大河の一滴

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(3195)ジェネレーションパス/東証GR/小売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:288円(人々は夢見ては破れて続けもう疲れている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3195 ジェネレーションパス 東証GR/小売 23.84 2023/10予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
187.35 3.25/1.73% 1.29%/11年 9.43 1.25
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
17.71%/10年 16.94%/10年 26.47%/9年 12.61% 9.07%/11年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
-1/10年 -7/10年 -9/10年 -0.87/10年 8.33%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
46.38 19.7 42.5% -% #VALUE!

 今日は分析。2023/7/21に銘柄スカウター10年クスクリーニングで5年売上及び営業利益成長率10%以上かつPER10以下のもの(対象88銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。ジェネレーションパス。リコメン堂。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年07月25日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「増収も利益は?」

リコメン堂。

 

セグメント。

(銘柄スカウターから)

マーケティングが小売とマーケティングとコンサルが混ざってますね。

端的には自社でネットショップをやりつつ、そのノウハウをコンサルとかをしてる・・
じゃなくて、いろんなECサイトにいろんな会社から商品集めてリコメン堂として取り扱うというスタイルですね。

 

自前のネットショップを開くのが億劫?な層に変わってリコメン堂が売ってあげますみたいな感じのようです。

 

その後、自社サイトを開きたいなら支援しますよってのがECサポートですね。あとはOEM商品の開発もやると。これが商品企画関連。

 

ちょっと古いですが2021年10月決算説明資料から。

たぶんリコメン堂のみで顧客ECサイトはなさそうですが2017,2019で後退から巣ごもりで助けられた感は。

ショップはいろんなプラットフォームに他店舗展開ですね。

楽天で検索してるとリコメン堂でも◯◯館とかいろいろありそう。生活、寝具、ビーティ。

パートナー企業を増やして、取り扱い頻数を増やして各種プラットフォームに専門店を出店し商品を売って手間賃をもらうと。

 

そういうスタイルだそううですが売上右肩。一応複利とると17.71%/10年でかなりのハイペース。前期まで落ちる感じではないですかね。

一方で営業利益率は低く0.5%切るときも。・・一応営業経常の赤字はないですね。

純損失はあります。2017,2021ですね。特別損失とか税の調整で赤字になってるようですね。まあ薄利ではあるけど営業赤字はないし利益のときは比較的高ROEにでてるのをどうみるかですがBPSはあまり増えてる感じではないですね。

もありEPSもどうかってところで、増収は続くけど利益があまり安定的でなくこのへんをどうみるか。

・・一応目先のEPSは高水準ですが、前期は営業利益<純利益の形での高EPSでこれまた微妙。今期ででるEPS水準が定着すれば・・ってところはありますが、このようにやっぱり利益安定して出るの?ってところが怪しいくらいは薄利ですね。

他社のプラットフォームで他社の商品を売るという付加価値が低そうなところもあって利益率改善は厳しい気はしたりします。


そんな感じで前期は増収の薄利で増益。「売上高は前年同期を上回る水準で推移いたしました。利益面につきましては、「ECマーケティング事業」において、急激な円安及び国際的なエネルギー・原材料価格の高騰による仕入価格の大幅な上昇に伴う影響が大きかったことから減益」で利益は海外為替差益が貢献しててこのへんで利益の継続性が怪しいですかね。

という感じで売上は伸びるも円安や原材料高でなかなか利益は形にならないところは見えます。

今期は2Qまで、増収ですが横ばいに近く減益ですね。薄利の減益ですか。

月次出しててみますと目先は前年割れしており、売上も微妙なところが出てきてるようには。

過去計画はあんまり当てにならない感ありますね。

 

財務

総資産増で純資産が横ばいに近い中、有利子負債が増え自己資本比率後退。

(IRBankから)

前期で総資産46億で有形固定0.7億。まあ固定資産要らない事業だしね。流動43億でほぼ流動。13億現金、手形12億、商品13億くらいが主。

負債26億。有利子負債10億で<現金くらいなのでまあ財務は悪いともし難いですかね。手形10億とその他で。手形くらいは増えてますね。

この支払手形と買掛が事業規模みたいなところはありそう(つまり無在庫販売して駄賃を得るみたいなスタイルですし)ですが2Qでこれ増えてないですね。このへんも伸びてた売上が止まった?懸念を示す部分になるとは。

 

CF

 

営業CF赤字混じりというか、長期累計-1/10年で10年やって本業の稼ぎが-1億ですね。これをどうみましょうか。で、すくないけど投資はしてるのでFCFはマイナス。

無配だろううと思ったけど前期は頑張って出してますね。えらいですね。でもこのまま続けるとお金なくなりますね。

 

月足週足日足の値動き判断

月足で吹いてはおちてる
週足でさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場からさげて以降はたまに吹いては続落といういかにもボロっぽい動きでこんなの長期トレンドもクソもないとは匙投げたくなりますね。

そうではあるけど2018、2020の噴火からずっと落ち続けて目先はコロナで上場安値の250に近いところまで来てるので、どこかでまた吹くのを再現みたいなを待つとかはできるかもしれません。そういうのは250切ったら買いはじめて持ってるの忘れるというか上昇だけチェックして永遠待ち続けるみたいというか別の文脈が必要そうですね。


ファンダ的には、ECプラットフォームに各社から商品を集め自社で販売して駄賃をもらうEC店。売上は伸びてきてますがさすがに他社のプラットフォームで他社の製品を売るのは薄利で成長はしてもなかなか利益は安定的にでてないようには・・ってところで目先は増収も止まった?感もありさてどうなのでしょうってところは。

財務は良くはないけど中身は悪いってほどでもなく今はそんな問題ないかな。現状は総資産は増えるけど純資産は増えずその結果質的劣化が進んでるようには。CFは出てません。長期で営業CFマイナス。FCFもマイナス。小売でCFマイナスはあまり贔屓目にみれないかな。さすがに薄利と低収益が過ぎて構造的なものになりそうであまりいい感じにはみれないかなあとは。

評価。

PER9のPBR1.2ほど。薄利でちょっとのコスト要因で利益上下するもののPERはちょっと信用しがたくやはりPBRでみるべきか。薄利だけど伸びてるビジネスモデルに色のあるネット小売とみるとPBR1.2ほどは見れる気もしますけど、伸びてるが怪しくなるとどうですかねとは。一応2019年以降くらいとうか上場来でジェネレーションパスとしては低PBRのようです。半分以上低位というかボロ株にも片足突っ込んできてるようにも思えるので、何かの拍子に吹っ飛んでいくかもしれないというかもうそういう筋でみたほうが適任な気がしていたりします。ちなみに自分はそういうのは守備範囲じゃないです。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3195

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3195

IRBANK:https://irbank.net/3195

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞお。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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