大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4482)ウィルズ/東証GR/情報通信/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ウィルズとその他

株価

580円(人々は、激しい生活に疲れ果て逃げ出してきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4482 9244 3807 4392
企業名 ウィルズ デジタリフト フィスコ FIG
市場/業種 東証GR/情報通信 東証GR/サービス 東証GR/情報通信 東証PR/情報通信
時価総額(億) 122.12 14.63 45.45 101.4
株価 580 940 99 323
決算期 2023/12予 2023/09予 2023/12予 2023/12予
予想売上(億) 40.5 36.2 13.2 135.0
予想営業利益(億)/利益率 7.5/18.52% 0.94/2.6% 1.68/12.75% 8/5.93%
長期平均営業利益率/年 16.48%/6年 5.46%/4年 -2.1%/16年 3.83%/5年
売上成長率(年複利/期間) 35.6%/6年 15.1%/4年 1.2%/16年 9.4%/5年
EPS成長率(年複利/期間) 149.1%/6年 -6.7%/4年 #NUM! 14.4%/5年
BPS成長率(年複利/期間) 70.3%/5年 65.6%/3年 1.9%/15年 5.7%/4年
長期営業CF(億)/年 24.16/6年 3.75/4年 22.47/16年 3.75/5年
長期投資CF(億)/年 -11.3/6年 -0.48/4年 25.85/16年 -68.85/5年
長期平均FCF(億/年)/年 2.14/6年 0.82/4年 3.02/16年 -9.41/5年
PER 24.31 26.37 28.86 18.18
PBR 6.85 1.85 3.8 1.01
ROE 28.2% 7.0% 13.2% 5.6%
平均ROE/年 53.47%/6年 31.63%/4年 -7.73%/16年 4.35%/5年
ROA 15.2% 3.7% 4.1% 2.5%
配当利回り(%) 1.21 0 3.03 1.55
配当性向 29.3% 0.0% 87.5% 28.1%
総資産(億) 32.61 14.57 38.26 214.63
自己資本比率(%) 51 53 53.8 44.6
メモ あげあげも鈍化? 成長も赤字? 事業整理中? いちおあげ

 今週は比較。2023/10/25に銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上利益成長20%以上かつ連続売上利益増加4期以上のもの(対象35銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2020/3/13と2023/10/25比較でより低PERになってるもの(対象20銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。順調に成長してるのに目先コロナマザーズ最安値時よりも低PERなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年10月30日取得。ウィルズ。上場企業支援会社。プレミアム優待倶楽部の元締め。比較に銘柄スカウターで金融情報サービスに分類されてたデジタリフトとフィスコ。ゲストにプレミアム優待倶楽部顧客代表FIG。

 

ウィルズ(4482)

業績

プレミアム優待倶楽部の元締めとしてのイメージが強いけど、機関投資家情報サービスとか、オンライン決算説明会とかのサポートとか上場企業にまつわるサービスがいろいろですね。

そのひとつがプレミアム優待倶楽部の運営で、株主還元をこれでサポートしてますよって話になろうかと。

・・・と思いましたが、決算資料からプレミアム優待倶楽部比率高くてだいたい優待倶楽部だった。

そのプレミアム優待倶楽部自体は顧客企業増えてますね。

公平性とかで優待廃止の流れもあると同時に、市場流動性とかの上場基準問題とか、PBRとか還元強化みたいな流れもあるなかで、とりあずここは伸びてて、P優待はケチつけられがちですがそうですよと。

 

というわけで伸びている。利益率はなにげに高めでROE高水準(ついでにROAもかなり高い)と、実は相当優秀。

ですが、増収がペース落ちてる印象でここをどうみるか。

利益率も収益性も高く成長性もあったが成長は剥がれてきてるやも・・くらいではないかと。

ROE高いですけど下がってるようなところもあるとは。

そんな感じで2Q。増収増益で計画からはいい調子でありますね。

P優待も顧客数増えてるしIR-naviの顧客数とやらのサービスも伸びが止まった?ところから再加速ともみれるものが。

以下みたいなウケがよさそうな提携もあったりで。

あとは計画自体は保守傾向あり上ブレが多めですね。そのへんもあり成長鈍化だと切るのは早いかも感あるものが目先にでてるはそうですね。どうみるか。

 

