大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4334)ユークス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ユークスとその他

株価

895円(人々は、冴えない生活の中で空に手をのばすもいつも手は届いていない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4334 6460 3907 7906
企業名 ユークス セガサミーホールディングス シリコンスタジオ ヨネックス
市場 東証ST 東証PR 東証GR 東証ST
業種 情報通信 機械 情報通信 その他製品
時価総額(億) 99.3 5073.1 28.9 980.2
株価 895 2103 973 1047
決算期 2023/01予 2023/03予 2022/11予 2023/03予
予想売上(億) 54.7 3,750.0 41.0 860.0
予想営業利益(億) 7.2 400.0 1.0 77.0
営業利益率 13.18% 10.67% 2.44% 8.95%
予想純利益(億) 6.0 280.0 0.6 59.0
売上成長率(年複利/期間) -0.5%/15年 -2.1%/16年 -3.4%/10年 5.7%/16年
EPS成長率(年複利/期間) -2%/15年 -2.7%/16年 -15.6%/10年 16.1%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 3.6%/14年 -1.4%/15年 5.2%/9年 3.4%/15年
PER 12.95 16.74 46.36 15.48
PBR 2.14 1.6 2.06 2
ROE 16.5% 9.6% 4.4% 12.9%
ROA 14.5% 6.4% 2.1% 8.9%
配当利回り 1.12 1.95 0 0.96
配当性向 14.5% 32.6% 0.0% 14.8%
総資産(億) 41.3 4354.9 28.2 663.0
自己資本(億) 34.4 2924.1 13.6 456.1
自己資本比率(%) 83.2 67.1 48.2 68.8
一言感想 不安定 不安定 薄利後退 加速?

 今週は比較。2022/6/17にKABU+決算データで営業利益率20%以上かつROE15%以上のもの(対象251銘柄)を市場統計推移記録表統計にかけ、2021/6/17と2022/6/17比較しROEをあげているもの(対象116銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。高利益率かつ高ROEでかつ一年前からROEをあげているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年06月23日取得。ユークス。ゲームとかパチンコとか。比較にゲームとかパチンコ関連で気になったもの。ゲストにクス仲間のヨネックス。

ユークス(4334)

業績

業績は乱高下感あるし、落ちるときはかなり売上おちて赤字まで。

案件取れると跳ねて終わると落ちるとかではないか?みたいな業績。

その中で目先は業績跳ねてきてますね。過去の大きいところには及ばないけど。

落ちた2021「パチンコ・パチスロ分野におきましては、複数タイトルの画像開発プロジェクトが終了しており」とやっぱり終わってた。比率は開示してないので不明ですが案件取れれば業績出て終わると落ちるではないか。

回復の2021「パチンコ・パチスロ分野においては、当社公式ブログから生まれ、漫画配信サイトで大人気を博した女子校生プロレス漫画「ロリクラ☆ほーるど!」の画像開発が完了し、遊技機メーカー・ネット株式会社よりパチスロ化され、2021年9月6日にパチンコホールに導入されました。その他、複数タイトルのパチンコ・パチスロ分野の画像開発プロジェクトを受託しており開発が順調に進行」等でその他も案件多めでやはり仕事どれだけ持ってこれるか感。

あとは仕事できてるとき2016とか2010とかはわりと高ROEですね。そしてその時期に向かいつつあるはそうかもしれません。

で計画は大幅増収ですね。過去見るは後退時は下振れが多そうで拡大期は上振れ多そうな印象。

 

財務

総資産も乱高下してますね。

前期末で総資産41億は2019年総資産103億でこの間現金が80億から19億で多くが現金の変動で資産に占める現金割合も大きめ。

有利子負債も乱高下してますね。

仕事ある時はお金借りて仕事をして終わったらお金も返すみたいなムーブしてそうです。

あんまり仕事がないと手持ちが減りますがそうでもないなら長期には手持ちが増えるという感じでBPSくらいは2019-2021減っていますがそれ以外はだいたい伸びてます。

それで目先1Qは資産が増えるムーブしてますね。負債は借り入れはしてないみたいです。

 

CF

営業CFは赤字も多く。とはいっても2017-2021なので低迷期には赤字となりますね。それ以外はでてるし2022はプラスでこの辺からも低迷を脱して加速期に来てる感じは。

