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(7140)ペットゴー/東証GR/小売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1530円(人々は、よろめきながらも空高く舞い上がりだしている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
7140 ペットゴー 東証GR/小売 28.27 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
109.06 2.69/2.47% 1.51%/5年 15.49 2.8
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
7.62%/4年 86.88%/4年 49.99%/3年 19.47% 22.85%/5年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
-3/4年 0/4年 -3/4年 -0.75/4年 5.5%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
30.75 9.35 30.4% 0% 0%

 今日は分析。某所で見かけた銘柄リストと中から気になったというかブログであまりやってなさそうだなと思ったものをチョイスして分析します。ペットゴー。ペット商品販売。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年08月28日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「いちおあげ」

こういうのを掲げてペット用品小売。

2023年通期決算資料から。

IR ライブラリー | ペットゴー株式会社

 

 

好まれそうなところに専門化するスタイル。

その中でデータを収集しDXで効率化の最近よくありそうな小売スタイル。

 

 

大手ネットストアにいろいろ出店スタイル。

 

サブスクというか定期購入プランもありますね。

ペットフードとかは相性良さそうです。

 

集めたペットデータからペット向け健康食品?のベッツワンなるD2Cブランドを2020年に作ったそうです。

D2Cとは消費者直接取引。卸や小売とか介さないってことですね。まあ自社ショップでは扱ってると思うけど。

D2Cとは何か?従来の販売モデルとの違いやメリット・デメリットを解説|決済代行のSBペイメントサービス

ベッツワン。

ベッツワン(VETSone) | ペットゴー

 

という感じに、ウケは良さそうですよね!ハイテクで効率的っぽいし、ペットに専念もクリーンでイメージ良さそうだし伸びそうだし。自社製品も利益取れそうじゃないですか。

 

と業績をみると、伸びてるけど高成長ではないかなくらい。利益率も3%に届かなく、これは悪いってほどじゃないけど、実店舗をおく食品スーパーの普通くらいで抜けたかんじではありません。まあ利益率改善傾向ですが。

ただROEはわりと高め。ROAも5%越えてきて改善傾向なのでこの傾向が続くなら。

前期ですが資料から。

主力のマルチコマースは足踏み。ここが本業となると思うのでそこが足踏みをどうみるか。

サブスクとD2Cブランドは順調ですね。囲い込みと(おそらく)高利益率と思われるのでここらが伸び続けてくれるならみたいなところはありますがさて。

 

それで1Q。売上で減収に増益。減収は微妙ですが他社サイトから自社サイトに都度購入から定期購入への移動はみられるので悪いとするのも。実際増益。

なところですが、小売としてニュートラルに見ると少々出ている数字が物足りないというか、現状優秀な小売とみなすのは難しいかな・・・とは思ったけど比較的優秀かも。

ネット小売にペット関連をいれて銘柄スクリーニングの利益率ROEROAでROAソート。

32社中9位で比較的上位。ROEならより上。

 

財務

前期末総資産30億で有形固定0.3億で流動29.9億でほぼ資産は流動。

現金8億。売掛6億。商品13億とその他。

無駄なものはない感はあります。

負債は21億。有利子負債とか8億とかでいいってほどじゃないけど、有利子負債≒現金くらいだし問題ってするほどでも。ほかは買掛未払いで10億ちょい。

まあ普通なんでないだろうか。

 

CF

 

営業CFマイナス。マイナスですか。まあ棚卸資産の影響が大きそうですが、それほど売上伸びてない中で在庫伸ばすと営業CFマイナスになるくらいの収益性はそうでこのへんはこなれてないという印象。投資自体はすくなく営業CF安定するとぐっとよく見えるかもね。

ということで現状本業赤で財務で補って現金維持というところ。

無配。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげ
週足であげ
日足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場2022年で最近ですが、一応上昇傾向。も、乱高下感ありいかにも新興のいきのいい感じの銘柄感。勢いはありとはなりそれにのるはありかもしれない。

そのなかで2023年4月までの急騰で1768から1244までのドローダウンから目先上げてきてる感じなので、調整からまた上昇再開のシナリオを念頭にはいるのも。

やはり1244を基準にするのがいいでしょうかね。まあボラが高そうなのに注意して扱うのはなしではないかなとは。


ファンダ的には、ペット推しを掲げてペットのための商品のネット小売。イメージ良いし、ウケも良さそうだけど、利益率高いわけでもないし、コアなオンラインショップは減少(自社ショップは増加)で高成長という感じでもなく、でている数字は優秀という印象はウケないけどネット小売の中ではこれでも比較的上位だし良化は進んでそうでその辺をどうみるか。業績に寄与しそうなサブスクモデルとPB?ものびている印象はある。

一方財務はほどほどというかいいほうじゃない。営業CFもマイナスで、小売でマイナスは印象がわるくいろいろまだまだ感あります。

ということで現状はだからいうほど優秀に見えなく・・例えば普通の小売のほうがより良い状態でもっとバリュエーション低いのもありそうだとは思うのですが、良化が続くなら印象変わるかもしれません。

評価。

PER16のPBR2.8ほど。ちょっとニュートラルに見て状態の割に評価高いという印象はある。やはりイメージよくて結構期待されてんな感はあります。

イメージよく伸びてはいるので評価維持しながらもっといくはあるかもしれません。実際にアニコムとかもっと上のPERですし。まあアニコムもっと伸びてますが。

業績足踏みくらいでも結構PERとか維持するような気もしなくもないです。

そういうのもありPER低い時とか拾うと案外報われるかも。これまでではPER12近くとかはありますね。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=7140

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7140

IRBANK:https://irbank.net/7140

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないかなあ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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