 

財務

前期末総資産32億。流動23億現金20億。有形固定は1億なくのれんやらソフトウェアやらで6億。あとその他ってころ、総資産の3分の2ほどは現金ですね。

負債16億は現金以下だし有利子負債は3億ほどで、契約負債4.6億とかが大きめですかね。

いかにもソフト系企業のBSでそして問題ないとは。

 

CF

 

営業CFでててそして右肩。投資もさしていらなくFCFはだいたい常にでてて現金積んでいると。

配当はそんなにやる気なさそうですが自社株買いしてて、それなら結構力入ってる。かつ優待倶楽部元締めとして普通にP優待倶楽部しててそれらしながら現金積んでるのは、めっぽうCFの筋の良さがありそうだなとは。高評価もあって利回りとしては低いですが。

 

 

デジタリフト(9244)

業績

銘柄スカウターで金融情報サービス分類されてたけど、広告とかSNS運用とかあまり金融情報ではなく広告マーケ系っぽいですね。

2021年上場であまりデータがない。増収くらいはしてますね。

ROEなど。上場からぐいぐい減ってる。

2023年のROE7%ほどはもう凡庸。

営業利益率も低めで早くも低収益じゃないか感。(ROE7%なら低収益でもないけど)

と、早くも怪しい感じですが、通期決算が11/14 予定ですね。

ただ買収などもしてる感じで、増収には来そうですし、利益も投資のためとは言ってるので、いずれはあるやもしれませんというか、上場したてなので

これからどうとでも転ぶだろうなとは。これは悪い意味で転ぶも含んでいってます。

一応伸びてるし。

 

財務

前期末で、総資産14.6億で流動14億で現金10億に売掛2.8億。

だいたい資産現金売掛金すなって感じ。

このあたりはネット企業感。これからこのお金を使って業績伸びるといいねって感じでしょうか。

負債7億。現金以下だしまあ財務問題ないのでは。

 

CF

 

営業CFくらいは出てる。基本投資もかからなさそうで、あまり業績がくじけなければFCF位出るんじゃない?感はあり。その意味で事業の継続性はわりと堅いほうなようには。

無配だけどいきなり自社株買いしてるね。

 

フィスコ(3807)

業績

ただしく金融情報って感じ。

業績見ると大変だったんすねという推移。

 

売上伸びてる2017は情報サービスが売上15億に利益4.5億のほか・・

ICT・IOT・デバイス事業 

売上高は893百万円にセグメント損失は359百万円

フィンテックシステム開発事業 

売上高は2,947百万円にセグメント損失は7百万円

インターネット旅行事業 

売上高2,180百万円にセグメント利益15百万円

広告代理業 

売上高は137百万円にセグメント損失は34百万円

コンサルティング事業

売上高は74百万円にセグメント利益は29百万円 

ブランドリテールプラットフォーム事業 

売上高は5,926百万円、営業損失は14百万円

仮想通貨・ブロックチェーン事業 

の売上高は900百万円、営業利益は750百万円

 

・・・と、いろいろ手を広げまくって多くは損失とかの慘事になってたのをいろいろ畳んだ結果で目先セグメントは以下の様になりと。

情報サービスが100%以上でみると暗号資産がマイナス売上ですね。

ほぼ売上飛びましたが、情報サービスの利益率は高く、今後は小規模ながら堅実に儲けていく会社が残っていくかもしれないとは。

(暗号資産撤退すれば)ほぼ情報サービスのみになりますかね。

2011年あたり見ると、情報サービスにコンサルだけだったみたいで、当時の状態に戻った感あります。

 

