大河の一滴

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(3663)アートスパークホールディングス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

アートスパークホールディングス

(東証ST/情報通信)

株価

719円(人々は登っては降りてを繰り返してたが、ひときわ大きな山で試されている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

 今日は分析。市場統計推移記録表で2016/2/12と2022/6/24比較をしてROEを10%以上あげてかつPBRを落としているもの該当311銘柄からきになったものをチョイスして分析します。アートスパークホールディングス。主にお絵かきソフト。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年06月24日に取得。

業績

クリエイターソフトと自動車などの組み込みソフトだけど稼いでいるのはクリエイターの高機能お絵かきソフトとかアニメ作成ソフトとか絵とかアニメとかのソフトでわりとSaaSチックな課金スタイルでピクシブなどで有料ソフトのシェアは圧倒的。

代表ソフト。

イラスト マンガ制作アプリ CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)

 

そんなかんじでハイアマチュアからプロまでにかなり支持されている(アドビより)クリエイトソフトみたいなのが主。

全体業績は特に2019年から加速感。売上がでるほど原価率が落ちるのも定形ソフトあるあるな感じ。

 

業績が跳ねた2019「Candera GmbHの子会社化もあり〜子会社株式会社セルシス(以下「セルシス」という)が提供するマンガ・イラスト・アニメ制作ソフトウェア「CLIP STUDIO PAINT」シリーズのiPad対応等〜全世界のクリエイター向けペンタブレット分野で定評のある株式会社ワコムとグローバルでのパートナーシップを強化し、イラスト、マンガ、ファインアートに適した「Wacom Cintiq」シリーズの2機種に、「CLIP STUDIO PAINT PRO 12か月ライセンス版」をバンドル提供するキャンペーンを開始しました。さらに、「CLIP STUDIO PAINT」のすべての機能を搭載し、Windows / macOS / iPad 版と同じ機能が利用できる、iPhone版の「CLIP STUDIO PAINT」を全世界同時にリリース〜以上の結果、売上高は3,617,277千円(前年同期比22.3%増)、営業利益は692,569千円(前年同期比46.7%増)」

で様々な施策で絶好調です。またCanderaを含むUI/UXは売上はより伸びてますが、赤字ですね。その後も上記2021/12の売上は下なのでなかなか芳しくないというかセルシスが引っ張ってる感じ。

2020はセルシス組が席巻、いろいろ使いやすくする施策やコンテストとかで盛り上げるとかもハマってそうで上記のピクシブのシェアにつながるのだろうとは。一方UIは減収で赤字でしぶいです。

2021も上記の流れで。

まあ以下でもどうぞ。伸びるセルシス足踏みのUI(赤字)。

なわけが結構ありそうですが7/1に社名はセルシスになる模様。

アートスパークホールディングス株式会社(3663)が商号の変更を発表 | neo-trading(ネオ・トレーディング)

目先は1Qで増収増益も計画からは物足りなくこのへんをどうみるか。1Qですが。

 

財務

前期末総資産83億で現金57億。2021で現金が大きく増えてます。

すくない有形固定資産で高い自己資本比率、有利子負債も返しきって、総合うまくいってるソフト会社のようにしかみえない。問題ない。

 

CF

ただ現金増え過ぎだねはありそうですが理由は2021年は増資入ってるのがありますね。

普通に営業CF出る中での増資で投資もほぼ要らないとなれば全部現金に積まれた形です。

増資必要だったのか。

というと必要だったになりそう。

ワコム(6727) アートスパークホールディングス株式会社との資本業務提携及び第三者割当増資の引受けに関するお知らせ - |QUICK

ワコムがお金払ってお友達になったみたいな話ですね。

開発するお金にするということですが現状積んでますね。

配当はしてるけど余裕レベル。あらゆる意味で余裕そう。

 

日足週足月足の値動き判断

日足で下げ止まり感も
週足であげ
月足であげてさげて噴火?
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場2,006だけど、2020くらいまではあげてもさがりで長期にもみ合ってる(それでも上下10倍はありますが)感じだったのが、2020年以降は過去の高値を破る上昇。

で97から1279まで上昇もそこから下落に向かってきててこれが、過去と同様の噴火しては鎮火の再現か、上昇に転じたとするかの見分けでしょうか。

2022年安値599とか月足長期移動平均あたりを見ながら見定める感じでしょうか。

 


ファンダ的には、お絵かきソフトとUI(よくわからない)。

お絵かきソフトに関しては典型的なうまく行っているソフトウェアという感じで、規模で下がる原価率で投資も要らずCFリッチで目先も様々な施策もうまく行ってそうでサブスク転換も順調そうで順調な感じ。ただ成長鈍化の懸念はみれそうでそのあたりどうみるか。UIは正直要らないとは思ってしまいますが、会社もそう思ってそうで社名がお絵かきソフトの方になります。

もともと合併したやつで経営的にUI側のエイチアイとセルシス側が引っ張り合いしてたみたいだけどセルシスが完全勝利した感はあります。

財務はなんら問題ない。ワコムとの提携で現金が大量に入っていてさらに問題ない。

それでこのワコムとの提携をどう見るか?はひとつの視点ですね。良さそうですがお金かけて商品作って売れないとかのシナリオもありえます。現状はお金積んでますね。目先1Qはちょっとソフトウェアとかに投資してるようです。

評価。

PER20のPBR3.8とか。

PERがもっとたかいところから落ちてきたところでPER20切りは順調な高収益高利益率なソフトメーカーとしてはみれる評価とは感じますし、順調を維持できればそんなに悪いことにもならなさそうですが、目先の成長鈍化感とかもあり結局は成長性をどこまで維持できるか?が多く占めそうでその視点だとどうだろう・・?なところは。

コロナ前後はPER15 くらいはあり市況次第ではこのへんも見てたほうがいい気はします。あとはまわりにはもっといいのはたくさんありそうというかもっといいのがあるかもって視点はありそうです。低PERでもないですし。

とはいえサブスクあたりのユーザー数は増えてるし、CFにしろ財務にしろ余裕な順調なソフトメーカーとかをER20近辺なら長期にそんなひどい目には合わない感はすごくいたします。最良ではないかもだけど悪い選択じゃないとは感じるって話ですね。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3663

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3663

IRBANK:https://irbank.net/3663

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特に何かあるわけでもないです。

強いて言えば乗り換えたいと思うものがあるけど売る方も十分安いと思える中で目先株安で今乗り換えかするのもなあと悩むくらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)