大河の一滴

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僕たちは人口が減って年老いた人が増えてもなお豊かに幸せに暮らすことができる

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世では人口問題が深刻なというか

お先真っ暗の事態として認識されてるように思えるところです。

 

人口が減る。

労働人口が減る。

もうおしまいだ。

 

日本の未来はお先真っ暗だ。みたいな視点ですね。

 

それに対して自分は、そうでもなくね?って思ってたりします。 なんでそのように思うのか?みたいな話。 ・・と、実は以前以下のような記事を出してまして

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

これは検証記事ですね。

合計特殊出生率で日本以下の国の人口推移とGDP推移と一人あたりGDP推移(及びある他の項目)を総当りで確認して並べたものです。

この出生率が2を割るとその国は黙っていたら人口が減っていきます。もちろん日本は2以下ですが・・・

ecodb.net

仔細は記事を見ていただくとして、まあ結果は人口推移とGDPならほぼ相関がないという結果になりそうですが、今回はなぜ?という部分で自分はこうであるからという視点で思うところを話そうなんて話ですね。

 

そしてこれはとても大事な視点だと思ってて

人口問題ってもうどうにもならないんですよ?

人口減は止められない。少子化労働人口減少も止められない。

止められるとしても1世代以上の未来というか相当な長い期間をかけてゆっくり変化していくものです。

 

故に人口減がなにかまずいことの理由であるとするときもうそのまずいは食い止めることができない。

 

しかし!それは違うとするのなら人口が減ろうと問題ない。

それはなにかまずいことを示していないとなるなら人口問題はもう問題ではない。

そして自分はその立場に立つものです。

 

人口が減る?別にそれは問題ない。僕たちは人口が減る社会にあってもなお、豊かにそして幸せに暮らしていくことができる。・・そう主張する者です。

 

という話です。

 

自分は人口減とか労働人口減はさほど大きな問題ではないと考えてます。

そのように考える根拠は、上記記事の出生率が低くて人口がへってる国でもGDPや一人あたりのGDPの低下はほぼ見られないという事実からというところはありますが同時にいくつかのロジックからもそう考えるところであります。

 

なぜ、それは問題なのでしょう?

少子高齢化で人口や労働人口が減る。そうなることで何が問題なのか?

自分は端的には以下であると思うんです。

 

例えば介護に労働力にとられる結果、例えば自動車生産に携わる人がへり自動車が足りなくなることです。

建設業で起こると落ちた橋を直せなくなるし医療で起きるならそれまで治せた人が治せなくなり、食料で起きるならこれまで食べられてた人も餓死します。もちろんアニメを作ってた人が介護に回るとアニメの作品数が減るだろうね。

 

まず自分が強調したいのは、それはお金の問題ではなく価値というかモノの問題であろうということです。

 

関連

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

とりあえずお金から離れてください。

ここで大事なのは、老いた人が労働から離れ生産活動をしなくなり、またその面倒をみるために他の産業から(アニメ制作でも自動車生産でも警備員でも)医療や介護に人を取られるようになったときに・・

 

自動車でもアニメでも鉄道でもおにぎりでもその他何でも、老いた人も働く人も双方含め必要な価値を用意できて、必要な人に分配できるかどうかです。

 

今まで通り衣食住もその他娯楽でも必要な価値(モノ)を用意して皆に生き渡せられるとするなら、少子高齢化、人口減少、労働人口減少になんの問題がありますか?

 

問題などないと思うんです。

必要な価値を用意し:生産

皆に行き渡らせる:分配

ができるのであるなら・・・生産と分配に問題が起きないならなんら問題などない。

いかがでしょうか?

 

で、少子高齢化でそれが起こるかです?

 

生産と分配に問題が起こるか?

