大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7172)ジャパンインベストメントアドバイザー/東証PR/証券・先物(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1632円(人々は祭りは終わってずっと静かに暮らしてる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
7172 ジャパンインベストメントアドバイザー 東証PR/証券・先物 501.53 2023/12予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
193 50/25.91% 39.91%/11年 20.53 1.02
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
43.53%/10年 29.93%/10年 64.17%/9年 5.24% 32.84%/11年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
-826/10年 -365/10年 -1191/10年 -119.14/10年 3.18%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1758.76 457.76 26% 1.96% 40.26%

 今日は分析。2023/9/4に銘柄スカウター10年スクリーニングで売上営業利益10年成長率10%以上のものから気になったものをチョイスして分析。長期に成長しているものを見てみようという意図。ジャパンインベストメントアドバイザー。金融投資。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年09月11日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「成長鈍化?」

金融投資。・・というて以下みたい。

オペレーティング・リース(航空機・船舶・コンテナリース組成・販売)を中心に、環境エネルギー(太陽光発電所運営)、パーツアウト・コンバージョン(退役航空機)、金融ソリューションの各事業。

 

HP

事業紹介 | 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー

 

大型のリースとか太陽光関連で金融系でレバレッジとかかかってそうだし太陽光は怪しさとか助成金とか絡みそうだし、リースや太陽光以外もなんかいろいろやっててるし、複雑で外からみてなんだかよくわからなさはあると思う。そのくせ単一セグメント。等々で自分もこの会社はよくわからないし、よくわからない会社枠に入る会社です。

 

が、なんか伸びてるし儲かっている。

一時利益率50%越えで売上もグイグイ伸びるとか、スゴイ感あったけど、2019年以降は利益率低下で2021は大幅減収に2022は減益が大きく、端的には成長鈍化という感じが目先は売上も利益率も盛り返してきてますね。海運とかのリースが好調なんでしょうか?


ROEなど、2017年辺りから下落傾向で、2020年以降は一桁まで落ちてきてますし、ROAなどは2022で3%ほどでこれは高い水準とは言えず、というか低収益な部類になってくるかも。

このへんの利益率高いけど高収益でもない、ROEなども下がり続けてきたとかをどうみるか。

 

減収の2021「オペレーティング・リース事業の売上高は、11,199百万円(前期比32.4%減)となりました。航空機リース需要が停滞していることによる商品不足から、商品出資金販売額は、49,475百万円(前期比37.6%減)に留まり」とコロナの影響か不明ですがそんな感じ。他に太陽光とか航空機のパーツ取りみたいな事業もあり好調も規模が小さそうですね。

薄利2022「継続的な円安進行に伴う為替差益により、経常利益、当期純利益は増益
・ オペレーティング・リース事業において、組成前に保有しているリース付機体の収益が、米国金利上昇に
より悪化したため、評価損を計上。また、リマーケティングのための一時的な費用等が発生。
サプライチェーンの停滞により商品組成が遅れたことなども計画未達要因。」

と、決算資料コピペしてみるけど、自分にはいまいちなんでこうなったか?というか説明聞いてもどういうことになってるのか今ひとつ理解できない感じで。自分の能力の限界かこの会社が難しいことしてるのかいまひとつわからなく。

 

・・・これみるに、リース事業というか、オペレーティングリースという投資商品を組成売るという感じになるのかな?

 

オペレーティングリース | リース/延払(割賦) | 三井住友ファイナンス&リース株式会社

とここみてもよくわかんないのですが、ここなら少し分かりそう。

オペレーティング・リース事業 | 事業紹介 | 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー

 

真ん中の匿名組合営業者が飛行機を売り買いして、飛行機を航空会社に貸す。

JIAの子会社がその匿名組合に出資したり管理したりして手数料を得たり、その権利を投資家にも売ると。

いずれにせよ、利害関係者が多くややこしい事業モデルには思えて、やっぱりよくわからんねにはなる。それでも出てくる数字で投資判断は下せるかもってところはあるけど、やっぱりよくわからないので出てくる数字も良し悪しも性格に判断しにくく異変とかに気づくのが遅くなりそうで、基本的に上級者向けって印象は受けます。

その中で今期2Qは大幅増益で、通期も大幅増益計画。2Q売上は減収だね。通期では増収の予定。

よくわからんけど利益がでていると。「オペレーティング・リース事業における、出資金販売、及びリース付航空機販売が好調 」って言ってるのでこれは、飛行機が航空会社によくリースされ、あるいは再販売市場でよく売れ、かつ組合の権利が投資家にもよく売れたということでしょうか。減収でもありよくわかりません。

リース付きの航空機もナイストレードできたみたいだし、投資家向けの販売も持ち直し在庫も多い・・と解釈していいのかわからないけど、好調そうな感じの2Qはでていますね。

