大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3267)フィル・カンパニー/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

フィル・カンパニーとその他

株価

1992円(人々は、空前の大ヒットを当てるがあとは続かず一発屋として忘れられつつある。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3267 4666 4809 5331
企業名 フィル・カンパニー パーク24 パラカ

ノリタケカンパニー

リミテド

市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 建設 不動産 不動産 ガラス土石
時価総額(億) 115.1 2697.3 164.2 450.5
株価 1992 1740 1600 3035
決算期 2020/11予 2021/10予 2021/09予 2021/03予
予想売上(億) 35.0 2,820.0 125.0 1,030.0
予想営業利益(億) (1.4) 135.0 17.5 0.0
営業利益率 -4.00% 4.79% 14.00% 0.00%
予想純利益(億) (1.5) 50.0 10.3 5.0
売上成長率(年複利/期間) 39.4%/6年 9.9%/14年 6.5%/14年 -1.6%/14年
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! -2.2%/14年 7.5%/14年 -16%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 102.7%/5年 -0.8%/13年 10.3%/13年 1.1%/13年
PER -76.73 53.77 15.43 87.54
PBR 4.18 8.68 1.03 0.43
ROE -5.4% 16.1% 6.7% 0.5%
ROA -2.8% 1.7% 2.9% 0.3%
配当利回り - 0.29 3.44 1.98
配当性向 #VALUE! 15.5% 53.0% 173.1%
総資産(億) 53.7 2957.8 356.1 1459.2
自己資本(億) 29.8 309.8 154.7 1006.7
自己資本比率(%) 55.5 10.5 43.4 69
一言感想 痛恨の一撃 痛恨の一撃 強めの一撃 停滞

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングでROIC20%以上、5年営業利益成長率10%3年売上成長率10%でスクリーニング(50銘柄)で、それを市場統計推移記録表にかけ2018/12/25と2020/12/25比較でPBRが低いもの(該当18銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは12年12月25日取得。フィル・カンパニー。駐車場の上部にお店をつくる建設。比較に駐車場。ゲストにカンパニー仲間のノリタケ

フィル・カンパニー

業績

駐車場関連だけど、駐車場のオーナーに対し駐車場上部の空中店舗を提案し、企画設計建設まで提供する・・建設業です。その意味で駐車場管理をしているパークやパラカとは結構毛並みが違うという部分はありそうです。建てて終わりかなあと思いましたが今期3Qで「のテナント誘致活動に注力してまいりました。実績としては、2020年3月から8月の間で46件のテナント入居が決定し、前年同期間23件を大幅に上回って」とか言ってますのでストック性もあるのかも。テナントの傾向はかなり変わってるようでもありますが、入居は好調なのに減収で赤字は「「開発販売スキーム(不動産投資家向けサービス)」においては、第2四半期に引き続き、投資家の投資意欲が消極的な状況が続き、適切な販売時期ではないと判断したため、第3四半期連結会計期間においても販売を行っておりません。」ここらへんですかね?

請負受注・・つまり工事案件も3Qで増えてるようですが金額では小さいのが大きいみたく売上では結構後退感ありますね。

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販売は止まってます。

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・・という感じにやはり後退ということで、コロナの影響となりそうですね。

建設は受注してなんぼみたいなところもあり、業績の連続性はどうなんでしょうね感もありますし、3Qで大きな減収に赤字まできてる中で業績が戻すと見るのも危ういかなあと思うところでひとまずはリセットして推移を見たほうがいい局面な気はするところ。

財務

資産は増えてきてていかにも勢いあるという感じの推移ですね。 今期3Qでも勢いは続き資産増。

ですが、現金が期初より40億ほどが21億ほどになってますね。これは赤字というよりは販売用不動産、仕掛販売用不動産の増加が主です。つまりお金使って不動産を買うあるいは建ててるけどさばけてないという感じですね。

負債も24億から30億に増えてて不動産が売れないとか大きく値下がりすると結構重くなるかなあ感は。まあ売れれば問題ないってところはありますが今は止まってると。

ちなみに有形固定はあまりもってません。つまり自前で不動産持って貸し出すというスタイルではないですね。

 

