
損切りが話題です
といえば、どこかで話題になってるのが思い出されるくらいは定期的に話題になる投資の話として損切りの是非というものがあります。
これを書いている2025年12月時点でもXで話題になったし自分も少々言及しましたが、そういえばちゃんと損切りについて考えをまとめたことはないかなということで改めて考えをまとめるというエントリー。
GPTに内容まとめさせた絵をかかせた。
だいたいこのような内容。

考え方といっても実は損切りの話題は決まった結論がでることはありません。
なぜなら人によって答えが違うから。
損切りが話題になるために、損切りするな!いいや損切りすべきだ!みたいな論者がするべき、すべきでない双方から現れコンセンサスが形成されることはないし、今後も形成などされないでしょう。
まず事実・・と言っていいと思うけど、損切りすべきと損切りなどするなはどちらにも強い支持者そして強い論者がいるようなどっちでも正解なところがあります。
正直どっちでもいいんですよ。
損切りするとかしないとか。好きな方を採用しろ
って部分は結構あります。
ただこれは損切りするかしないかを自由に決めろという話ではありません。
実はわりと損切りするべきかしないべきかは正解があります。
損切りするべきか、しないべきは人によるんですが、言い換えると手法や状況によってするべき行為が違うということです。
ある手法をとる人のある状況によっては正解らしきものがあります。
要は損切りは価値観の問題に見えるけど、実際は資金管理上の「破綻回避」と手法の「狙い」の問題なのです。
損切りするしないで手法を変えるのは不合理ではありますが、損切りしたくないなら損切りをあまりしなくて済むという手法はありますし、そういう手法を取らないとってないなら損切りすべきときにしないのはきっと長期の投資成績をさげるあるいは致命的な損失を被るケースにもなり得ましょう。
というところで、今回はこういうケースでは損切りをするべき、あるいはしないほうが良いという考え方をまとめようという試みです。
まずはポイントは2つでしょう
まずは損切りすべきか否かは人次第で答えが違うのですがその人が損切りしたくないかとかしたいかというよりはなくその人が取ってる手法や置かれてる状況で決まってきます。
その状況が整理されればわりと損切りするべきか、しないべきかは大きく違わないでしょう。
その大きなポイントは以下であろうと思われます。
第一に資金管理面
身というか財産を守るための損切りというものがあります。
失ったら致命的になる損の可能性があるならそれは未然に防がなければなりません。
これは許容できる資産減も人によって違うはずです。
ある人は、資産の10%かもしれませんし、ある人は資産の50%まで許容できるかもしれません。経済的に必要な支出ができなくなる借金を抱えるという面で許容できないラインかもしれませんし、冷静な判断力を維持して正常な投資判断を続けられるか?というラインかもしれません。
いずれにせよその許容ラインを越えたらもうダメなはずで、故に損切りも含む資金管理はその前、もっとそのラインのはるか前に実施されるべきです。
その許容できる資産減とはその人の置かれた状況や、その人の性格的資質にもよりそうで、ラインは違うはずです。故に損切りするべきかは他者のラインがあなたがとるべき適切なとは限りませんので、あなたも自分の許容ラインを考え用意し実行するべきではないかとは思います。
損切りは嫌だという人は多そうですが、レバレッジなどかけていたら最悪追証や借金までいって文字通り破産まであり得るケースもあるでしょう。それはやはり防がねばなりませんし、ポジションを手仕舞えばその取引でそれ以上損することはやはりありません。損を限定できるわけです。
しかしながら現物のみで、他にも貯金やキャッシュポジションなどがありそれがゼロになっても致命傷にもならないとかであるなら、極論損切りは不要とも言えますし、ここでいう許容できない損とは資産や投資全体の話であり個別の取引ではないはずで、最初から買う量が全損でも許容できる範囲なら実際問題損切りは不要とは言えます。
損が許容ラインまで行かない、行くことが想像されないなら別に損切りは資金管理面では必要がないわけです。
なところですが参考。財産とか身体的には平気かもだけど精神にくるかもなのであんまり損はしないほうがいいとは思ってます。
第二に狙い面
これは手法と大いに絡むところですが、その投資をするでもポジションを持つでもそれの狙いや持つ理由があるはずです。
持つ理由がなくなったから投資をやめるポジションを解消するという話です。
例えば優待目当てであるなら例えば優待廃止が損切りの理由になるわけです。
その時に利益が出ているなら利確、損であるなら損切りになるわけです。
他には狙った値動きがあったけどそうならなかったとか、企業成長を狙ったけどそうならなかったとか。
持つ理由があったから持ち、その理由がなくなったので手放す。
それだけの話です。
ですが、これを恙無くやるためには持つ理由や狙いが明確である必要があります。
それが不明確だから含み損になったときの対処がうまくできないわけです。
その投資や取引に狙いはありますか?