配当はずっとおんなじ感じ。BPSくらいは増えてるのでいいんじゃないですかね。

 

セガサミーホールディングス(6460)

業績

ゲームのセガとパチンコのサミーがくっついたというかドリキャスなどでしくじったセガを結局サミーが救済したというこというのがかなり前の話ですが。

セガとサミーが事業統合を発表した日。その過程には二転三転の紆余曲折が……【今日は何の日?】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

近年はゲームのほうが売上利益出てます。

そんな感じですが、長期に成長感はなしで、売上利益あたりは2006年とかが最高で売上は結構凸凹してますが営業赤字は2008年くらい。純赤字は2008,2009,2015とかですね。

BPSくらいは伸びてそうですがBPS成長は -1.4%/15年で伸びてないし減ってるとなるので総合現状維持でいっぱいということになりそうで長期に企業価値を上げれてないになりますね。

その中で目先通期は業績がコロナ以後の業績抗体が回復する感じで大きく増益ですね。

ですがパチンコと言うか遊技機が芳しくないというか市場自体が逆風で「2022年3月末時点では店舗数は約7,900店舗(前期比7.9%減)、設置台数は約366万台(前期比6.1%減)とそれぞれ減少」で遊技機はなかなか厳しそうです。

その中で計画は増収増益で計画の営業利益400億ができるなら過去からもわりと好成績ですし、もっといくなら成長となりますがさて。計画自体は上振れ下振れありますが強気傾向は感じるというか総合基本的に業績は芳しくないに入ってきそうな。計画通りにいけば景色も変わってきそうですが。

 

財務

2017年以降総資産減。というか純資産も減傾向ですね。

有形固定なども減っており大きくはリストラ局面となりそうです。

ただ有利子負債も含む負債などは減っており自己資本比率も改善しておりリストラしながら財務を改善しているようには。

それで総負債<現金くらいは成立してるので財務自体は綺麗だしチャンスがあるならそれに挑む体力もありそうですので、そのチャンスが来るかどうかですね。

 

CF

営業CFはだいたい黒字。たまに赤字がありますね。2008年とか。

投資も必要ですが近年は抑えてる感はありますがそれでなくてもFCFは普通にプラスで余裕は財務改善に向かってる感。

還元はほどほど。まあ業績が伸びてる感じでもないからね。

シリコンスタジオ(3907)

業績

上場が2015年でそれくらいが業績のピークで、株価もそこがピークでそのあと業績も株価も下がり続けるというなかなかひどい上場ゴールしてるゲーム作成支援ソフト屋・・ですかね?

セグメントなどみるに、ソフトが芳しくないので開発者を人材派遣してる印象で目先はソフト屋いうより人材派遣紹介会社になってますね。

業績は下がり続けてますが、目先2021は下げ幅も小さくなってきたので計画反転もあり反撃のときがようやく来てるのかもしれません。実際1Qは増収ですね。1Qですが。

中身も人材後退で開発支援が伸びてるので本業復帰ともいえてこれをどうみるかですね。1Qですけどね。

計画はだいたい下振れしてます。まあ後退期の企業とかそんなもんだと思うところですので半転するならどうか?ってところですね。

 

財務

目先1Qで総資産27億で流動21億で固定6億ってところ。現金10億に手形5億仕掛品5億とかで、資産は水物が多いですね。

負債は13億で細々で有利子負債5億とかあるし自己資本比率も高いほうじゃないけどそんなに質が悪い感じには見えません。

なところですがBPSなら伸びてる感じでもないし、利益剰余金はマイナスですね。これまでがこれまでですしね。

 

CF

営業CFは目先はプラス。2016-2018はマイナスですね。最悪期は脱した感はあります。

とはいえまだCF弱そうでFCFも赤字だったりするのですが、今後をどう見るかじゃないですかね。無配。利益剰余金マイナスだしね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげというかふっとび
週足でもみあいからあげ
月足でよくわからないけど時々あげ
確認。

評価・売買判断

ユークス(4334)