ROEなど、BPS増えて減る様子。まだ前期赤字なので不良事業のお掃除ですかね。終わったら堅実な情報サービスが残ってるということになるのかな。

今期2Qで情報サービスで「当第2四半期連結累計期間の売上高は360百万円(前年同期は568百万円の売上高)となり、セグメント利益は29百万円(前年同期は235百万円のセグメント利益)」で利益出てるけど売上かな後退で

広告は、「売上高は28百万円(前年同期は31百万円の売上高)となり、セグメント損失は0百万円」いるのかいないのかって感じで

暗号資産は「保有する暗号資産の評価損などにより、売上高は△123百万円(前年同期は△3百万円の売上高)、セグメント損失は128百万円(前年同期は5百万円のセグメント損失)」で、暗号資産値下がりすると売上マイナス計上してるっぽいですね。

 

と、残ったものもなかなか渋い感じはあります。利益は出てますが。

 

財務

最新2Qでみてみると、総資産は30億ほどで流動資産が9.7億で暗号資産6.7億現金1.5億売掛1億ってところ。そのた有価証券で19億近く。あとは有形固定とかですね。

だいたい資産は有価証券と暗号資産ですね。

負債は18億。負債大きめですね。繰延税金負債で15.8億ありますね。

繰延税金負債は・・

税効果会計を適用している場合、将来的に支払う必要がある税金に相当する勘定科目。会計と税法では資産と負債の認識時点が異なるため、差額が発生することがあります。会計上の利益が税務上の課税所得を上回った場合、差額分に対して翌期以降の会計期間で課税されることになります。この差額に対する税金相当額のことを繰延税金負債と呼びます。」だそうです。

これ精算すると投資有価証券だいたい吹っ飛びますね。

ということで、資産は現金6.7億に現金1.5億に有価証券3億で、事実上の暗号資産投資家みたいになってますね。

財務悪い・・ってわけじゃないしいいんだと思うけどどうみるか。

 

CF

 

よくわかんない。

配当はしてるね。暗号資産売ればもうちょっとよゆうありそうだね。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげてさげ
週足でさげ
日足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

ウィルズ(4482)

テクニカル的には、2019年末に上場しコロナもあり1133から496までもいくもコロナ後に2021年1945をつけ以降はかなり一方的な下落で600円前後まで。600円前後はコロナ安値から離れてもおらず、週足レベルでは下げ止まった感もあるので、調整終えて反転と見込むならどこかで入るのも。週足調整安値535とか750の高値破りくると反転感もつよくなりますね。コロナ安値496をみてもいいかもしれません。これらをみながら。

 

ファンダ的には、プレミアム優待倶楽部元締め。他のサービスもしてるけどだいたいプレミアム優待倶楽部。優待否定的な人もおおいし、肯定的な人も優待倶楽部はポイント効率がよくないというかぼっただ言われることも多そうで、それはここが中間搾取してる面もありそうで痛し痒しですが、業績としては好調で、高収益高利益率で優秀な業績とみなすほか。その中で成長鈍化の懸念はありそうだったのが今期2Qでは巻き返してるようにも見えるものがでてきて、どうなるでしょうとは。

財務はCFはかなり優秀な感じ。特にCFは強さがある企業のそれというか営業CFマージン20%近くとっておりあるいは堀持ちな疑いすら持てる水準にも。いやわからんけど。

評価。

PER24のPBR6.8ほど。まずは普通に高評価だとは。過去はもっともっと高評価でPER100に届く局面もあったぽいですが、そこからはかなりさがったとはいえ、まだ高評価のたぐいであるとは。そしてそれくらい評価されてもおかしくない優秀性は読み取れないこともないくらい。うん、プレミアム優待倶楽部が。

で、ウィルズとして上場来の最低評価帯とはなって、これまでの優秀性を維持するならまたもっと高評価に向かうは考えられなくもなくどう考えるかでしょうか。とはいえ絶対的に高評価でそれも超高PBR帯となりそうで、成長鈍化とか低ROE化きたら簡単に死ねるやつとは思うので、そのへんも踏まえて。

 

デジタリフト(9244)