これはないといけないと思います。いやほんとに。それが明確であるなら含み損になったときには、その狙いをまだ狙えるかを見直してまだ狙えるとするなら損切りする必要はないし、もう狙うのは不適当だとなるのなら損切りになるわけです。
狙いが不明確だともちろん狙いを考え直し持つべきか判断を下すかどうかに答えはでないでしょう。
狙いもないのに買って含み損になって損してるものを漫然と持ち続けのはダメとはいいませんがそれは儲からない利益にならない行為です。
な、ところですが、第一の理由のほうが優先すべきだとは思います。狙いが明確でその狙いに向かってるとしても、株価が下がることはあるし狙いを達成する前に致命傷を負う、許容できない含み損になったり、あるいはレバレッジなどかけて追証や借金までいったら狙い所ではないからです。
この意味で狙いはまだ狙えるとしながらも資金管理的な理由でポジション撤退や損切りを受け入れないといけないケースもあるでしょう。
まとめると損切りが必要なのは・・・
第一に資金管理の一環で損失を許容以上のものにしないため。全損でも損失が許容できる範囲なら別に損切りする必要がない。
第二にその取引や投資の狙い。狙いが機能しなくなったらもう持つべきではないので、撤退すべしで、そこで利確か損切りになる。
以上です。
さらにこの視点が重要だし必要でしょう
損小利大にすること。
投資は原則として利益を出すためにやるものでしょう。
なので結局は大きくは損切りするのが投資に貢献するかどうかだと思うし雑なこと言えば儲かってるなら損切りなんていらないわけです。
ただ逆を言えば儲かってないなら損切が必要だという話でもあります。
そして儲けるために必要なことが損小利大です。
損小利大とはなんでしょうか。
損より利益のほうが大きいであるし多いかもしれません。
これには利確より損切りのほうが早い必要があるでしょう。
PFをみれば持ち株が含み損より含み益のほうが大きいつまり証券口座は含み益になってるはずです。
PFという花壇には花を残して雑草は引き抜く抜かれてる状況であるべきです。
これらは実は定量化できます。
損より利益のほうが大きい/利確より損切りが早い
ペイオフレシオ/リスクリワードレシオ:勝ち取引の平均利益 ÷ 負け取引の平均損失で1以上
勝ちが負け多い
勝率:取引勝率50%以上(確定取引だけでなく未確定取引も計算に入れてください)
証券口座は含み益になっている
勝率とペイオフレシオはトレードオフな面があり、両立する必要はないかもしれませんが両方悪いのであるなら、証券口座は含み損になってる可能性が高くそして損切りするべきものを損切りできてない可能性が高いです。
どうでしょうか。
持ち株の含み益より含み損のほうが大きかったりしませんか。暴落時など致し方ないときもありますが、いつでもそのような場合だとするならあなたは必要な損切りをしてないあるいは伸ばすべきを利を早めに摘みすぎていると言えるでしょう。
そしてこの損小利大はどこまでバランスです。
利益がより大きければ損も大きくてもいいです。利益が小さいなら損はより小さくなければなりません。
損失<利益になっていますか?