 

これを考えるに実数をもとに考えるのがいいと思うんです。

 

人口動態と経済成長率を比較して考えてみましょう。

www.mlit.go.jp

このページに今後の予測も含んだ1960年から2060年までの人口データがありま

以下の表はその抜粋し加工したものです。

総務省|平成29年版 情報通信白書|期待される労働市場の底上げ

「生産年齢人口は1995年をピークに、総人口も2008年をピークにそれぞれ減少に転じている。」とのことなので1995年と2008を抜粋します。

また比較としてGDPも用意します。

www5.cao.go.jp

内閣府統計に1955〜2007年のデータがあります。2008年以降はないのですが2007年ならほぼ問題ないだろうとして2007年のデータを採用しました。

ついでに1995〜2007のGDPデータも計算。

 

データと結果は以下です。

人口データ

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GDPデータ

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各増減率計算結果。

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はい計算結果よく見てくださいね。

ほんとに様々なことが読み取れるデータだと思います。

 

自分は希望とその希望に行き着くためのハードルを読み取るところです。

まずは人口動態の変化は総人口なら0.6〜7%前後で生産人口にしても1%ちょいの変化スピードということですね。

人口動態の予測はかなり正確になるので大きく変わることはないでしょう。

それに対し、1995〜2008はひとまず置いといて、1960年から1995年でも2007年でも人口動態の変化よりGDP、一人あたりのGDPの変化の方が遥かに大きいということです。

 

基本的に経済成長率は人口動態の変化より遥かに早いわけです。

 

関連:経済成長とは?

それは雑に言うなら価値生産の効率性をあげて余力を作ることです。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

そしてこれは実感としてもあってます。

例えば工場にロボットが導入されて減るスピード、駅にSuicaが導入され駅員が減るスピード、事務処理にコンピュータやクラウドが導入され一人あたりの事務処理量が上がるスピード。

それらが年1%程度しかないというなら違和感があります。もっとはやいのでないか?

もちろんそういうことが難しい仕事もあります。代表的なものは理髪師とかはありますね。でもロボットが導入され要らなくなった余力は長期的には新たな産業のリソースにもなります。そのようにできてきたのが例えばアニメ産業とかユーチューバーとかですね。いい例かはしりませんがそれぞれ様々。

 

もちろん、Suicaを入れて切符をみる必要がなくなればその駅員がいなくても、同じ乗客を運べるわけです。

そしてその駅員はゲームを作っていい。介護職についてもいい。ニートになってもいい。老人になり価値だけ享受する立場になってもいいわけです。

Suicaが切符をみる分、駅員が働かなくても同じ乗客を運ぶことができるようになったのだからその働かなくなった駅員にそれまでどおりの価値を与えても世界は貧しくならないわけです。

 

それで、効率化が進み人が要らなくなって他に行ったりして諸々な結果が上記のGDPの上昇です。もっと言えば一人あたりのGDPの向上です。

それら効率化するスピードが1960〜2007年だとほぼ年に7%にまで達するということです。人口動態の変化より遥かに高い数値です。

これは雑に言うなら要するに一人あたりの年7%自動車生産に関わる人が減っても同じ量の自動車が作れるようになると捉えてそう間違いじゃないでしょう。

もっと雑に言うなら年7%の労働人口減少があっても皆が必要なものを揃えられるということだと思うんです。

 

つまり経済成長(特に一人あたりのGDPの向上)≒生産性の向上が労働人口減少を上回るのならば人口動態の変化は怖くない。

そして基本的により少ない人数で必要なものを生産できるようになるスピードは、人口動態の変化によって生産者が減るスピードより早いのです。

 

だから問題ないと思うところです。もちろん産業構造の変化は要るだろうね。介護が成長産業になるね。

 

これが希望です。

 

絶望もあります。

1995〜2008のGDP推移です。とくに一人当たりのGDP

0.22%。GDPでも0.36%。増加ではありますが。

これは1995〜2060の生産人口の減少率のおよそ1%より低い数字です。

 

0.22%。これはほぼ一人あたりのGDP、つまり生産性は向上してないとなりそうですが、それより労働人口が減るほうが速いならば、一人あたりの生産向上より働き手の減少が速いというわけです。総人口の-0.7%つまり総需要の変化をどう考えるかはありますが、このままでは一人あたりの生産物が減ることになりつまり貧しくなると考えられます。

 

具体的には今より自動車が生産できなく入手できない。医療で起きれば病気を治せない。土木で起きれば落ちた橋を直せない。食料で起きれば食料が足りなく餓死者が出ます。

僕たちはそれを避けるべきです。

そして、避けるための手段は経済成長です。特に一人あたりのGDPを上げていくことだと考えます。

具体的に言うならば、スーパーに無人レジを導入し、スーパーのものを提供するという価値生産をより少ない人数で行うことです。それであまった一部の人が医療や介護に回るなら働くかなくなった人も支えられるし、それでも余るなら(たぶん余るでしょう)レジ打ってた人はニートになっても世界の価値は足りなくなりません。つまり世界は貧しくなったりしません。

