大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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毒食わば皿まで

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2020年は市場は暴落に包まれてました。

暴落というのは普段あまり見ないものを顕にします。

そんな市場とみんなの様子を見ながら思った暴落対応の話。

これと一緒にどうぞ。というか以下の続きですね。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 上の記事のように考えた上で自分はこのような方針ですよなんて話。

 

暴落と言うかパニックの中での立ち振る舞い。

以前のエントリーで以下のように考えました。

パニックとは”わからないの加速”。

 

判断基準の喪失。船を留め置く錨の喪失。

あらゆる予想予測はその信頼性を減らす。

冷静にその時は正しいと思ってした行為があとから大きな間違いにもなる。

 

自分がわからないならどうするか?

みんなもわからないならどうするか?

予想や予測がまるで当たるかわからないならどうするか?

 

さてどうしようか?


株価なら自分はわかりません。そして分かる人もいないのでしょう。

予想をすれば当たる人は居るでしょう。

しかし当てられる人はいないんじゃないかな。

そうでないならおそらくそれはパニックではない。

自分はこれはみんなわかってないや。故にいつどれだけ上がって下がるなんてわかんないやって考えるに至ってます。

故に根本的には予測は当たらないというスタンスで臨むべきだと思うんです。

  

予想なんて当たらないならどうするのか?

 

自分はだいたい以下のような方針でいこうと考えてます。

予想は当たらない。ならばどうするか?

そしてそうならこれだけは気をつけないとな・・って思う点があります。

大きくは2つです。

 

まずは往復ビンタを食らわないこと。

 

上がったら買って、下がったら売るみたいなこと。わからない中でそれを続けるなら無限というか資金が尽きるまで損し続ける事ができるからね。

それだけは避けなきゃいけない。

故に往復ビンタだけは避ける方針。

 

単純単純。以下くらい。

・株安した銘柄しか買わない。なんなら年初来安値以外はスルー(それの近辺なら許容するかもしれない)

・株高した銘柄は買わない。既に持ってるものなら取得単価をあげる買い方はしない。

・乗り換えはするけど基本的により下がってるものにしか乗り換えない。

・損だしなど取得単価を下げる行為は積極的に行う。(より買いまし基準が厳しくなるはずです)

 

端的には逆張りの徹底ですね。

 

もうひとつはいまの株価に納得するものしか買わないということです。

 

今の株価に納得したら買う。価値に対して株価が納得すれば買う。転売はできないとしてもいいとした株価なら買う。

そういうことです。

この視点においてはさらに株価が10%下がっても大丈夫とできないといけないと思うよ。もちろんマイナス20%でも30%でも。

この視点ではレバレッジはかけられないはずです。

価値に納得してその株価で買っても他の人が株価を落とせば破綻があり得るからです。

 

 このあたりは関連。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

しかしレバレッジをかける人もいるようだね。

その人はわかってるのかな。それはわからないパニックの中で、出る目によっては死ぬ可能性を受け入れたということなんだけど。

運が悪けりゃというか他の人の行動によって死ぬ可能性を受け入れたという意味なんだけどね。

 

この2つのスタンスです。

・往復ビンタをくらわないようにする。

・ 価値に対して株価が納得すれば買う。転売はできないとしてもいいとした株価なら買う。

 

後半のほうがより重要ですね。

後半は言い換えると以下ですね。

サイコロの目が何が出ても構わないと思えるほど今の目が気にいるのなら手を出すのも良い。

未来のサイコロの目は不明・・わからないですが今目の前のサイコロの目は手を伸ばせば自分のものにできます。

 

そして予想するというスタンスになりたくないと考えています。

それは市場を上回らないと往復ビンタを食らうという意味になる。

市場に勝負を挑むことは市場に上回れないと罰を受けるということになるでしょう。

 特にパニック時に合理など通じない。そこで市場に上回ることができるのか?

きっとできないと思うんです。

 

予想はしないというスタンスも加えると結局3つですね。

予想はいらない。覚悟は必要かもしれない。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

だから出されたものは全部喰らう。

 

それが毒であろうと。 

 

価値に納得し株価に納得するのならそれを買う。

それでそれが毒になろうと全部食べる。

もっと良いものが見つかるならそれも乗り換え。

予想には頼らない。当てようとしない。出されたものは全部食らう覚悟を持つ。

 

 以上の方針を突き詰めようと。

その過程でパニクった市場に酷い株価や資産評価的に酷い仕打ちをうけるかもしれません。その毒も。

価値の毀損も起こるかもしれません。しかし投資家は信じた選択がそうなるならその毒も飲み干さなければなりません。その毒も。

 

その毒全部食らってやろうと思います。

毒食わば皿までです。

まあレバレッジはかけません。

これは自分の立てた方針です。

真似しろだなんて一言も。

 

あなたにはあなたの答えがあるはずです。

あなたはあなたの答えを探してください。

 

その中で自分は今の所は、このように答えを出そうとしてますよって話でした。

自分だってこれが報われることになるかはわかりません。

迷いも反省点もあるし方針をひっくり返す未来もあるかもしれないしあるいは大間違いの大敗北で退場する未来があるのかもしれません。

実際にショートでヘッジかけるくらいは考えてますのでやっぱり未来はわかりません。

 

それも含めて毒食わば皿まで。

その気持ちで投資に向き合っていこうと考えているわけでです。

だから今はだね。

 

かつてと近い感じ。

このときは結果的には大勝利でしたが今回はさてはて。

以前と似たような感じで進歩もあまりなく残念かも。

今回のほうが厳しく感じてますので成長してよりハードモードに挑戦とも言えるかも。

いつか来るかもしれないハッピーエンドの糧としたいところですですね。

ただの願望ですが。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

自分の答えは毒食わば皿まで。

あなたはどんな答えを出しますか?

 

 

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これも考えてるけど今回は触れる流れじゃなかった。

kamomenotoushi.hatenablog.com