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(7817)パラマウントベッドホールディングス/東証PR/その他製品(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2180円(人々は、長く登ってきて疲れたのでしばらくの足踏みが長くなってきてる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
7817 パラマウントベッドホールディングス 東証PR/その他製品 1346.26 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1050 140/13.33% 13.92%/12年 12.97 0.97
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
4.21%/11年 2.98%/11年 5.36%/10年 7.61% 8.3%/12年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
999/11年 -386/11年 613/11年 55.71/11年 5.48%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1722.93 1286.97 74.7% 2.84% 36.88%

 今日は分析。2023/8/3のKABU+データで実績ROEと予想ROEを比較し向上させているかつ年初来安値から5%圏内かつROA5%以上のもの(対象61銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。一定の優秀さ(ROA)を確保しつつ良化してる(ROE向上)のに評価が進んでない(年初来安値圏)のものを拾う意図。パラマウントベッドホールディングス。医療・介護用ベッドメーカー、国内最大手。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年08月04日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

こういうの。医療福祉ベッドの製造販売と保守と福祉用具レンタル。

決算説明資料とかはなさそうですね。

統合報告書はありました。

統合報告書 | PARAMOUNT BED HOLDINGS

 

長期に成長感はあります。

売上で4.21%/11年くらいのペース。営業利益率は過去より低いけど下がってるともし難いので堅調って感じでしょうか。

 

ROEあたり。ROEも過去より低いけど下げ止まり感でBPS成長率取ると5.36%/10年とか。

数字の上では堅調なメーカーと言う印象。

で、確認できる業績が2013年とかから株価チャートはもっと以前からあり2013年上場とかではなく、「成23年10月1日付で当社を株式交換完全親会社、パラマウントベッド株式会社を株式交換完全子会社とする株式交換を行い、持株会社体制に移行するとともに、パラマウントベッド株式会社が保有するパラテクノ株式会社、パラマウントケアサービス株式会社(旧社名  サンネットワーク株式会社)の株式全てを現物配当により取得」でこのときホールディングス化してる感じで、そこで業績がぶった切られてますね。

という感じで以前の業績を確認するのはめっぽうしんどいのでやりませんが、すごく気になったらやってもいいかもしれません。

 

あとは、中期計画が統合報告書に。

下記資料で売上CAGR6.6%は過去からするとオーバーベースですが2023は上振れでそれ以上のペースで進んでるともみれなくも。

ひとまずは示されてる2027年の数値水準に近づくか?でみればいいのかなとは。

利益率など。営業利益率14.2%目標だしてるけど、過去からの推移ではできるか微妙ですかね。近年は原価率定価はみられはしますが。あと、2011はバグってるけど容赦。

(IRBankから)

 

そんな感じですが今期1Qが出てます。増収増益ですし、医療介護健康それぞれ伸びてていかにも堅調。傑出したところは見出しにくいですが、安定感はかなりとなりそう。

 

 

財務

2012がホールディングス化だと思いますが、それ以降資産増で蓄財という印象。有利子負債もなさそうで、自己資本比率も高い。これ中身見なくてもよさそうな。

(IRBankから)

いちおう有形固定推移くらいは。前期末435億。これは2018くらいから増える傾向。いちおう成長に投資は要るとはみてたほうがいいかもね。

くらいでしょうか。

 

CF

 

営業CF、FCF出て長期に現金積んでいる。

増配傾向。配当性向は40%弱でほどほど長期には配当性向上がってるところはありますね。あとは余裕あると自社株買いもはいってきてるかん。

(銘柄スカウターから)

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてもみあい
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2009-2018にわりと順調な上昇で494から2018年にピークの2960をつけて以降は下落と言うか調整に入ってきてる感は。

コロナ1655までさげるとかもあるけどおおよそ1850〜2700くらいのレンジとなりそうで。その中で2022年の2757から落ちてレンジ下の方に向かってるくらいしょうか。

ひとまず2022年レンジ安値1853あたりが基準か。ここを切らなければレンジ継続になりそうで下で広い上で売るみたいな。あるいは、2757が2020年以降上昇ともみれるので1853まだいかず反転をみて2757超えれば長期調整を終えて上方面ともみれるかもしれない。ここらへんんを基準にしながら。目先2173はいかにも近すぎそうですが反転していくなら基準にはできそうです。

 

ファンダ的には、堅調な医療福祉系ベッドメーカー。上場自体過去からですがホールディングス化もあり、業績の連続性はあまり過去まで振り返れない・・例えばリーマン時などは確認が難しいのは留意点でも、CFや財務の健全性から堅調だったんじゃね?感は。毎年増収増益するほどじゃないけど、長期にROEなども落とした感じでもなく財務も堅めで成長もしてていろいろ堅調ですねって感じ。

財務やCFも堅調さ堅実さがでてる。目先の決算も堅調ですねって感じで抜けた感じはあまり受けないけど、堅実で堅調なメーカーという印象はうけます。

評価。

PER13にPBR1ほど。これくらいのPERならもっと高ROEで高成長ってのも現市場環境下ではありそうだだし、絶対的な評価水準でこれくらいの収益性成長性でPER13ほどはパンチ力も薄いとは感じますがパラマウントベッドとしてはPER13ほどは2016年以降では低い方で、2015年以前の低い方のPER11とかにも近い水準で堅調さが続くパラマウントとしては低い評価されてるは一つの事実だろうと。堅調さは続くし市場評価は循環する

と見込むなら拾う理由は十分あるのかなとは。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=7817

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7817

IRBANK:https://irbank.net/7817

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないっすよ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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