 

人がやってた仕事は機械がやるのだから人は寝てても(老人になっても)いいのです。

そして繰り返すとおりに人が死んで減るスピードよりレジに無人レジが導入され少ない働き手ですむようになるスピードのほうが基本的には早いです。問題ないです。

効率化するなら、レジをやるべき人が介護職なりニートなりをできる余力になってつまり社会は維持できると思われるんだよね。 人口動態変化のスピード以上のスピードで生産の効率化をなせばいいだけです。人口問題は問題じゃないです。

というか僕らは普通により仕事を効率的に機械などにやらせてよりラクして仕事しようとするのなら経済なんて人口動態の変化速度より早く成長してしまいます。問題ないです。

 

以上でありますが。

ここでは人口問題はほとんど問題ではない。

なぜなら人口動態の変化で生産人口減るペースより、機械化IT化などによる効率化、経済成長率のほうが早く、価値を生産し皆にわける事において価値が足りなくなるとは考えにくいから・・・ということだけ聞いていただければ。

 

これに賛同して頂けるかはまあ人次第でしょう。しかし自分は人口が減る=お先真っ暗という観念をぶち壊したく思ってます。そして実際にそれが真実だと思ってます。

なので考えてみませんか?その可能性。

 

僕たちは人口がへって年老いた人が増えてもなお豊かに幸せに暮らすことができる。

という可能性。(自分は真実だと思ってますが)

 

 

その可能性も考えてみませんか?

 

 

 

そんなわけでちゃんちゃん

って言いたいのですが、問題もありそうで。

本題からずれるところではあるので蛇足的にもう一段落。

 

こうってきましたが、むしろ自分は逆だと思ってるんです。

 

効率化しすぎたことが問題だ。

 

もういちど。

kamomenotoushi.hatenablog.com

Suicaをいれて駅員をクビにすることは問題ではないのです。

問題はクビにした駅員に価値をお金を分けてあげないことが問題なのです。

効率化してクビにしたものを経済から退場させてる(お金を与えず貧しくさせて、貧しくなった人はそのぶん誰かの顧客になれずさらに他の人も貧しくなる)の連鎖。

デフレスパイラルで、デフレのせいというかデフレのときに効率化すると需要を減らします。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

な、故に経済成長がとまってしまった。基本人口動態の変化より早いはずの経済成長率が労働人口の変化に肉薄あるいは劣後(それすなわち貧しくなるという意味です)してるのはデフレのせい。

・・自分はそのように考えるところです。

 

そしてコロナが効率化を後押ししてしまったと考えています。

ネットフリックが普及しましたね?U-NEXTでもいいですよ?

これがどれだけレンタルビデオ店の店員さんをクビにすることになるとおもってるの?

これって経済成長なんですよ?

それまでより圧倒的に少ない人数で皆に映画やアニメを見せるという価値を提供することを可能にしてしまった。

圧倒的と言えるかもしれない。わりとまじでレンタルビデオ店の人を数万人とかクビにする勢いだと思います。

他にも、テレワークなどの普及で営業活動はより少ない手間人手でできるようになりました。(鉄道やホテルなどの価値も借りずにそれまでより少ない人手で営業活動できるって意味ですから。)

おそらく圧倒的です。自分は情報技術革命は産業革命時を上回る経済成長トリガーになるのではないかと思ってます。

 

ただしクビにしたレンタルビデオ店員にお金をあげるなら。

 

これをやらないと、IT技術の進歩でクビになった人が収入を減らし経済落伍者になり、購買力を減らし顧客減がほうぼうに加速し、さらにデフレを強烈に加速させ経済停滞をさらに長引かせる懸念を抱いています。

(分配しない中で)効率化しすぎであり問題だ。効率化(経済成長)は人口動態の変化より早いですからね・・・はああああって感じです。

ここは自分が間違ってるならいいと思うところですが。

 

蛇足終わり以上。

 

 

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