大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(3294)イーグランド/東証ST/不動産(分)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20221211233422j:plain

基本データと取り上げた理由

株価:1485円(人々は、浮き沈み激しいがなにげに気づいたらいいところに食い込んでいる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3294 イーグランド 東証ST/不動産 94.73 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
294 25.9/8.81% 7.51%/12年 5.57 0.88
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
11.08%/11年 14.94%/11年 15.59%/10年 15.78% 15.87%/12年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
-11/11年 -58/11年 -69/11年 -6.29/11年 6.73%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
274.25 102.67 37.4% 5.39% 30.02%

 今日は分析。ちょっと記事作成の時間をあまりとれなさそうなので二週連続分析。2023/8/10にトリガーを満たしている(専門用語)ものを市場統計推移記録表に入れて2018/12/25比較でROEが伸びてるのにPBRが下げているもの(54銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。血のクリスマスより良化してるのに低評価になってるトリガーを満たしてるものを拾う意図。イーグランド。中古住宅再生販売。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年08月16日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあ」

中古不動産屋。セグメント。

中古不動産を買ってリフォームして売ったり貸せそうだったら貸すみたいな感じにはセグメントをみるだけで。

(銘柄スカウターから)

いちおうHPもみますが。

事業内容|中古マンション、リノベーション、住宅再生は株式会社イーグランド(東京都千代田区)

これぐらいは。

 

わかりやすいというか、要するに中古リフォーム不動産屋。

そんな感じで優位性とかよくわからんってなるので、銘柄スカウターのマンションカテゴリに突っ込まれてるのでついでに分譲住宅と合わせて、ROIC、実績ROEとPBRでフィルタするとROICで86銘柄中、上位19でわりと上位ですね。かつわりと低PBRですね。

まあROICもROEも単年なので過信は禁物ですが平均ROEをとっても 15.87%/12年とかなので実際出てる数字はかなり優秀・・なわりに低PBR(低評価)とは言えるかもしれません。

(銘柄スカウターから)

 

毎年増収増益するほどじゃないけど伸びてはいますね。売上成長11.08%/11年の複利とかのペースなので急成長とも言えなくもないくらい。

 

BPS成長とかとると 15.59%/10年でなかなか高いとなる。PBR1以下とすると破格ともいえるけど、そこは不動産販売だし。環境悪化で軽く飛ぶと思われてる故なところはあるかもです。けど実際は飛んでなく資産を積み・・企業価値を上げ続けているは一つの事実かなとは。

あとはどうせ、営業マンで営業ぐりぐりかけるやつでしょ?と思うので従業員も。

一人あたりの前後はあるがおおよそ採用してなんぼ感はありますし、採用もおおよそしてるになりそう。2022はマイナスですね。

あとここではあげないけど、勤続年数とか伸びてるのでクソブラックとかではないと思う。

(IRBankから)

前期は、決算資料とかみるに大枠堅調とうか売上最高とかで順調ですね。

貼らないので探して。

IRニュース|IR情報|中古マンション、リノベーション、住宅再生は株式会社イーグランド(東京都千代田区)

仕入れも増えて在庫物件数と保有期間も悪化とかもなさそうでいろいろ堅調じゃないかな。悪いことが進行してるというのは読み取り難いくらい。

今期も「中古住宅の需要は今後も堅調と予想」で「■2024/3期は前期比で増収減益と予想するが、中期経営計画(2022/3期~2024/3期)の達成を見込む」ということですが1Qで大きめの減収減益が来てますね。

ちょっとぎょっとする数字ではあるし、不動産販売だし1Qだしで会社も下方とかださず平然としてる感じなので、これが不動産販売だとは思ってた方が。投資家は慌てたようで株安に向かったようですが。

財務

自己資本比率維持しながら資産増。

(IRBankから)

前期末で総資産274億で有形固定23億流動247億で、販売用不動産195億に現金47億でだいたいって感じで、主な資産は在庫。有形固定は以外に少なく増えてないのであくまでメインは不動産の仕入れと販売ですね。流動不動産は増えてます。