このへんもあり目先2Qから株高に出てるってことでしょうか。でも目先でぐっと株安でそれっぽい開示もなくこのへんが怪しげというか、かもめもよくわからんけど、他のみんなもよくわかってないので皆で右往左往してるようなところはあるかもしれません。よくわかりません。

 

財務

純資産とかBPSは伸びてるけど、総資産は減ったり増えたりで自己資本比率も低く、このへんもあまり傾向性とか見出しにくく、難易度高そうな雰囲気は。

(IRBankから)
とりあえず2020の総資産減は商品出資金の目減り。823億から284億、現金もかなり動いてますね。減ってる。負債も大きく減ってる。有利子負債とかですね。

この辺でも資産の乱高下が大きく、乱高下はいいけど、その変化の意味を読み取るのがとてもしんどそうで、とりあえずかもめにはよくわからんって感じ。

そんな中で前期で総資産1758億。流動1369億の有価証券と貸付金で340億とかで資産ほぼ水物。流動1369億は商品出資金465億現金209億信託受益権286億とかが大きめ。商品出資金等も乱高下激しく資産を大きくして企業価値をあげるという類でもありそうで、ここらも資産増えた減ったで企業が進んだか後退しかか読み取りにくい。まあBPS伸びてるから進んでるっしょくらいしかわかんないかも。

負債1290億。これも乱高下。有利子負債も乱高下しててよくわかんない。まあ商品たくさんあるときは借りて商品持って、それが売れると借金返してるというスタイルで、商品が乱高下するって感じには思えるけど。

 

CF

 

 

営業CFも安定しない。特に商品出資金の増減額でいろいろ動く感じだけど他の科目もいろいろ動くので正直状態いいのか悪いのか判別着き難いという印象。

それでそれを補うとうか営業CFとは逆方向で財務があるって感じ。投資は設備投資はほとんどしてません。貸付で投資CFは計上してるね。

還元は一応伸びて減配はない感じ。「業績連動と安定配当のバランスを考慮した配当を実施」で特に定量目標などは定めてない感じ。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてさげてヨコヨコ。
週足でもみあい?から急騰。
日足でヨコヨコからあげ。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場2014年で2016年から2018年にかけておおきく伸びておおよそ1000くらいから6360まで。も、以降は全部戻した感じで大型の行って来い。以降は結局2016年以前の1000円前後からちょい上の水準でヨコヨコしてた感じが2023の目先で急騰ですね。この急騰はヨコヨコしだした2020年以降の500‐1730のレンジを1919で破る感じなので。あるいは再び上昇に向かったと見れなくも。目先初動ならまだいくも。

2022年以降安値の1000とか、目先の上昇起点後の安値1235とかをみながら目先の日足上昇が週足などに発展するのを狙う感じでしょうか。

とはいえ、目先日足で急落でボラがつくタイプにはなりそうで扱いは慎重を要するタイプだろうなとは。そのへんを踏まえて。

 


ファンダ的には、金融投資会社。オペレーティング・リース中心みたいで特に航空機中心みたいだけどわりとよくわからない。お金借りたり返したりしながら高い航空機を売ったり買ったり貸したり権利譲渡したりと、関わるものが多いし変化も大きく、正直よくわからない。財務とかCFとか状態が読み取れる感じじゃないし、読み取れてもすぐ大きく変化して、状況が変わりそうでまたそうであるから、危機とそうでないときを判別できるか?というと難しい気がするということで、あまりわかったとかやるのが(多くの人にとっては)妥当じゃない気がしたりするし、かもめはとりあえずよくわかりません。

その中で目先はなんか好調そう。特に目先2Qは調子良さそうとは。よくわかんないものがよくわかんないけどなんか好調案件。よくわかんないのでトラップがあってもわからんって感じ。

評価。

PER20のPBR1ほど。よくわからんけど、PBR1とかでこのてのよくわからないものにありがちが意味不明な高いバリュエーションになってるとかはひとまずなく、意味の分からない大損失とか出てこない限りはそうしたもないのではないか?といいつつPBR0.4以下とかもあるんですが。まあでも、目先は業績好調そうなのはあるので下手にいろいろ考えず、業績良さげならホールド、悪く出たらすぐ逃げるとかだと意外二投資は結果が出たりするかもしれれないとは。よくわかんなくても儲かるかもしれないのでそういうのもありってのは勢いでいくのもいいかもね。いや、結局かもめはよくわかんない。不得手分野。得意な人もあまり居ない気もするけど。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=7172

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7172

IRBANK:https://irbank.net/7172

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今日はNTTのオンラインIRセミナーみたいですね。

わりと歴史的な日かもしれない。小さな歴史の中ではあろうとも。

フラグにならないといいのですが。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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