金融情報系にスカウター分類されてるけど、よくあるネット広告マーケティング屋にみえる。伸びてはいます。利益くらいはでてるし、買収してコストもかけて投資で、うまく行けば未来も。投資もしてるは上場してきた意味もあるというものではある。

財務はまあ健全。CFも安定的。

という感じの伸びてるけど現状利益が怪しくなってる上場したて銘柄。

評価。

PER25のPBR1.8ほど。高評価ですね。継続性は堅そうな投資などしてやる気ある新規上場銘柄が評価されるのはまあわかるところはあるけど、実際に出てる数字と評価のバランスですかね。

PER25程など今の環境だと、グリグリ成長して利益もバンバン伸ばしてるような他の選択もたくさんあるようには思えて、そのなかでこれを積極的に選ぶとする理由や根拠が要るのではないかと思う。それが持つ理由となるし、それが実際に花開くなら報われてるのではないか。

ちなみにかもめはそのような理由や根拠はとりあえず見いだせないかな・・とはなりますが。

 

フィスコ(3807)

多角化してしくじった残り物みたいな。最終的には情報サービスというか情報商材売ってる暗号資産投資家みたいにはなってる印象。

情報売るサービスは安定性はどうか感あるけど利益はでてるので、案外堅実に続く鴨感。財務は暗号資産寄りすぎじゃね?感はあるし、税金たんまり払わなきゃ行けない感じだけど、払ってしまえば暗号資産が残りそう。

暗号資産に希望をみるならいいかもしれない。あとは情報商材がいいねとか思う人。

評価。

PER30にPBR3.8ほど。率直な感想だと、暗号資産とか情報商材に夢見過ぎではないか。ですかね。ちょっと真面目な視点でこのバリュエーションを正当化するというか、もっといいのあるよね?とはなりますね。まともじゃないというか、何かのカタリストで他の投資家の先回りできるとするならこんなのでもいいのかもだけど。例えば持ってる暗号資産の狂いあげをエスパーしたとか。フィスコが何持ってるのかはしらないけど・・・ってみるとフィスココインなるものがあるみたいだね。これかな?

あとは優待がわりとお得。フィスコがやってるクラブフィスコとかいうサイトというか情報商材が100株なら額面利回り100%以上になるし、全部優待で済ます5000株でも利回り15%ほど出そうで、フィスコ情報商材ユーザーなら、バリュエーションとか無視して持つのも選択になるかもね。

 

FIG(4392)

モバイルクリエイト、REALIZE、KTSを中核とする持株会社

「・モバイルクリエイト(業務用IP無線システム「iMESH」/ボイスパケットトランシーバー、動態監視システム「モバロケ」/位置表示・履歴データ・移動局追跡)
・モバイルクリエイト(タクシー配車「新視令」、バスロケーション「モバステーション」、電子決済システム、沖縄IC乗車券システム「OKICA」)
・REALIZE/半導体関連装置(切断装置、成型装置、レーザーマーク装置、切断成形検査一貫装置)
・REALIZE/自動車関連装置(コネクタ成形装置、抵抗溶接装置、レーザー溶接装置、塗布装置)、金型・精密加工
・KTS/ホテル事業者向けシステム(マルチメディアシステム「SiTV」)、KTS/組立・配線・検査(半導体製造装置、制御盤、産業機器、省力化機器)」

と、IOTっぽいのと機械のとシステム?っぽいのが合体。

タクシー配車とかサブスクみたいで結構順調そうな推移が決算資料などから。

業績も伸びてるっちゃあ伸びてますね。

ですが高成長ともみれないし、高ROEでも高利益率でもなく抜けた定量要因は読み取れないかな。

あとは自己資本比率低下してたり、営業CF弱いよなとかありそうで、頑張って欲しいかなとは。

評価はPBR1ほどであんまりされてないので頑張れば景色変わるかもですね。

2Qみて増収はいいけど、減益で頑張ってるけど景色は変わってないんじゃないかとかんじましたまる

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転だって。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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