CF

 営業CFは案外出てる感じです。2017年はマイナスですが棚卸し資産増ですね。今期もより大きな規模でそうなりそうな趨勢。まだ危険というところじゃないですけどわりと不動産市況がかかわってきそうな趨勢。

 

パーク24

業績

 タイムズ様。

長期成長で赤字もなしで優良成長企業の鑑みたいな推移できてましたが、海外進出で近年英国事業買収も収益化に手間取り10月の通期決算で初めてとなりそうな営業赤字に海外事業の減損も入りBPSで585.37から200.55までふっとばす決算を通過したところで、わりと優良企業が一気に危機も漂う趨勢になってきててコロナ恐ろし感。

も、「第1四半期連結会計期間は堅調に推移していたものの、第2四半期連結会計期間から感染症拡大防止のために人の移動が顕著に減少し、各事業のサービス稼働に大きく影響を及ぼしたことにより売上高が減少しましたが、第3四半期連結会計期間には底を打ち、徐々に回復しました。第4四半期連結会計期間におきましては、サービスの稼働は感染者数の増減に多分に影響を受けたものの、各事業ともに第3四半期より回復」で、コロナでガッツリやられたけど目先は回復傾向で、計画では一応黒字確保。

も、計画の135億の営業利益は2011年程度のもので増収はあるけど10年ほど利益を押し戻されたという状況です。BPSなら200ほどは2006年くらいの水準。

数字としてはコロナのせいだけとは言えないけどパークの事業は一年で10年程度以上後退あるいは破壊されたとみなしていいと思います。

まあ計画は黒字ですし数年後はかなり回復で最高益更新とかしてるかもしれないですけどね。

 

財務

もともと自己資本比率などは高くもないほうですが今期で30%から10%まで。減損でキャッシュアウトでもないとはなりそうですが、これはわりと財務危機な水準です。 

中身としては現金は増えて固定資産は維持くらい。のれんが一気に減る形で資産は・・維持くらいですね。のれんが減って現金増えたくらい。で、負債は借り入れが大きく増加、借り入れが800億から1200億と増やしてる感じ。借り入れ1200億は流動資産より大きいので稼がないと死んじゃうくらいにはなってきてます。短期借り入れ<現金くらいではあるので稼げるなら当面は大丈夫そう。

・・・みたいな感じでコロナでのれん以外は資産は大きく傷ついた感じではないけど重たい重しは背負わされたくらいでしょうか。

 

CF

営業CFは出てます。458億くらい。ここは過去から落としているという水準でもなく、このへんは優良企業感あります。投資はさすがにしてる局面でもないってわけでかなり控えめにした感じですね。FCFレベルでは普通に出る感じで悪環境でこれということはわりと戦えそうな雰囲気です。 まあ当面は債務返済重視にならざるを得ないところはありそうですが。

 

パラカ

業績

 もちろんコロナでやられてるけど9月通期で黒字確保。計画もでてより回復するとしてるけど営業益で2014年水準くらいだね。

BPSは増やしてるし自己資本比率も維持でここはやられてるけど後退というよりは足踏み感ですね。いや、業績は後退なのですが。

コロナで被害もわりと上手く戦えてる感。

以下施策。

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当面の視点はコロナを抜けてもとの利益水準に戻るのか?成長軌道にまた戻れるのか?それとも市場環境自体が厳しくなるのか?くらいですかね。

 

財務

 コロナの中で固定資産増。土地など増えてるので駐車場は取得をしているとなりそうだね。というかしてますね。負債は増えてますが流動負債は減ってるくらいなので、堅調のはんいくらいじゃないでしょうか。純資産なら増ですし。

 

CF

 営業CFはさすがにマイナスもプラスを維持。まあ前期も売却益抜いたら前期より大きいとなりそうだというか有形固定取得はかわらず進めてるくらいだしなんというか平常運転感ありますね。

さすがに配当は維持ですが。でも維持です。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてあげ
週足でさげ
月足で噴火してさげ
確認。

評価・売買判断

フィル・カンパニー

テクニカル的には、いかにも吹いてその後終わってるという感じの推移。といいつつも、終わり続け下がり続けるというわけでもないだろうからどこかで下げ止まり反転することになることでしょう。それを2020年8月1484に見るか?という話ですかね。

