大河の一滴

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パニック時の立ちふるまい

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パニック相場です。

 2020年の2月からはコロナショックと言われるだろうパニック相場の最中にあるのではないでしょうか?

その中で自分はパニックとはなんだろうとか考えたりしてました。

そうなったらどういう方針を立てるのがいいのだろうか?

そして自分はどう振るまうという方針をたてたのか・・・といいつつ今回はそこまではいかなく問題提起までなんだけど。

そんなお話。

 

パニックとはなんでしょう?

パニックの中で自分は他の人の振る舞いを見ていました。

もちろんほんとうの意味でどうしたらいいのかわからず怖くて株式を投げたりあるいは何もできず祈ってるとかの人も多いのでしょうけど、自分にはわりとこう思えたんです。

 

意外にみんな冷静だ。

 

そうです。わりと冷静なんですよね。

だから自分はわりとパニックという現象が何なのか?ということに修正を加える必要がありました。

 

パニックとは別にそこにいる人が冷静でなくなることではない。

 

いや、もちろん冷静さを失ってる人も多いでしょうって。

しかし案外人はおそらくパニックだったと言われることになるこのコロナショックの中においても滅法冷静である。

そして気づいたことは、その冷静な人々の言うことが様々で頻繁に真逆にもなるということです。

いろんな人がいますね。

もう落ちたからこれ以上は落ちないと強気な人。

早々にポジションを落とし駄目そうな理由を多々上げて弱気な人。

値動きや騰落レシオや日経PBRなどを挙げてリバウンドを狙いに行く人とか。

まあいろいろ。

 

 より多様な意見がでてよりまとまらない。

その意見の幅がすごく広まる印象を受けました。

 

しかし皆さん、本当のところは知りませんよ?でも見た目ではわりと冷静に見える印象でした。冗談だって言えるし、言ってることがちぐはぐで日本語にもなってないなんてことなんてなさそうです。

きっとみんな滅法冷静なんです。

でも冷静な様に見えると同時に意見には幅が出てくる。

 

パニックでは・・

案外みんな冷静である。

しかし皆の判断はいつにも増してバラバラになる。

 

なぜだろう?

もちろんわりと冷静でバラバラなそれぞれの意見は未来から見れば正しくなったりあるいは間違うはずです。ときにはというにはもっともっと大正解や大間違いも多く出てくるでしょう。

 

なぜだろう?

自分はそう考えてましたがひとつの納得できる答えがありました。

 

わからないの加速。

 

パニックとはこのわからないの加速とすると色々納得できたわけです。

わからないの加速、基準の喪失。

これがパニックの本体だと思ったわけです。

 

答えはわからない。わからないが正しい答え。

パニックとはわからないの加速とするとわからないはずなんです。

それがそこで反転するなんて。

コロナの影響も企業業績も株価もどこまでいくか?など誰にもわからない。

であるときに株価ならどうなるでしょうか?

きっといつもより揺れ動くと思うのです。

船を留め置く錨がなくなってるからです。

 

騰落レシオでも何でも指標で他にも逆指標でもそれを見てパニックが止まるパニックなどパニックではありません。

 そうやって、ダウなら一日に1000ドルさげて1000ドル上がったのではないでしょうか。

それは嵐の中で錨もおろさない船のようなものです。

 

つまりはわからないの加速こそがパニックなのです。

そして基準が怪しくわからないのなら株価なんていくらだっていいわけです。

 

パニックとは人が冷静さを失うことじゃない。

冷静であっても判断が正しいかわからなくなることなんです。

基準があやしくなる。なくなる。

 

なんというかそんなわからない中で株価を当てようとするのが愚かなのではないでしょうか?

軸となるものが頼りなくなり基準を失いわからなくなることがパニックであるのなら。

あらゆる予想予測はその信頼性を減らすことになります。

そんなわからない中の株価なんてどこだっていい。

そしていつもなら取るに足らないニュースも溺れる者は藁をも掴むで怪しい基準になったりする。

だからみんな冷静でもダウは一日に1000ドルさげ1000ドルあげるのです。

 

改めてパニックとは難しいものだと感じるところです。

おそらくみんな想像以上に結構冷静なんだと思う。

本当の意味で冷静さを失う人は少ないように見えます。

そして冷静でいながらあとから振り返ると愚かなことをするわけです。

 

例がないと難しいですかね。

例えばコロナウィルスでマスクが品薄になりました。

このとき念の為、多めに買うというのは冷静な判断下で行われる事です。

ある意味より高い値段で転売ヤーから買うことも冷静さを喪失した事による行為とも言い難いでしょう。

しかしあとから振り返ると非常識に高い買い物をしたとかになって愚かだったなとなったりする。

そういうことです。

 

これはとても厄介です。

パニックとは冷静さが失われるというよりは、はるかに冷静さを保ちながら誤ったというか誤りになる行動をするという色の方が濃いと言えるからです。

これはそのときにそれが間違いになるかわからないというより正しいと思われる選択が間違いになるというものになりそうです。

 

故により厄介です。

パニックとは冷静さを失うことだという結論よりこの結論はより厄介な結論です。

だって冷静であっても解決にならないから。

冷静さを失うことではなく、正しさの基準となるものが怪しくなるのがパニック。

冷静であってもその判断が正しいか怪しくなるのがパニック。

冷静にその時は正しいと思ってした行為があとから大きな間違いになるのがパニック。

 

そのときに冷静であることはあまり処方箋になりません。

 

そんなパニックの中でどう振る舞えばいいのでしょうか?

これはこれが正しいというやり方もないと思いつつあるというかというか・・・

人によってその形が違う。

例えばかもめのやり方が正しいかどうかわからないけど、あなたにはあなたが振る舞うべき正しいやり方というかより良いやり方があるのではないかと思うわけです。

そしてある人のやり方は合わない人の方が多いのではないかな?とかは思います。

 

なのでその方針はあなた自身で考えないといけないと思うんです。

あなたが考えてあなたの最適解・・かどうかはわからないけどそれに近づく努力は必要なのではないでしょうか? 

 

自分がわからないならどうするか?

みんなもわからないならどうするか?

予想や予測がまるで当たるかわからないならどうするか?

 

そうして考えてする準備が、わからない中でわかろうとして予想や予測で対処しようとする人と差がつくポイントになるのかな?とか思ったりするわけです。

かくいう自分はどのようなことを考えて方針を立てたかというとそれは別のエントリーで。

 

 今回これの関連。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

あなたはパニックをどう考えますか?

その中であなたはどう振る舞いますか?

 

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