テクニカル的には、長期には方向性ないというか下落方面にありながら時々噴火して戻るみたいなことを繰り返していてこれは典型的なボロ株ムーブだよなあとは。

その中で目先は噴火でこれがどこまでいくか?あるいは鎮火していくのかみたいな感じで。

噴火なので乗るみたいな視点は取れそう。噴火安値の678とか今後つけるだろう反発点などをみながら底値というか撤退点を更新していくような感じはできるね。過去からするとあまり長く持たないほうが良さそう。


ファンダ的には、ゲームとかパチスロなどの受託開発。業績は仕事受託できるか否かになりそうで、目先は仕事ないところから増えてきてる局面には。

受けている案件の数や売上見ながら減る方向だと逃げたほうがよいかも感は。

資産も仕事量で大きく変動。仕事多いときはお金も借りて資産がふくらむないときは資産が減る。その中で手持ちは増える感じで長期にはBPSは増。

目先は資産増えてきてますね。資産の増減でも調子は測れそうです。

評価。

PER13のPBR2。シクリカルとなりそうで今の時点でどうというのも難しく・・ですが今の調子を続けられるなら普通にROE>PERであり見れる水準だとは。

業績加速ならありとは思える水準です。過去だと好調時はもっと高PERがついてますね。このまま目先は好調に乗って株高はありそうな一つのシナリオとしてはあるかもしれません。

あとはどこで見切るかは考えていた方が良いタイプかもとは。逃げ足遅いと痛い目見るタイプに思えます。

ちなみに自分が不得意分野な気はしています。

 

セガサミーホールディングス(6460)

ゲーム&パチンコだけど、長期業績自体は伸びてる感じでもなくBPSも伸びてる感じでもなく現状維持でいっぱいと言うか企業価値が伸びてるかというと伸びてない。

その中で目先はコロナで後退したのが回復してきてる感じで利益などは計画ではなにげに高い水準。財務改善もかなり進んだ感じで余力もありチャンスがあれば投資などもこなせるように思えるところで、パチンコなどは逆風感ありますが、良化はしてそうで外部環境の後押しは必要な気はしますがなにげにこれからはそんなに悪くない気もしますが、計画ができるほど環境良化してるかは不明。

評価。

PER17とかPBR1.6近辺。これくらいのPERだと明確に業績あげてる同業とかありそうだし同業じゃなきゃいくらでももっと低PERで成長とかありそうですが、まあ良化途上とみるなら手をだすのもありかもしれないというかフェアバリューくらいかななってくらいのよくあるバリュエーションに思えますね。

セガ好きなら持つのもいいんじゃない?くらい。

 

シリコンスタジオ(3907)

ゲーム開発支援ソフト。も、上場ピークで以後ずっと業績も株価も後退しているようで、ソフトより開発者派遣が主業になってそうな感じだったけど、業績後退も歯止めもかかりそうで、本業のソフトも1Qだけだけど盛り返しもみれなくもなく、あるいは反撃の時がきてるかもしれません。

財務はそれほど悪くないですけどCFは弱く総合いい状態ではないですが、反撃が進むなら伸びしろとも見れなくもないですね。

評価。

全然低ROEであるのでPERはあてにならないとしてもPBR2.1ほどは絶対的には高評価となりそう。ではありますが、シリコンスタジオとしては低PBRだし、目先株価は日足レベルでは反転感もあり、わりと業績転換を折り込みつつあるようには。実際に業績転換なればもうちょっと伸びるは考えられますね。

でも業績転換ならずだとまだ下じゃないですかね?って感じ。なっても一時は上でも結局下かもしれない。

 

ヨネックス(7906)

スポーツ用品。

コロナで逆風かと思いきや

2022「すべてのセグメントで回復し、大幅な増収増益となりました。主に、バドミントン用品の販売が好調となった中国販売子会社の業績が力強く伸長」で今期計画もその勢いに準じた形に。

それで目先は好業績でROEなども伸びているんですがこれが一時とするか否かですね。

一応長期に成長傾向は見られます。1Qもまだです目先の4Qが過去最高っぽいですね。

あとはこう自己資本比率で財務も問題なくCFも安定的でいかにも堅調なスポーツ用品メーカーという印象。

やはり目先の好調が一時か永続的なものかを判断するところでしょうか。

PER16程度は2015年以降としては低い方の水準。まだ順調だとすると持つのもいいかもですね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

なんとか普通に過ごしています。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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