大河の一滴

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(9842)アークランドサカモト 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

アークランドサカモト

(東証PR/小売)

株価

1530円(人々は、大波に揺られてすすんでないようでも実は進んでる。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。市場統計推移記録表で2016/2/12と2022/6/24比較をしてROEを10%以上あげてかつPBRを落としているもの該当311銘柄からきになったものをチョイスして分析します。アークランドサカモト。ホームセンター大手。子会社にかつや。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年06月24日に取得。

業績

新潟中心のホームセンタームサシと全国でビバホーム。

その他ちょこちょこお店を経営でかつやが子会社ですね。

セグメント。外食はかつや。まるまる決算乗ってそう。ですがかつやは優秀ですが規模としてはサカモトのほうがでかいですね。

で、2021から業績加速「2020年11月9日に株式会社ビバホーム(以下「ビバホーム」という。)を当社の子会社としたことにより、ビバホームを連結の範囲に含めており」

買収して吸収しました。

あのビバホームを買収!ホームセンター下克上 | 百貨店・量販店・総合スーパー | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

アークランド、ビバホーム吸収合併へ 本部機能スリム化: 日本経済新聞

と、これでそれまで停滞感が強かったのが一気に規模をあげてきてます。目先も通期も大きく増収増益ですがこれはビバを通期連結したものが2022年で今後は純成長がないと伸びないとなりそうで買収の真価を問われるのは今後みたいなところになりそうです。

計画は減収増益ですね。上のニュースもあり不採算なところは切るとかありそうですが会計変更もあり詳細は不明。でもまあ増益計画ではあるしやる気はあるとはなりそうです。

計画は過去はだいたい正確。小売と外食はあまりぶれませんし。

あとは過去に赤字もなく基本的に堅実な会社。長期に地味に成長してるようなところもあります。ビバ買収前は停滞感ありましたが伸びてるはのびてるだし。

 

財務

2020年まで資産増。自己資本比率もあげいかにも(成長もあるが)停滞蓄財。

そこから大きく勝負にきたのが2021年でビバの買収。

これは借りて買収しており、かつこの買収で、総資産1050億が3500億になっていて背伸びした買い物ですね。

せのびして今後どうか?ってところで目先はさらに資産を伸ばし、自己資本比率も改善という形。有利子負債は返してないですね。

とはいえ財務的には自己資本比率70%から23%に落ちてそれが26%になった形で財務再建的には道半ば。というか始まったばかり。

ちなみに目先総資産3700億のうち有形固定2000億で有形固定中心。基本的は有形固定(お店)をふやして伸びるスタイル。目先の2022も増えてるね。有形。

CF

営業CFはもともと安定的も2022で増えてるね。ビバの規模を飲み込んだのがでてのがここということになりそう。

ビバを買った2021は別として基本投資しながらFCFを出して現金も積んできてて、目先も同様。

営業CFの規模もでたので目先は投資も加速してますね。

増配傾向。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足であげてさげてよこよこ
月足でいちおうあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、あがったあとのドローダウンが長いところはありそうだけど一応長期に上昇。

月足1115、1597、1967、2421と切り上げ。安値はコロナ754が不快も2021年以降安値は1402で切り上げ。

という感じで目先はよこよここ続くが1402あたりを底にみて長期上昇再開を狙うのもありな気はいたします。かなり待たされそうなきはしますけど。

 


ファンダ的には、かつやの親でホームセンター大手。

長期に成長してきて財務などもよくいかにも堅実な印象も、より規模のあるビバを借りて飲み込む勝負に来てる感は。

飲み込んだ目先通期がでてますが、とりあえず過去に準じる堅実経営味が早くも出ている印象で、営業CFも加速が入り投資も加速させつつ財務も改善。

究極にはより規模の大きいビバをちゃんと飼いならせるか?ではあると思うし、それはまだ未知数ではあると思うのですが目先の滑り出しは良好そうなようにはみえます。

評価。

PER4.4とかPBR0.6とか。これは2021年以降なかなかの低PBRになってそうで、その意味では買収の勝負もあまり評価は変わってないとなりそう。いや買収分の純資産増分くらいは評価されてるではあるけど。

なところもありビバを取り込む勝負を好意的にみるなら持つのもいいのではないか?とは。PERにしてもかなり低めだし。

とはいえもともと堅実よりの会社で通期は堅実感でてるので化けるタイプではなさそうですね。そのへんも踏まえて。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9842

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9842

IRBANK:https://irbank.net/9842

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特に何もなく平和な感じです。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)