とりあえず1484で反転を見せてますが週足以上でみるとまだ全然反転とも判断し難く1484を抜けて下落トレンド継続のシナリオを見てたほうがいいかな?という感じですね。というわけで底は1484。上場来安値1305を見るのもいいですけどね。


ファンダ的には、勢いよく来たが目先、コロナで急ブレーキがかかってる”建設業”さらに賃貸というより販売色が強い”不動産業”。

業績の連続性もなく、また目先在庫を大きくためてきてる状況でこれがスムーズにさばけるか?どうかがわりと問われそうなところ。スムーズに売れるなら問題はないですが現在は止まってます。財務もあまり良くなくこの辺も売れないとちょっと苦戦しそうな印象。まあ空中店舗や土地活用とかで見るべき点はあっていかにも好まれそうだみたいなところはありますが。

評価。

PBRで4ほどは下がりましたね。って感じフィル・カンパニーとしても低い水準。も、独自性のある成長企業というみるとありかもしれないけど、建設よりで不動産販売よりとかは普通にシクリカルで成長もしないその種の企業と見られるとこの評価は過剰と見るしかないかなあとは。とりあえず現在成長は止まってます。

さてどうしましょうか。

 

パーク24

業績財務ではかなりやばめなダメージも負った印象の一年でしたが、CF見ると稼ぎはたいして傷ついておらず、投資を控えめにしてれば余裕でFCFでて増えた債務返済もできそうというか現金も積んでるので意外に復活は早いかも。傷ついたけど自活能力自体は傷もなくその能力自体もハイレベルでやっぱり優良企業だねえ・・って感じ。

評価。株安といえどまだPBR8程度でこれはパークとしても高い水準でこれをどう考えるか。BPSものれんで飛んでるのであまりPBRで高い安いを判断すべきでないもそうかもしれない。でもPER54ほども利益を戻す前提でPER25ほどをみるとしたとき、EPSは70ほどでこれは2014年程度の水準。2014程度の業績回復を見るならフェアくらいにみるとか。それ以上を見込むとするなら入るとかは考えられるね。いずれにしても判断は(投資判断が)難しい局面に思えます。

 

パラカ

業績は後退も、財務やCFは後退という感じでもなく通常運転だし、財務というかBPSなら進歩くらいで、たまたま環境よくなく今年は業績よろしくなかったねくらいの調子に見えます。そのあたりはかなりダメージを負ったようにも見えるパークとは違うところかなと。

駐車場環境が悪化で業績は厳しいのが定着も考えうる未来ではありますが大きな悲観をするのはまだ早いかなという印象は。

評価次第。

PBRで1ほどは2016年以降としては低い方。2015年以前を見るともっと下もあるといいうところで、上も下もという評価になりそうですね。業績があまり回復しないなら下も見てたほうがいい気はするところです。まあでも考え方次第かなとは。

 

ノリタケカンパニーリミテド

 高級陶磁器、砥石の最大手。食器から工業機材やらいろいろでわりと多角化。食器はブランドも赤字みたい。

長期で成長感もなくわりと薄利で低ROEかなあってところだけど赤字もリーマンあたりくらいでその他は地味にBPSくらいはのばしてるくらい。

近年は地味に自己資本比率をあげて財務改善。CFも普通に出て投資してFCFでてると地味だし低収益だけどしっかり稼いでいるくらいの企業。

今期2Qで赤字。も微垢くらいだし通期では赤字は避けるとしてるね。これはリーマンあたりよりはマシな趨勢ですね。財務余力などもついてますしこのあたりは地力が上がってるとも見れなくもないです。

な、中で0.43とかはわりとあまりみれない低評価ですね。環境がもっと悪くなり赤字まで落ちるとかまでも考えられなくもないけど、待ってれば見直されるきもするしそれまで十分会社も耐えそうな?ってところは。いやとても地味な投資になるとは思うけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

本日で2020年の株式市場はおわりました。

お疲れ様でございます。

しかしそんなことには意味はなく意味をつけるのは人でございます。

その中でどんな意味を付けるのでしょうね?

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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