで、営業を継続する手法であるセール・アンド・リースバックを実施し、実質有利子負債の大幅な削減」

と、わりと戦略的なムーブみたいですね。ということで、2014で一気に有形固定を減らし1600億→729億。2016まで減らし以降は伸ばしてきてますね。前期1165億まで。

流動前期387億。多くは現金。

負債1094億、リース債務多め。600億ほどくらいか。リース債務は有利子負債ではないんですかね。有利子負債235億。

2021で伸びてきた自己資本比率が赤字と有利子負債など増えて後退ですが目先は回復しつつ、米国で投資を強化してるようなかんじでしょうか。

目先は有利子負債<現金であるし、有利子負債返してるしでたぶんそんなに悪い状態ではないかなとは。

ただ2021で利益剰余金マイナスですね。BPSも増えてないしあまり蓄積がないなってところはありますね。

 

CF

 

2021以外は営業CF黒字。そして2022.2023と加速感はありますね。FCF自体も2012年以降は2021以外はプラスできてます。

それで資産増えないのは、還元強いのかな?とも思いましたがそうでもないですね。

2020以前はそうでもないですね。以降は大型自社株買い入ってますが。

まあでもこれですかね。結構純損失多め。減損とか、2021の赤字とか。

とかとかもあり、わりと安定的なCF持ってながら営業利益も結構安定しながら、純資産も増えず利益剰余金もマイナスに突っ込んだようなところはありそうです。

2020年以降は自社株買いのせいもありますが。

というところだったのが、目先は業績とCF加速でこれまでの傾向を覆すターンがやってくるのか?みたいな局面でしょうか。

還元は、近年は自社株買い入ってますが、普段の配当はそんな高還元な部類でもありません。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてさげてあげ
週足であげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2010-2018でなんとなく上昇で88から723まで。以降コロナまで172までからまたあげてきて719まで。2018までさげてコロナまでさげて以降戻してるのでよくあるやつ。・・ですが、719は2018年高値は破れてなく調整とはみなせてその中で安値切り上げで一応安値切り上げの三角持ち合いの中でコロナ以降は安値切り上げなので、週足429とか491を見ながら719とか723を破ってくると三角持ち合い上放たれ感でてくるのでこれを期待知る感じでしょうか。下はだから429あたり。これは下放たれ感でるので。


ファンダ的には、ラウンドワンとかしか。国内米国クレーンゲーム好調でそっち方向への投資も目立つ。目先は長年の業績水準を突き抜けてきた感はあり。国内好調も米国月次からは一服の気配はなくもないか。

もっと年単位では米国の伸びが勢いありそうなところ、これはわりと過去の米国進出も視野にしての過去の財務改善の結果か?みたいなところはあり、目先の好調を長期戦略の結果と見るか、長期戦略して成長する企業とみるかどうかで見方は変わるかもは。

一方というか代償というか、過去から業績のわりには純損失が多く減損とかコロナの赤字が理由ですが、これも投資して結局減損になり資産増やせないとみるか、米国に進出するために減損などもだして事業を整理するなど戦略的に動いた結果これまでは資産が増えなかったと見るかで見方が。

この辺の見方で、いま出てきてる好調な業績に対する見方も変わってきそうなところはありと。

というのはあるんですが、目先はいろいろ資産整理しコロナも越えてとうとう各種施策が大きく業績CFに反映してきたとみることもできなくも。まあ米国は一服感ありますが。よくみるとこれも戦略的に越えてくるだろうとか見立てるのもできるやもでどうみるか。

評価。

PER13のPBR2.6ほど。まあ著名のTOC企業でもあるし、PER13ほどはそんなに過剰な評価にはみえない。程々じゃない?ってみるとここ5年位ではPERは低い方ですね。PER8-40ってほど。ただこれは低ROEなときも含んでるので、PBRでも見ると0.8-4くらいの中のPBR2.6ほどでいろいろ程々と言うか、2021年以降の平均的水準くらいで特に2021年以降は業績並評価水準でフェアバリューというかあまりするするPERPBRあがると期待するのもどうか。基本好業績が続くことで伸びる業績並の推移を期待する感じでしょうか。

あるいはあまり引っ張らずPBR3くらいですぐ売っちゃうとか。

でも、目先の業績変化が本物、戦略的で意図的でそれが当たる感じなら好業績継続となりそのときはもっと上のこれまであまりつけられなかったような水準もつけるかもねとは。

ちな優待評価すると近年自社株買いとか増配も入りだし還元方針も変わった感あるなかで。配当含め500円割引券のみ評価して300株で5.4%ほどになるのかな。年4回もらえるみたいだし。お1人様1日1枚まで使用可で1000円ごとに500円引きとほどほど使いにくい制限されてますがユーザーなら。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4680

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4680

IRBANK:https://irbank.net/4680

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転でございます。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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