これは確定も含めていいけど、含みを除外してはなりません。
花壇をボロボロにしておいて、抜いたのは花ばかりで儲かってるとかはありえません。
原則として花より多く雑草を引き抜いてることが必要です。儲けるためには。
ちなみにですが、大きく勝ってる人はだいたい勝率よりは値幅で勝ってる印象で、すごいパフォーマンスを出してる人が勝率では20%30%台とかは結構聞きます。
勝率低いのになぜ勝てるかといえば、勝ってるもので大きく勝ってるからです。勝てない人は損切が遅いところはあるかもしれませんがそれ以上に利を伸ばさず早く狩りすぎているという面はありそうです。
まとめると・・
資金管理として致命傷を防ぐような買う量を調整する資金管理も含め損切りは必要で、その上で狙いや持つ理由を明確化し、持つ理由がない狙いを達成できないものは売るべきだし、その上で損小利大になってる・・いや、損小利大にする必要があります。
この辺を押さえればあとは自ずとだと思いますが・・
一応損切りが必要になりにくい、なりやすい手法というのはあると思いますのでここであげておきます。
手法というか狙いというか損切りするべきになりにくいものはあります。損切りしたくないのであるなら、そういう手法をとるというのは一つの手です。
ただそれは損小利大の範囲で、利確はよりしないものになるはずで、損切りしないは利確しないとセットです。
損切りがあまり必要にならない手法や狙い。
・インデックス
インデックスは端的には持ちっぱによるプラスサムを狙う手法であまり株安で売るに適さないところがあります。インデックスなら安くても高くても買い続け持ち続けるを前提にしてそうだし、実際に株安や市場全体の景気後退などはあっても倒産や上場廃止などが考えにくいわけで、安くなったら買っていずれを待つが機能しやすいです。
・優待や配当狙い
配当優待もプラスサム狙いは同じくで株安自体はもらえるものが減ることを示さなく、狙いが消えません。わりと減配とか優待廃止とかでないと損切りの必然性がなく故に損切りはあまり必要でないでしょう。
こう言わないとしくじる人も多そうですが、優待で利回り5%でいいとするなら本当に20年5%もらって回収することを狙って持つような狙いの場合はです。年5%でいいという狙いが崩れないのであるなら売る必要ないですよね。当初の狙い通りなんだから。
しかしこれは同時に2%狙いをしてもいいけど50年かけて回収を本当に狙うのですか?というところは考えるべきでその意味で利回りなどはそれなりに基準に設定されるべきです。配当なら増配前提を絡めるとかですね。
・安いを狙うバリュー投資
安いを狙うバリュー投資に関しても株安自体は安いの加速であり、買う理由こそ強まるも株安は売る理由には基本なりません。ただ安いとした前提が変わったり間違いだったとするなら狙いが消えたうえで大きな損切りになったりしうるし、安いとした判断精度が低いと大きくときには致命傷まで損するかもしれませんので損切りとしないするなら代わりに投資判断精度は要求されるところはあるでしょう。
あとはこれらは株価で逆張りになりがちですがそれも狙い的に安くなると投資妙味が増すという構造になってるが故です。
損切りが必要そうな手法や狙い
・テクニカル等値動きを見ての順張り
・モメンタム
・カタリストなどをみての株高狙い
まあとめていきますが、このへんは狙いそのものが株高になってるはずで、それが損になるはすなわち狙いを達成してないとなりそうで、損切りが必要だということになりますね。
あと重ねてですが、利確は損切りより遅く大きくないとだめです。
この辺は狙った株高を達成しないと損切りするべきですが、それをどこで判断するべきかなら、利確より早い判断であるべきだし、利確が伸びるより早く損は摘み取られるべきです。
損小利大でないと投資トレードは儲からないのですから。
以上くらいですが損切りできない人のために一つのテクニック的なものを
損出しクロスですね。
信用口座を開く必要もあるし通年利益が出てないとお金は帰ってきませんが、含み損はわりと損出しクロスしてしまうといいと思います。
通年利益なら税金が返ってきます。あるいは後の確定申告で税金が減りいずれもお得で、かつ口座から含み損が消えるので精神衛生にもいいでしょう。
これで冷静になるなら改めてそれが狙いをあるのか達成を目指せるのか判断しないなら撤退とか量を減らすとかもやりやすくなるでしょうし。
税金返って来なくても損益通算で翌年以降有利になるはずだし、いずれにしてもキャッシュアウトもないはずで、できないとかないはずだし。(信用含み損は別なところありますが)
以上です。
それを損切りしますか?
それが悪化しても身を守れますか?
狙いは達成できますか?
損小利大になっていますか?
記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
![]()
投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。
※有料部分の中身はありません。