僕は絶望してるのです。
いや、絶望は言いすぎですががっかりというか。
うーん違うな。
これは覚悟がいりそうだみたいな話。
わかりにくいですよね。
高パフォーマンスをだすこと。
その虎子は虎穴の中にしかないというふうに感じてきているという話。
虎穴に入らずんば虎子を得ず
ということわざがあります。
敢えて危険を冒さなければ、望むものを手に入れることはできない、といった意味ですね。
投資においても。
このことわざが機能するのならば。
この虎子とはなんでしょう?
この虎穴とはなんでしょう?
自分はそれを考えていくと・・
虎子は虎穴の中にしかないやって気分になって虎子を持ち帰るのは覚悟が必要だなって気分になるのです。
虎子とは虎穴とはなんでしょう?
投資なら虎子は高いパフォーマンスだと思うんです。
虎穴とは危険な場所だと思うんです。・・これは補足ですね。危険な可能性がある。
ニュアンス的にはサイコロで1か2でもでれば虎に噛み殺される・・大損する可能性のある。という意味での危険です。ついでに言うと1か2が出たら噛み殺されるだけど1か2は出ないってなるならそれは危険じゃないになるよね?それは虎穴じゃないですね。だって安全じゃん。
要するに合わせて、危険なことをしなければ高いパフォーマンスは出ない。
です。
この記事を書いているのは2020年4月です。
高いパフォーマンスが出てる人はいるでしょう。
大きく損をしてる人もいるでしょう。
ちょんちょんもいるかもね?
高いパフォーマンスを得た人・・つまりは虎子を持ち帰った人で虎穴に入らなかった人はどれだけいるのでしょうか?
少しはいるのかもしれない。
けれど自分はこれ・・・あまりいないのではないか?と感じるようになってます。
虎子は虎穴の中にしかいないならそうなります。
虎子は虎穴にしかいないとして。
そう仮定しましょう。そうでない、虎子は虎穴の中以外にもいるよ!って人もいるかもしれないけどね。
でも今回は仮定・・いないなら。虎子は虎穴にしかいないなら。
そのときに虎子を持ち帰る行為というのは下の2つしかないはずです。
そこが虎穴だと知って虎子を持ち帰る行為
そこが虎穴だと知らず虎子を持ち帰る行為
自分は虎穴に入ることを否定するわけではないです。
でも入るとしても上のふたつでは違いがあると思うんです。
そして自分はそれは知った上でなされる方・・・後者がより上質な行為だと思うんです。
虎子を持ち帰った人に聞いてみたいと思うわけです。
その虎子が虎穴に居たことを知っていますか?
たぶんね。自分の言うことにピンと来てる人は少ないと思うところです。
自分の言わんすることなんて、虎穴に入らずんば虎子を得ずで終わることなんですけど、こういうことわざはなんか大きすぎてその意味を通り過ぎがちだと思うんです。
虎穴に入る意味の部分ね。
それがどういうことか。
こういう例え方はどうでしょう?
死ぬ弾が入ってるかどうかも弾がどれだけ入ってるかもわからないけど、駄目なら相当痛いレベルで傷つくことになるロシアンルーレットに早く手を出して自分の顔に撃ち込める精神性を持った人が大きな報酬を得るゲーム。
もちろん実弾出るなら痛いレベルで傷つくことになる。
そのゲームでの勝者・・つまりは早く手を出して自分の顔に銃を打ち込んで無事だった人は人は報酬を得るわけです。
これは例えで、実際にはそれは銃の形をしていない。
想像力のない人はそれが銃には見えないかもしれない。実際には弾が入ってるのにも関わらず弾が入ってないように見えるかもしれない。
そんな中で駄目な目が出たときの被害に想像力が働かぬまま無邪気に銃を撃って大きな報酬を得てる人はいると思うのです。
つまりそれがそこを虎穴と知らずに虎子を持ち帰った人です。
腑に落ちた気がしているんです。
虎穴に入らずんば虎子を得ずという言葉が。自分にもようやく。
虎なんていないだろうと分析予測立てようと。
虎がいても自分にはそれを交わすスキルがあるんだとか言ってみても。
結局大きな成果・・・虎子を得るためには
危険を犯す・・虎穴に入るしかないんだ。
それが予測できるのならそこに虎子はいない。
なんかのスキルでかわせるならばそこに虎子はいない。
虎(噛まれて手ひどい傷を受ける可能性)のないところに虎子はいないのです。
試されてるのは、分析とかスキルとかそんなうわっつらのものではなく、
駄目ならば手ひどい傷を受けることも受け入れる覚悟と勇気が試されてるんだ・・
虎子はそこにしかないと思うに至ったわけです。
虎子は虎穴の中・・覚悟と勇気を要求されるところ・・にしかいないのです。
そこが虎穴であることを知らないというのは、覚悟と勇気を試されるようなことを知らずに成果を持ち帰ることです。
自分はそれよりはそこが虎穴であることを知り、覚悟と勇気が要求されることを知った上で覚悟と勇気を試し克服した上で成果を持ち帰ることを上位に置くわけです。
あなたはその虎子が虎穴に居たことを知っていたのか?
自分はコロナの中で・・
安全で報酬の高い銃。弾の入ってないロシアンルーレットを探したんだけど、ちょっとこれがほんとに見つからなくてああ、そんなのないんだ・・くらいの感覚になってきてます。
大きな報酬を得た人も、中には違う人もいるかもですよ?でもだいたいどういうつもりで撃ったのかはしらないけど、実弾入りの銃を顔に向けて撃った人ばかりなように思えるところです。
まあこれは今回のコロナで感じた思った仮定の話で今後は変わるかもしれないですけどね。
しかし思えば似たようなことは今まで何回も。
今回はそれがより腑に落ちたという感じです。
自分が言ってることは
投資・・全部じゃないけど高パフォーマンスを得る部分の投資では特に・・そのゲームは覚悟と勇気・・つまり精神性を試すゲームなんじゃないか?と言ってるわけです。
それがほんとに覚悟と勇気を試すゲームであるなら、参加者はそれを知るべきじゃないでしょうか?
覚悟と勇気のゲームなのに分析とスキルのゲームだって思ってるのはどっかで痛い目を見る気がしませんか?
そのことを思って自分は絶望というかがっかりというか覚悟が要るなって思ってうへえとか思ってるわけです。
前途は多難なり。
まあ、高望みしなければそこそこの成果は残るとは思ってますけどね。
虎穴・・覚悟と勇気を試される場所・・に入れますか?
それを知らずにやるより知った上でやることは尊いですよね?