負債は

171億で有利子負債156億。ほぼ有利子負債で説明がつく感じでしょうか。

おおよそ借りて在庫をもつスタイル・・・で蓄積もまああってそれが不動産40億現金47億が今まで積み重ねた利益で持ってるものという感じでしょうかと見ると利益剰余金が90億で近いですね。

在庫不動産195億が売れないとか極端に値下がりするとかは厳しいというか破滅レベルになるやもだけど、そういう事なければ普通に通常運転感はあります。

CF

営業CFはむちゃくちゃというか、営業CFに不動産の仕入れが入ってくるのでマイナスもよくあり投資で有形固定の取得(おそらく収益物件の取得)なども入り、それを財務で補う形で基本CFの見た目が劣悪。

それが不動産販売の基本形にはなるので業績が問題なければ問題ないとする他ないところはありますが、故にほんとに状態が悪くなってきた場合に見分けるが難しいところがあります。仕入れている在庫の質が落ちて後にとても売れないことが判明するとか。気づいたときに手遅れとかね。

そういうリスクも考えられますが。これは不動産販売全般のことであり。ここあたりも不動産販売のバリュエーションが抑えられる理由の一つではないかと。

CFで状態がいいか悪いか区別をつけづらい。

まあ、現状のイーグランドはCFからというより主にBSからそんなに問題ありそうには見えません。不良在庫増えてたらごめんなさいわかりませんでしたになるけど保有期間長くなってないしたぶんない。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でいちおうあげか
週足であげてもみあい
日足でもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場2013末で2016年位まで下落し上場ゴール感から2018年までに急騰で533から1575。も、やっぱり2016年水準におちてコロナあたりまでその辺から2021年までに549から1840とまた急騰で2018高値を破る形で一応上昇。以降は1500前後でもみ合ってる感じ。

株高は株高も調整や下落が続いて急騰しても落ちるとかになりがちでいかにもな扱いづらさはありそうでこのへんをどうみるか。目先は1840の1243で三角持ち合いを形成しよこよこっぽい流れなので動きが出ると加速するかも?とはしてもいいかも。

下放れ1432、上放れ1569あたり基準にするといいかもね。

 


ファンダ的には、不動産販売。中古住宅を仕入れてリフォームして販売。たまに貸す。

毎年伸びるほどではないけど長期に成長。なんだかんだ高成長で高収益な類になりそうで。業界でもけっこう優秀なように見えます。ただやっぱり不動産販売で業績のぶれはあるし1Qで大きめな減収減益でこのへんで振り回されるとは思ってた方が。

財務は良くはないが、不動産販売として異常な感じは見受けられなく総じて堅調というか長期に普通に資産増でうまくいってる様に見える。

一方で、CFはめちゃくちゃというか大きな額になり回転率も悪い住居を借りて買う形で見た目が悪くなりがちというか、CFから会社の状態がいいか悪いか区別がつきづらい。これは不良在庫がふえたときもBSからもなかなか読み取れるものでもないと思われるところで、何かに気づいたときにはもう手遅れとはなりがちというか、これはイーグランドというよりは不動産販売の特性で不動産販売の評価が抑えられがちな理由にもなりそうです。回避が難しいので評価を低くするというリスクヘッジを投資家がしてるということですね。

評価。

PER5.5のPBR0.9ほど。まずPERでは絶対的に低いですけど不動産販売としてはわりとみるPER帯。とはいえイーグランドでも上場来で下はPER4.7くらいみたいなのでまあ評価低い帯ではありそうです。でも平均とってもPER7くらいなので平常運転のちょい下くらいというかなんかの間違いで減益とかきたらすぐ吸収されてしまうくらいかなとは。

PBRではどうかというと低いとPBR0.5切りとかあるみたいだし、ここでは下もかなり見れて好調なわりに低バリュエーションですが、わりとこれでも通常運転。

とはいえちょいしたくらいかなあとはなるので好調持続とかなればわりと報われる感じではありそうですね。つまり業績次第・・・と言いましたが、配当が5%超えでなにげに減配したことないので配当維持なら下はそんなにないかもしれません。維持するかはわかりません。今くらいの調子なら可能性低いとは思うけど。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3294

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3294

IRBANK:https://irbank.net/3294

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないっす。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。

投げ銭機能つけてみました - 大河の一滴

※有料部分の中身はありません。

この続きはcodocで購入