大河の一滴

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(2980)SREホールディングス/東証PR/不動産(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2990円(人々は、夢見て破れて、前に進むのが嫌になっている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
2980 SREホールディングス 東証PR/不動産 483.78 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
223 21.5/9.64% 12.15%/7年 33.79 4.34
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
43.1%/6年 29.69%/6年 30.38%/5年 13.01% 11.38%/7年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
-82/6年 -32/6年 -114/6年 -18.99/6年 5.11%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
219.56 109.96 50.1% 0% 0%

 今日は分析。2023/9/22に銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益成長率10%以上のもの(379銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。SREホールディングス。不動産テック会社、ソニー系列。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年09月27日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあげあ」

不動産テック会社、ソニー系列。祖業の不動産事業(開発・仲介・販売)を礎に、不動産業界や金融業界などへAIソリューション・ツール(パッケージ型クラウドツールやテーラーメイド型アルゴリズム)を提供。

と、不動産でもソフトよりっぽく、銘柄スカウターでも不動産関連サービスに分類されてますね。

AIクラウドコンサルティング事業とかいろいろクラウドっぽいソフトがならんでます。

クラウドソリューション|SREホールディングス株式会社

不動産テック事業(デジタルマーケティング支援、不動産売買仲介サービス、アセットマネジメント、IoT 技術を活用したマンション開発・販売)は、IOTとか言ってるけど要するにいろいろ不動産感あります。

セグメント。不動産テックが売上あるけど、クラウドなどは利益では引っ張ってますね。会社もクラウドの方を先に出す感じでより主力にしたい感も。

(銘柄スカウターから)

ただ伸びてるのは不動産テック。クラウドも伸びてないわけではないけど。

(銘柄スカウターから)

 

業績は以下。現状右肩感ある。

ROEなど。2019年末上場でBPSなど跳ねてそう。上でBPS成長30%とか出てるけど、2020から見ると15%程度でしょうか。めっぽう早いですはROEも二桁乗るくらいで抜けて高収益でもないとはなりそう。

そんなところですが、会社の方向性としては、不動産培ったテックをてこに金融とかヘルスケアとかに行きたいみたいです。
そのようなミルフィーユ。

決算説明資料|IRライブラリー|IR|SREホールディングス株式会社

以下のように方向性としてはテックな方でね。現状ではとりあえず売上は不動産であり、この辺の方向性をどうみるかで、会社に対する見方が変わりそうなところはありそうです。

現状トータルでは順調だってのは置いといた上で、歩みが不動産屋なのかソフト屋な方向に向かうか測る感じでしょうか。

そのなかで例えば原価販管費は不動産よりのようには。


で、1Q。大幅増収も減益。元不動産テックからライフ&プロパティソリューションがコストかかる形で赤字ですが、本業?のAIクラウドのほうは順調にきてる感は。赤字も期初想定としてますし、通期では増収増益で目先まで順調とはみれますね。

財務

前期末総資産219億で有形固定6億で少なめ。増えてるとするのも微妙。流動186億で大半流動資産

棚卸資産122億で現金38億と、営業出資金とか14億など。

資産のかなり多くが棚卸資産となり、前期から大きく減るなど、まあ不動産と思われる規模と動きをしてるので不動産でしょうと。

負債106億。有利子負債86億とかで、これは借りて棚卸し資産を持つという、不動産販売スタイルのバランスシートしてますねとは。

その上で棚卸資産>有利子負債とかで不動産販売会社としては財務はいい方で、財務は問題でもないねとかはみれますが、BS上ではソフト屋ではなく不動産それも売買するタイプですねとは。

 

CF


営業CFマイナス。まあマイナスは棚卸資産増やしてるとかで、FCF大赤字だし、その補填を財務でするという、お金借りて在庫を買うスタイルの不動産販売ですねとは。

無配。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげておちてよこよこ
週足であげておちてよこよこ
日足でさげっぽい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場コロナ前ですがコロナまで落ちて1359でコロナ以後はすっ飛んでいった感ありの10270まで。も、そこからかなりきついドローダウンで、1660。ほぼ上げたの全戻し以降は3000‐5000でレンジって感じでしょうか。

目先は2850は2022年以降の安値2915を割る感じでレンジから下落になってきてる感もあり弱め。一応コロナ安値1359からコロナ後安値1660は安値切り上げであり上昇は上昇で1660切らなきゃ上昇とはできるけど、目先落ちてきてるし、大相場作って崩壊したやつだし、あまり長期視点で上昇トレンドとか狙いづらいようには思えるところですがさて。

 


ファンダ的には、テックが得意でクラウドとかも好調な不動産屋。現状不動産系のテックと言うかクラウド多めだけど、金融とかヘルスケアにいくというか、大きくはテックを軸にというかソフト屋になりたい味を感じる。実際に目先クラウドは利益では不動産を凌駕してるし、目先1Qでも伸びていて、一応そっち方向にむかってるようなところは。不動産も名前変えてライフとかプロパティとか不動産味消したい方向も感じます。

ですが、財務上は不動産販売会社としか言いようがないし、CFならもろにそうであり、そこからはテックもできる不動産販売会社という印象。ただPLはソフト屋っぽくなってきてる感はある。この先をどうみるかでしょうか。現状目先は不動産がコストかかってそうだけどソフト好調。

評価。

PER33のPBR4.3。現状不動産販売の評価じゃない。伸びているソフト屋という感じの評価帯に見えて、不動産やじゃないソフト屋それも伸びてるソフト屋としてみれるか?って話にはなるような。

ソフト屋っぽい不動産屋にランディックスとかあり、今見てみると伸びてるけどPER7とかに置かれてて、不動産屋とみなすと評価はかなり抑えられる印象の中、ソフト屋に向かっていけるのか?さてどうなんでしょうというか目先は向かってる感あるので、その方向支持できるなら。会社はかなりはっきり不動産屋にはなりたくないっていう方向性は見せてるようには思えます。

でもソフトで伸び続ける必要はあるし、道を外すとなかなかひどいことにはなりそう。今は道を外してないようには見えますので、うまく天国辺りまで行ける可能性は見れなくはないですが。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=2980

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2980

IRBANK:https://irbank.net/2980

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

あれてきてますがどうなることでしょう。

NISA来るまでに焼け野原になるのか。

自分は焼け野原になったほうが長期的には益があるとは思ってますが。

企業が焼けなければいいや。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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